音によっては何とも言えないほど美しい―― 目に見えるどんなものよりも遥かに美しい。 例えば 暖炉 の前の敷物の上にいる ダフィのゴロゴロという音 ―― 火がパチパチいったりシューッといったりする音 ―― 羽目板の後ろでどんちゃん騒ぎをしている 鼠達のチューチューという声や がりがり引っ掻く音など。 こうして自分の部屋に1人でいるのが私は好きだ。 鼠達も楽しく過ごしているなと思うと嬉しくなる。 又私の 小さな所有物 からも非常な喜びを感じる。 これらの物は他の誰にも何の意味も成さないのに 私には 特別の意味 を持っている。 【「エミリーはのぼる」 第16章】 |
起床時には一旦、日の出を見たものの、
今日も昨日同様、不安定な天気になっています。
相変わらず気温も低め。
そう言えば、被災地は雪なのだそうですね。
映像で見たのですが、折角咲いた桜も寒さに震えているように感じられたものです。
こちらもちょっとだけ冬に逆戻り。
ストーブの上では久し振りに
お湯の沸く、シューシューという
音だけが聞こえて来ます。
上記の暖炉のように、
パチパチ、シューシューという
音こそ聞こえませんが、
確かに感じる “火” の存在感。
エアコンにはない温もり。、
ストーブの好きな理由かも知れません。
それにしても静かな昼下がり。
そんな少々、後戻りした時間・・。
今日は、これも大好きな硝子に拘った、
お茶時間と致しましょう。
好物の 「丸福珈琲店のプリン」 も
ありますから。今日は薔薇茶で。
白鳥の硝子の置物にはポプリを。
「カレープラント」、「セージ」 等など。
仄かな香りを醸(かも)し出しています。