【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨だれ

2007-07-10 19:28:22 | リラのお気楽ユメ日記
   今日は朝からの雨。
  一時、相当強く降った事もあり、
  一日中の雨!? と、覚悟したのですが、
  相変わらず、降ったりやんだりしています。

   本当に今年の梅雨は、
  雨が降っても長続きしません。

   そして昨夜もそうだったのですが、
  今日も梅雨寒(つゆさむ)で、
  窓を開けていると、肌寒ささえ、覚えます。

   居間の温度計を見ると24℃ちょっと。
  アン風に言わせて貰えれば・・・。

   “今日は、7月の中から1日だけ5月に、
  こぼれ落ちたような日ね。”
 

   ~とでもなるのでしょうね。

   それにしても、夢うつつで聞いた雨音。
  普段は、雨音などほとんどしませんから、
  相当強い雨だったのでしょう。

 




   「雨の晩でも好きな事があるわ。――
  寝床に横になったまま、
  雨がパタパタ屋根を打ったり、
  吹き降りに松をよぎったりするのを聞くのが好きだわ。」
   
                                 【「アンの愛情」 第35章】

   思えば最近、アンのように寝転んで、
  雨音に耳を傾ける事など、ほとんどない事に気付きます。

   雨音が、あまり聞こえない屋根という事もありますが、
  それだけ日々慌しい毎日だという事でしょう。

   それだけにアンのこの言葉には、
  どうしても心の余裕を感じてしまうのです。

   そうそう、「ハロー・エンジェル」 が、
  二度目の花を咲かせ始めました。

   そのすぐ近くに似ているけれど違う、
  同じ色の花も・・。(冒頭の写真) 

   葉っぱの形状は、完全に違います。
  何の花だったのか、思い出せません。
  と言うより、植えた事さえ忘れている始末。



   さて、本棚の中を整理していましたら、
  鮎川哲也作 『準急 “ながら”』 
  の文庫本が出て来ました。

   気もそぞろにページを
  めくってみたのですが・・。

   どこにも柳井や、
  「甘露醤油」 の文字がありません!!
  どうやら私の勘違いだったようです。

   松本清張と共に大ファンで、
  その作品はほとんど読破していると
  自負していた自信は、脆くも崩れ去ってしまいました。

   従って、先日の記事、 
  『準急 “ながら”』 の件(くだり)は、間違いです。

   同時に、『風の証言』 も出て来ましたので、
  念のため見てみましたが、これでもありません。
  残るは 『偽りの墳墓』 ? 

   以前の私でしたら、必死になって探し出していたでしょうが・・。
  やめました。アンの言う所の 「想像の余地」 を楽しむ事にします。
  (~なんて、言い訳しきりです。)