起床時こそ、真珠色の空でしたが、
こちらは今日も秋晴れです。
そんな中、遅ればせながら、
フランス映画 『ココ・アヴァン・シャネル』 を
観て来ました。
この映画は先月、
“室内と戸外の優劣” に負けてしまって
・・と言いますか、新型インフルエンザが
流行っているという事もあり、
やめてしまった経緯があります。
“ジュリアン 2世” から又々、券を頂き、
今日の映画行きとなりました。
新型インフルに関しましては、
先月より今月の方がもっと大変ですのに、
皮肉なものですね。
物事とは得てしてこんなものでしょう。
~なんて、かなり開き直っています。
ただ幸いな事に、映画も封切から1ヶ月を過ぎましたので、
中心部の映画館にしては空いていました。
何しろ、この映画館では観客動員数 NO1 の映画だそうですから。
そして何事にも感化されやすい私は・・例の如く、夢見心地で帰って参りました。
さて映画は、タイトルからも
容易に想像出来ますね。
今、世界中で最も愛されている、
トップブランドの創始者であり、
デザイナーの 「ココ・シャネル」 の
半生を描いた、伝記ドラマです。
先に挙げた数々の写真からも
分かりますように、時代背景も
『アンの世界』 に重なります。
シャネル自身も、
孤児院育ちなのですね。
そんな所も、アンを彷彿したものです。
尤もシャネルは、アンと違って
生涯、結婚生活には無縁でしたが・・。
映画は、意外にもデザイナーとして
成功する彼女を描くのではなく、
何事にも粘り強く、才能を信じ、ひたむきに生きる姿を描いています。
この時代、彼女ほど自分の意志を
曲げない人も少ないでしょう。
だからこそ成功を導いたとも言えますが、
なかなか出来る事ではありません。
大嫌いなものは、当時の大袈裟な
ファッションと言います。
過剰なまでにレースで装飾され、
不自然なまでにウェストを締め付けた、
コルセット。大きく開いた胸元。
(尤も、この “レースで装飾ファッション”、私は大好きなのですが)
彼女は帽子から飾り立てている花を、女性を締め付けている、
コルセットを取り去るのです。(まぁ、勿体ない・・)
印象的だったのは、ドレスの色を選ぶ時。
黒い瞳と髪に合うのは黒と、黒のドレスを選びます。デザインも至ってシンプル。
周りが様々な色で溢れているのですから、これは目立ちますね。 ( 写真)
白もそう。この二つの色には、絶対的な美しさがあると言っています。
そうそう、冒頭のポスターもそうですが、彼女は煙草が大好きだったようですね。
(このポスター、パリでは取り外されたとか)
映画のあらゆるシーンで、煙草をくわえている姿が印象的でした。
それでも88歳で亡くなるその日まで夜遅くまで仕事をし、
パリのホテル・リッツ、スイートルームで眠ったまま息を引き取ったと言います。
それは、シャネルの春夏オートクチュール・コレクションの数日前とか。
ある意味、幸せな一生だったのではないでしょうか・・。
それにしても、当時のフランス貴族たちの優雅で、怠惰な? 生活。
私の脳裏には未だに華やかな衣装に身を包んだ、
女性たちの歓声がこだまし、広大できらびやかな宮殿の光景が交錯しています。
こちらは今日も秋晴れです。
そんな中、遅ればせながら、
フランス映画 『ココ・アヴァン・シャネル』 を
観て来ました。
この映画は先月、
“室内と戸外の優劣” に負けてしまって
・・と言いますか、新型インフルエンザが
流行っているという事もあり、
やめてしまった経緯があります。
“ジュリアン 2世” から又々、券を頂き、
今日の映画行きとなりました。
新型インフルに関しましては、
先月より今月の方がもっと大変ですのに、
皮肉なものですね。
物事とは得てしてこんなものでしょう。
~なんて、かなり開き直っています。
ただ幸いな事に、映画も封切から1ヶ月を過ぎましたので、
中心部の映画館にしては空いていました。
何しろ、この映画館では観客動員数 NO1 の映画だそうですから。
そして何事にも感化されやすい私は・・例の如く、夢見心地で帰って参りました。
さて映画は、タイトルからも
容易に想像出来ますね。
今、世界中で最も愛されている、
トップブランドの創始者であり、
デザイナーの 「ココ・シャネル」 の
半生を描いた、伝記ドラマです。
先に挙げた数々の写真からも
分かりますように、時代背景も
『アンの世界』 に重なります。
シャネル自身も、
孤児院育ちなのですね。
そんな所も、アンを彷彿したものです。
尤もシャネルは、アンと違って
生涯、結婚生活には無縁でしたが・・。
映画は、意外にもデザイナーとして
成功する彼女を描くのではなく、
何事にも粘り強く、才能を信じ、ひたむきに生きる姿を描いています。
この時代、彼女ほど自分の意志を
曲げない人も少ないでしょう。
だからこそ成功を導いたとも言えますが、
なかなか出来る事ではありません。
大嫌いなものは、当時の大袈裟な
ファッションと言います。
過剰なまでにレースで装飾され、
不自然なまでにウェストを締め付けた、
コルセット。大きく開いた胸元。
(尤も、この “レースで装飾ファッション”、私は大好きなのですが)
彼女は帽子から飾り立てている花を、女性を締め付けている、
コルセットを取り去るのです。(まぁ、勿体ない・・)
印象的だったのは、ドレスの色を選ぶ時。
黒い瞳と髪に合うのは黒と、黒のドレスを選びます。デザインも至ってシンプル。
周りが様々な色で溢れているのですから、これは目立ちますね。 ( 写真)
白もそう。この二つの色には、絶対的な美しさがあると言っています。
そうそう、冒頭のポスターもそうですが、彼女は煙草が大好きだったようですね。
(このポスター、パリでは取り外されたとか)
映画のあらゆるシーンで、煙草をくわえている姿が印象的でした。
それでも88歳で亡くなるその日まで夜遅くまで仕事をし、
パリのホテル・リッツ、スイートルームで眠ったまま息を引き取ったと言います。
それは、シャネルの春夏オートクチュール・コレクションの数日前とか。
ある意味、幸せな一生だったのではないでしょうか・・。
それにしても、当時のフランス貴族たちの優雅で、怠惰な? 生活。
私の脳裏には未だに華やかな衣装に身を包んだ、
女性たちの歓声がこだまし、広大できらびやかな宮殿の光景が交錯しています。