【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

たかがハーブ、されどハーブ

2007-07-07 16:20:06 | ハーブと香り雑学
   夜のうちに降った雨は、朝には上がり・・。
  こちらは、昨夜も梅雨冷えでした。

   今日の空は、雨こそ降っていませんが、
  午前中はどんよりした梅雨空。

   午後になって、青空が戻って来ました。
  でも、湿度はそれほどでもなく、
  そよ風が吹き、意外に爽やかです。



   今日は、「七夕」 ですね。        
  織姫と彦星が1年に1回、天の川で出逢う日。

   その天の川に架かる橋は、
  鵲(かささぎ)が、翼を広げて
  作ってくれる橋だそうです。

   何とロマンティックな橋なのでしょう!! 
  そう言えば・・・。

   視線の先に見えるのは、
  いつの間にか咲いた 『白粉花』。 

   夕方に咲くことから 
  『夕化粧』 とも呼ばれるその花は、
  何と妖艶な名を付けて貰ったのでしょう。



   種を割ると、おしろいのような
  白い粉が出て来る事から
  このような名が付けられたのだそうです。
   
   何か、はにかんでいるように見えるのは、
  気のせい? 名前の割には、素朴な花です。

   この花・・植えたのではなく、
  勝手に生えて来たものです。

   上のお宅からのこぼれ種かも知れませんし、
  この辺り一帯、道端に群生していますので、
  元々あったものかも知れませんね。

   こぼれ種と言えば、右の写真の 
  『海老草』 もそうです。

   手折って花瓶に挿していましたら、
  勝手に根が生えて来ました。凄い繁殖力ですね。

  




   「いつか本に、薔薇は例えどんな名前でも
  同じように匂うと書いてあったけれど、
  あたしどうしても信じられないの。
  もし薔薇があざみとかキャベツとか言う名前だったら、
  あんなに素敵だとは思わないわ。・・・・・」
 
                                       【「赤毛のアン」 第5章】                             


   果たしてこの 『オシロイバナ』 は、
  どうなのでしょう・・?

   小さくて、とても可愛い花なのに、
  『ヘクソカズラ』 なんて、名前を付けられた
  花に比べれば、まだいい方なのでしょうね。

   ところで、見るともなく見ていたハーブ雑誌。
  そして “花のお茶には 『マロウ』” の記事。

   そこには・・。
  『マロウ』 は、和名、「ゼニアオイ」 と、
  『ウスベニタチアオイ』 が、あると書いてあるではありませんか。

   と、言う事は・・? あの 『アンの物語』 に出て来る葵? 
  これって、ハーブだったのですね。








 




   それに、この花、公園や道端などでもよく見かけます。
  赤紫の花は綺麗なのですが、増えるに任せているという感じでしたので、
  「この花、何・・?」 と、よく思っていたものです。

   この花を朝摘み、乾かしてお茶に入れたら、
  「花のお茶」 という訳です。

   ゼラニウムに似た葉っぱは、
  お茶、サラダに利用出来、鎮静作用もあるとか。

   まだまだハーブについては何も知らない私です。
  そして、今度は植物の視点から 
  『アン』 を紐解く必要が、ありそうです。

   余談ですが、この 『マロウ』、 
  『マーシュ マロウ』 という品種があるそうです。

   あの マシュウ に、なぜか似ている名前。
  偶然ですが、面白いですね。