【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】
「年寄りのえらい伯母がいつも言っていたが、 物事はなるようにしかならんし、 又、起こらんはずの事が起こる事も時にしてある、 という事を僕は信じるね。 で、そういう時機を得ない出来事が 物事の順序を狂わせるんだ。 【「果樹園のセレナーデ」 1.】 |
起床時こそ薄日が射していたものの、
午前9時半頃から雨がポツポツ。
天気予報通りです。
ごく弱い小ぬか雨。
桜、こちらはまだ満開では
ありませんので、この位の雨なら
大丈夫だと思うのですが、
この処の暖かさで開花のスピードが
増したようで心配です。
ところで昨夜の震度6強の
地震には驚きました。
宮城沖を震源とする度重なる
地震に不安は募ります。
よもや、1000年前の
貞観大地震 の時のように、
富士山の噴火なんて
ないでしょうね。
【「花韮(ハナニラ)」】
さて、昨日のように水色の空に淡いピンクの桜は、
日本人で良かったと思う瞬間ですが、翻って拙宅の庭は今、瑠璃色の花で満開です。
「匂い菫(ニオイスミレ)」、「ヒヤシンス」、そして「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」。
蔓日々草は、葉っぱが斑入りと、そうでないものの2種類がこぞって咲いています。(写真)
ただ、こちらの花、全草有毒なのだそうですね。
「毒人参」 や 「トリカブト」 などのように名前が怖そうなものだったり、
「洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)」 のように見るからに
毒々しいものでしたら “なるほど・・” ~なんて納得するのですけれど。
そうそう今日のタイトル、何の意味もありません。
瑠璃色という上品で素敵な言葉の響きと、
花言葉というロマンティックさと詩的なイメージで、単に言葉を羅列しただけです。
ただ、この蔓日々草、ヨーロッパではこんな言い伝えが・・。
これを身に付けていると悪いものを寄せ付けず、
「繁栄」 と 「幸福」 をもたらせてくれる・・という言い伝えがあるのだとか。
常緑で枯れない事から不死の力や魔力があると信じられていたようです。
今の日本にも、ちょっと必要ですね。