

今宵は十五夜。仲秋の名月ですね。
有り難い事にこのお天気でしたら、
美しいお月様を眺められそうです。
そう言えば、アン はお月様が大好きです。
この季節の 『アンの世界』 の美しい情景を如実に表している記述があります。
それにしても、もうしばらくすると大好きな 「紫苑」 の季節なのですね。
“・・・しかし、秋も美しかった。
暗青色の湾から吹く風や素晴らしい
仲秋の名月 を楽しむ事が出来た。
窪地には抒情味豊かな 紫苑 が咲き、
林檎が鈴なりの果樹園からは子供たちの笑い声が響いて来た。
上グレンの山の牧場の夕べは澄み渡り、
銀色の鰯雲の空を黒い鳥が渡って行った。
日が短くなるにつれ、小さな灰色の霧が砂丘を静かに

【炉辺荘のアン」 第10章】


今、世の中は、エコブーム、真っ盛りですね。
その前に。
今日のタイトルの 「三つ編み」 は、髪の毛の事ではありません。
皆さんは、伝染の入ったストッキング、どうしていらっしゃいますか・・?
靴など磨いたり・・革製品の手入れにいいようです。
そして水道の蛇口なども、これで磨くとピカピカになります。
しかしながら、そんな風に使っても、しれたもの。となりますと・・。
アン の 部屋にも敷いてあった、三つ編みの床敷きはいかがでしょう・・?
そう、グリーンゲイブルスのアンの部屋の唯一のアクセサリーだったという・・。
尤も、アンの時代のそれは布です。
そして勿論、その時代は残り布や古くなっても捨て切れない、
ワンピースなどの布地を使って作られたと言います。まさにエコですね。
それもいいのですが、ストッキングで作るのは、より簡単です。
(



ストッキングの棒状の部分を三つ編みにして、
縫い合わせるだけでいいのですから至って簡単。
配色を考えて作れば、結構素敵になります。
とは言っても、ストッキングですから、そんなに多くの色は使いませんので、
限られたものになるかも知れませんね。
それでも元はと言えば、廃物利用。気楽です。
足拭きマットにしてもいいですし、植木鉢の下に置いても、
鍋敷きにだっていい訳です。
ところで押入れの中には、捨てるに捨てられない、
着なくなった衣類が沢山あります。
(バザーなどにも提供しているのですけれど)
それでも、最後の手段として木綿類は小さく切って、
油物の処理に使ったり出来るので、いいのですが、
ウールとなると、そうは行きません。その上、かさばります。
そこで、簡単なパッチワークでベッドカバーや、炬燵カバーはいかでしょう。
ウール地を正方形に(好みの大きさ)に切り、周りを毛糸でブランケットステッチします。
それを1枚1枚、細編みで繋いで行くだけの簡単なものです。
あくまでも、そこにあるもので。

でも何だか、ワクワクしませんか・・?