【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

月夜の薔薇

2006-10-07 17:55:24 | ハーブと香り雑学
   昨夜は・・あれは何時頃だったでしょうか。
  “中秋の名月” の美しいお月様を
  見ることが出来ました。

   午後、青空が戻ったものの、
  夕方再び雲に覆われ、
  もうお月見は諦めていたものです。

   でも・・何気なく見上げた空に・・
  真丸い月が、ぽっかり浮かんでいるではありませんか・・。

   とは言え、雲の動きは早いようで、
  隠れたり又、顔を出したり・・。

   それはあたかも月が動いているようで、
  まるで月の遊覧船に乗っているかのような
  錯覚さえ、覚えたものです。

   暫く、そうしていたでしょうか。
  とうとう、どんなに頑張っても、
  お月様は、その姿を見せてはくれず、
  就寝時、再び見た時には、
  一面の闇が広がっているだけでした。



   先日の二輪の
  薔薇の花びらです。

   この時期ですので、
  結構長い事咲いてくれましたが、
  とうとうハラハラと・・。

   でも、さすが花の女王と
  言われるだけありますね。

   咲いている姿も美しいなら、
  ポプリにしても何にしても、
  いずれも手がかからず、
  他を寄せ付けない、
  凛とした美しさを感じます。

   この花びら、少々、足りないけれど、
  今晩、お風呂に入れてみます。

   気分だけはクレオパトラか、
  楊貴妃になったつもりで・・・。

 



   「今宵はまるで紫の夢のようね。
  生きているのが嬉しくなるわ。
  夜が明けると朝が一番素敵だと思うんだけど、
  日が暮れると夕方の方が綺麗に思えるの。」


 



   こんな アン の言葉がなぜか思い出されました。
  こんな感覚で一日を過ごせましたら、何と素敵でしょう。



   タイトルの “月夜の薔薇” は
  今、焚いている、
  お香からちょっと拝借。

   まさに今のこの時期に
  ぴったりのネーミングですね。

   その解説が、
  何ともふるっています。

   “『花天月地』、
  鮮やかに咲き満ちる薔薇の花は
  月夜には又、違う表情を見せます”

   どうやら今夜も曇り空のようですが・・。