【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋の夜長のポプリ遊び

2006-10-08 17:39:46 | ハーブと香り雑学
   昨日と打って変わって今日は秋晴れ、
  日本晴れとなりました。

   今朝、今年初めて金木犀の香りを嗅ぎました。
  どこか懐かしい秋の香りですね。

   この香りに出会うと、“いよいよ秋だな・・”
  ~と、いう感を強くします。









 



   写真は、香りのポマンダーとポプリ容器です。
  ポプリは、ほとんど硝子の器に入れますが、
  時には気分を変えて、こんな陶器製もいいですね。

   ポプリは、空き瓶を利用してもいいのですから、
  別に改めて買う必要もないのですが、
  どうしても可愛い物には目がない私です。

   乾いた花びらを一つまみ手のひらに乗せていると、
  ついつい時間を忘れます。

   そして、こんなポプリ遊びをしていますと、
  自分が無になれるような気さえして来るから不思議です。

   余談ですが、ここで左のアイボリーの蝋燭立て
  (敢えてこのように記します)に注目。
  これは京都の北野天満宮で求めた物。

   何と映画 <ロミオとジュリエット> で、
  使われていた物と、そっくりでした。

   勿論、全くのコピー品でしょうが、
  作りは、かなりしっかりしています。

   最後のクライマックスシーンの地下室で、
  この蝋燭立てを持って、ジュリエットが、
  ロミオを探していたように思います。

   何しろこの蝋燭立てだけは、目に焼き付いているのです。
  上の部分が写っていませんが、木の持ち手が付いています。

   こうしているうちに・・・秋ですね! 
  いつの間にか黄昏時になってしまいました。

   そんな折、丁度、ぴったりの 
  アン の言葉を見つけました。

 




   “今は 黄昏時 です。・・
  そう言えば、「たそがれ」 っていい言葉じゃないこと? 
  あたしは夕暮れよりも好きだわ。
  ビロードのような感じで、陰影をたたえて、
  そして・・そして・・黄昏 らしいんですもの。

   昼間はあたしは、この世の人間であり、
  夜は眠りと永遠のものです。
  でも 黄昏時 には、そのどちらからも解放されて・・・
  この時間をあなたへの手紙を書くために
  捧げようと思います。・・・”


   


   勿論、アンから最愛の ギルバート への手紙です。