【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

風に揺れる香草の花

2011-04-19 16:50:16 | ハーブと香り雑学






「あたし、いつだったか、魂は花のようなものだと
書いてあるのを何かで読んだわ」
とプリシラが言った。
アンは、「それなら、あんたの魂は金色の水仙よ。
それからダイアナは、赤い、赤い、薔薇だし、
ジェーンのは林檎の花、
ピンクで、健全で、優しいのよ」
「それでは、あんたのは、芯に紫色のしま
入っている白菫よ」 とプリシラが結んだ。
ジェーンはそっとダイアナに、
あの2人が話している事が何だか、
本当は分からないのよ。
あんたは分かる?
 と囁いた。
                   【「アンの青春」 第13章】


   今日は少々、
  不安定な天気になっています。
  
   カ~ッと太陽が照り付けたかと思えば、
  俄かに暗くなり、ザ~ッと雨。
  
   午前中は、そんな事を繰り返しながら、
  一時は遠くで雷ゴロゴロ。

   さて、いち早く春の香りを届けてくれた、
  「匂い菫」 や 「ヒヤシンス」、
  そろそろ終わりでしょうか・・。

   その代わりに咲いたのが 「フリージア」。
  フリージアって早春のイメージが
  ありますが、今頃咲くのでしたっけ。

   やはり黄色の花が、
  1番先に開花したようです。

   黄色って、幸せ色と同時に元気印の
  イメージもありますものね。
  日々変化のある4月の庭です。




【野生化した「ムスカリ」】

   ところで風に揺れる花・・と言えば、どうしてもハーブのような繊細な花ですね。
  そうそう、「花韮(ハナニラ)」。(2枚目の写真)

   あっち見たり、こっち見たり、俯(うつむ)いたり、斜めに曲がったり、自由気儘(まま)。
  この花ばかりは、“私は自由人よ~” という風情。

   それに花の色も大好きな薄紫色。ただ名前が気に入りません。
  葉と球根に韮のような匂いがあるからと言って、花韮なんて。
  英名は、「春の星花」、こんなに素敵な名前ですのに。断然、私は英名派です。

   それにしても。上記の “話している事が何だか分からない・・” 云々(うんぬん)。
  まるで自分自身を見ているようです。やはり アン 同類 のようです。