【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

繊細な白から枯葉色に・・

2006-10-12 16:48:16 | 私の手作り夢時間
   午前中こそ雲の多い天気でしたが、
  今は、すっかり晴れて来ました。

   それに朝は寒い位でしたので、
  そろそろホットカーッペットを・・と思ったのですが、
  思いの外、暖かく、もう少し先送りです。     







  


 



   そのせいかどうか、
  一時程ではないけれど、未だに虫の声。

   そして蜜を吸っているのでしょうか、
  セージにも・・・。

   相変わらず、ハイビスカスが咲き、
  今は一体、何月なのかと思います。

   かろうじて匂い立つ金木犀の香りが、
  10月であることを教えてくれるのですが・・。







  


 




   先日の蕾の薔薇が、再び綻んで来ました。
  それを庭から採って来て、一輪挿しの花瓶に活ける・・。
  その一連の作業は、心弾むひと時です。

   もう一輪、今度は白薔薇が6月以来の
  久し振りの蕾を付けました。期待が膨らみます。







  
 



   秋になりますと、
  白いレースではなく、
  温かいキルとがなぜか
  恋しくなりますね。

   そして灯りも
  オレンジの白熱灯に。

   右の写真はこの夏、
  ハマってしまった
  作品達です。
  暫く見納めでしょうか・・・。

   そうそう、先日来からの本、
  A・クリスティー作、
  『バートラム・ホテルにて』 を
  やっと読み終えました。

   これまでは斜め読みの達人? 
  でしたから今回は、意識して音読。
  お陰様で、しっかり頭の中に入りました。

   エドワード王朝時代そっくりそのままの
  外、内観を保ったホテル。
  そこに働く人々にもその精神は、生きています。

   「変われば変わるほど、同じことになる」・・
  その語句を逆にしてみる・・
  「同じであればあるほど、物は変わる」 
  「芸術作品が壊れる時は、悲しいものです」
   

   そこが、A・クリスティーらしいのですが、
  この言葉が、全てを表しているような気がしてなりません。
  懐古趣味も程々に・・ということでしょうか。