ちょっぴり霞のかかった水色の空は、今日も同じです。
ただ、午後遅くなって、幾分雲が広がって来たようです。
今朝は、およそロマンティックではない、近所の犬の鳴き声で目覚めましたが、
一時に比べて、小鳥の囀 (さえず) りも、賑やかになりました。
昼間は、いつも音楽をかけていますが、
偶には室内の音楽を消して、春の音に耳を澄ましてみる事も必要ですね。
そう言えば・・昨日、初めて聞いた鳥の声。
もうあれから時間が随分経ちましたので、あまり自信がないのですが、
「スイッチョ~ン」 と鳴いたような・・。
瞬間的に、虫の声に似ている・・と、思ったのは確かなのですが・・。
“4月の風が松の枝を鳴らし、木立は駒鳥で賑わっていた――
大きな、むっくり肥えた生意気な2、3羽が、
小道を気取って歩いていた。” 【「アンの愛情」 第10章】
季節はこちらの方が、
1ヵ月早いですね。
今まさに、この通りの光景が、
盛んに繰り広げられています。
我家の庭にも降り立って来ます。
近付くと、すぐ逃げて行って
しまいますが・・。
上の小さな花は、昨日の、
「星の瞳」 の傍に咲いていたもの
です。何の花か、存じませんが、
これも白い可憐な花です。
そして、この木瓜 (ぼけ) の樹も相当の樹齢のように思えます。
遥か、天高く聳(そび)えてもいます。
でも凄い生命力です。
花も、そろそろ終わりのようで、道端に花びらを散らしていましたが、
幹の途中からも花を咲かせているのです。
最後に冒頭の写真。
この頂いた 「プリムラ・ジュリアン」、香りも伴って、【あれから】 ずっと咲いています。
そのジュリアンの君は・・。親元から離れ、後1年、頑張るのだそうです。