ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

暑い夜には

2006年06月30日 | レアール バール
先日のバールには

沢山のお客様にいらして頂き

メルシー ボークーはウレシーです

そんなに寒くならないで

熱かったんですから

暑いと言えば

当然 冷たい物が

温かいをフランス語で chaud[ショー」

この逆で冷たいを   froid[フロワ」

温かい料理が冷めても美味しかったことから

ショー フロワと名前が付いた料理もあり

そこで  

今 

フランスのラ ロッシェル辺りで

テリーヌが流行っておりまして

私も早速

おフランスではデザートのテリーヌがありましたので

私は前菜で

前菜は前菜でも温かくて美味しい料理を

冷たく

そして

テリーヌにしてしまいました



















そう

キャベツの底力を感じる

あの

シュークルートのゼリー寄せ~~~

セ シ ボン

と言ったところです

好評  好評


大好評?だと思うのは私だけ?



ワインにとても

よく合いました

熱い料理が冷たくても美味しい

テリーヌに

暑い日にもご来店してくれて嬉しい

シェフでした

デロンギ姫

2006年06月27日 | メニュー紹介
暑くなると冷たい物がありがたくなります

そこで

こんな冷やりメニューはいかがでしょう

ふいのお客様に

お子様に

そして貴女に

珍しく

レシピ公開しちゃいます うふっ

その前に

物語を

むかし むかし

あるところに

デロンギ姫という姫がおりました

そのデロンギ姫がある日突然姿を消したのです

さてそのデロンギ姫は・・・・・


シェフ:あれ~なんだこれ 白くてツルツルの肌 俺みたいだなー

アイスクリーマー:た た 助けてください

シェフ:あっ あなたは?

アイスクリーマー:私はデロンギ姫 昔 夏の終わりにここに閉じ込められたのです

シェフ:それは何故に

アイスクリーマー:初めはそれはそれは喜んで ”あっ ほんとに出来る~!”と

         何回かは使ってくれていたのです しかし・・・

シェフ:そうだったんですか あきられてしまったのですね

アイスクリーマー:ええ シェフお願いがあるのです 私をここから出してほしいのです

シェフ:私が?

アイスクリーマー:お願い 私を連れて逃げて!

シェフ:で で でも 私には二匹の怪獣といいや子供と

   KOWAII 通魔(通販魔)が

アイスクリーマー:お願い!

シェフ:わかりました

アイスクリーマー:うれし~ シェフ シェフ シェフ~~~~~~

シェフ:姫 姫 姫~~~~~

アイスクリーマー:ま ま 眩しいー

シェフ:かわいそうに長い間暗いところに閉じ込められていたから目がなれていないんですよ

アイスクリーマー:いいえ シェフ貴方が眩しいの

シェフ:姫 姫 姫~~~


ひしっ


そしてデロンギ姫は無事に助かり

この

レアールに逃げてきたのです

では



お姿を



美白に勤めた白い肌

キュッと締まった腰周り

うつくしい

そして姫の中には



緑色になったソルべが

このソルべの正体は



そう

あのお刺身にも添えられ

冷奴の上に千切りにされて乗っていたり

そうめんの薬味にそえてあったりする

青いしそ

そう

またの名を








えっ 

オオバー?

すんません

でもこれが美味しいんです

甘さのなかに清涼感があって

まるで私みたい

それではレシピの前に

アイスクリーマーが無い方は

カキ氷の機械でシャリ シャリ  っと

それも無い方は

製氷バットに入れてキューブ状のものを

ミキサーでガー ガ ガーズコズコ っと

ミキサーも無い方は

バットに入れて冷凍庫で凍らしながら

時々フォークでかき混ぜて

バットもフォークも無い方は

レアールのバールにいらしてください

ではレシピを

水      800cc
グラニュー糖 250g
レモン汁   30cc
白ワイン   100cc
大葉     20枚

まず水とグラニュー糖を火にかけ沸騰させ冷やします

レモン汁と白ワインを加えます

ミキサーに少量入れみじん切りにした大葉を入れ回します

ウイ~~~ン

そして残りのシロップと合わせて

デロンギ姫に











いかがでしょうこんなソルべ

私と同じで爽やかさが

売りです




大葉のキムチとトマトの冷製パスタ

2006年06月25日 | メニュー紹介
大葉 または 青じそ

バジル ド ジャポネとでも申しましょうか

パリの韓国料理店 

”キムチ”で知った

えごまのキムチ



義理の父が作った

大葉でキムチを作り

トマトと和えて

茹で上がったスパゲティを流水で冷やし

オリーヴオイルを少々絡め

大葉のキムチとトマトの入ったボールに入れて









と和えて

冷やしたガラスのお皿に

盛って

みたら




















こんな風になりました

夏の暑い日に

食欲も落ちます



これはハマリマス

ちなみに

妻はペロッと

平らげました



もちろん

ご飯にも

冷奴にも

きゅうりにも

たまりません

1パック ¥230(税込)

パスタなら1人前です

この感激をあなたに

えっ

オオバ                 今回ちょっとしくじった?

Live

2006年06月22日 | レアール バール


レアールバール

見てくださいこの笑顔

バールに来てくださった

アンクルトムさんから写真が届きましたので

ちょっと拝借



彼が

今回初めていらした

クロワッサン

じゃなかった

パリジャン

向かいに










手を使って話していますね~~~ぇえ

興奮しております

いつものお店の照明と違うでしょ

プチ パリ ッて感じ

コメントを頂いているりんさんから

彼は次の日に

海に釣りに行ったときに

なんと

フランス人と結婚したカップルと遭遇し

お友達になったそうです

今度

バールに来てくれないかな~なんて思っております

そしたら

こんな田舎でも

フランス気分が味わえるのでは

皆さんも

お越しの際は

お話してみては?

言葉を超えて通じ合うって楽しいですよ

何でかというと

解らないから

解り合おうとお互いに努めるからです

是非 お試しを









南仏風になれなかった(味)

2006年06月21日 | メニュー紹介
夏のヴァカンスに

フランスでは民族大移動

普段少なかった人口の村も町も

ヴァカンスの人で一杯に

夏はやっぱり南仏でしょう

そこで

南仏風にあるお魚をお料理しようかと思いましたが

毎年

人気があるのではずせなくなってしまいます

お客様のリクエストもあって

南仏風になるはずが



南は南でも味つけの違う

南蛮漬けになってしまうアジ!

実はこれ

母親が得意で作ってくれていた料理で

当時の南蛮漬けは上が真っ赤になるほど

一味唐辛子を振ってあって

子供ながらに

ヒーヒー言って

母親に

「おいヒー」と言った物です

お店では

糸唐辛子で意図的に辛さを押さえております



みなさん

こんな

南仏風になれなかった味を

召し上がってはみませんか

現在の所

売れ筋番付け

南蛮かは分かりませんが





加賀棒茶のムラング

2006年06月21日 | メニュー紹介
レアール 定番のお菓子

ムラング

抹茶の干菓子にも

アイスラテの脇にちょっと一口

そこで

いつものムラングに

加賀特産

加賀棒茶を混ぜてみました







カリッ 

シュワ 

シュワ

ん~~~~~

これいける

加賀棒茶の

芳ばしい風味が楽しめます

番茶の茎を原料に浅くほうじた

丸八製茶の加賀棒茶を使用しました

この

美味しさを

私は


ブログで報じてみました

一袋 ¥160(税込)

お役に立てれば

2006年06月20日 | シェフ直伝プロの技
Oignon 【たまねぎ】

皆さんたまねぎはお好きですか

今は新たまねぎが美味しい季節

ところで

皆さんは

たまねぎの皮

どうやって剥いておられますか?

一人暮らしや

夫婦二人とかなら

あまり使わないので半分ずつとかの方もいらっしゃるでしょう

その場合

皮付きのまま

縦半分に切って

剥くと綺麗に剥けます

そんなのいやと言う方はちゃんと

丸ごと剥いてから半分にして

残ったらラップをして冷蔵庫へどうぞ

日本の玉ねぎは形といい

大きさといい

非常に整っていますが

私がフランスにいたときには

大きいのあり

中くらいのあり

小さいのありでなかなか大変でした

大量に剥きたい場合

水に漬けてしばらく置くと

皮がしんなりなって剥きやすくなります

さて

ここで紹介する剥き方は

玉ねぎということを忘れて剥いてください

                         

                        「どうして~」


ちょ

ちょ

ちょっと待ってください

あわてないで


では


早く剥く方法とは

これ


いいですか

よく見てください

えっ

前置きが長い

えっ

ブログネタがないんでしょ?

ん ん

はっきり言って

あります

美味しいところは

最後に食べるのが








ふふふっ


おおっといけねぇ


それは

楽しみにしておいて下さい


では

たまちゃん

どうぞ





どうです

まるでリンゴのようでしょ

普通は繊維にそって縦に向いている方がほとんどでは

気持ちは縦に剥きたいところを

よこに

剥いてください

きっと剥ける様になります

私も一皮むけて

いい男になりたいと思っております


お集まりには

2006年06月19日 | オードブル


シェフ:ありがとう御座います 敷居の低いレアールです

お客様:あのーオードヴルの予約をしたいんですが

シェフ:どんなパーティーでしょうか 人数は お時間は・・・
    かしこまりました では ご用意させていただきます


ご予約当日


お客様:こんにちは~

シェフ:いらっしゃいませ ご用意できております では8人分のお料理で

    女性ばかりのお集まりのお料理でしたね

    854,232円でございます

お客様:え~~そ そ そんなに安くして頂いていいんですかー

シェフ:ええ 本当はもっと頂きたいんですが気持ちが大切なので

お客様:ありがとう じゃあまた宣伝しときますね







乾杯~~~い







キョウカ:早くオードヴル開けましょうよー

イマカ:そうよ そうよ もうお腹ぺこぺこ

キノウカ:あのうわさのレアールの?

アスカ:そうそう 噂のレアールのオードヴル

ウマカ:どれどれ

タノモウカ:わーおいしそー

アサッテカ:なにこれ

ココカ:メニューが入ってる

えーーと

グージェールのペッパーチーズ詰めに~

生春巻きとー

あじの南蛮漬けに~

チキンコンフィときのこのマリネとー

キョウカ:なにその グーチョキパーって?

アスカ:それって確かーチーズ入りのシューよ

イマカ:それに胡椒風味のチーズをまた詰めるなんてオシャレよねー

タノモウカ:でもなんで生春巻きなの?

ウマカ:なんでも人気商品で福井からも買いに来るとかでレアールさんがパリに居た時に中華街のベトナム料理店で食べた味なんだって

タノモウカ:じゃあなんで 南蛮漬けなのよー

アスカ:頼むときにビールが主体で色々なものをチョコチョコッととお願いしたからよー

ココカ:やるじゃなーい レアールさん

タノモウカ:あたしあそこのお店気になるんだけどまだ 入ったこと無いのよね~

アスカ:入っちゃうとぜんぜん平気 

キョウカ:あたしも今日 行って見ようかなー

ウマカ:じゃあアタシモ




っと

お話も弾んでもらえたと思うのですが

敷居の低いレアールは

貴女のお越しをお待ちしております



Petite Paris 【プチ パリ】

2006年06月19日 | レアール バール


今回のレアールバールも楽しいひと時が過ごせました

お越しになった皆さんメルシー ボクーです

今回のバールには





なんと


コメントを頂くりんさんの

お友達が

フランス人とマリエして帰国されて

小松にあるブーランジェリーにて働いておりまして

そのご夫婦がりんさんと一緒に

ご来店

「アンシャンテ ボンソワー ジュマペール マサ」

か~~~~~~

十何年ぶりの

フランス語

これこれ


この発音

ん~~~~~~

以外にもちゃんとしゃべっているじゃん俺

その彼が

言った言葉

「マサ ココ プチ パリ? ミンナ タッテノンデルシ イイフンイキ!」

ヤッター って感じ

やっぱり分かってくれる

うれし~~ねぇ

と言うことで

久々のフランス語 







それにフランス語独特の

R エール”

Cour クー”

の発音をいつでもしゃべれるように

下あごを引きつつ(FとVの為に)

口内を広く持ちつつ(Courの為に)

のどティンコ をフレキシブルにしつつ(Rの為に)

首は話しながら小刻みに

右に左に振りながら

肩は上げたり 下げたり出来るように

ボディランゲージの準備万端

さあ どっからでもかかって来い

バゲット

じゃない

クロワッサンでもない

パリジャン


と言う訳で

周りの喧騒をよそに

喋り捲り

しかし忘れている単語や

思い出せない言い回し

話せば彼も日本に来てから

フランス語は知識がある日本人はいたけれど

コミニケーション出来る人がいなかった



そして

お帰りになってから

あ”~~~~







顔の筋肉が

いつも使っていない筋肉を使ったから

疲れたー


また来てくれるとの事で

楽しみがまた一つ増えました


スリーズ

2006年06月17日 | シェフのコラム
私の師のレストラン

ローベルガード L’aubergade

そのお店のメニューの表紙は

フランス料理レストランのメニューの表紙のコンクールで

グランプリを獲った表紙

シンプルでどこか不思議なありそうでない図柄

そのメニューの表紙を見たときに

師の感覚に

期待と夢を感じました

そのメニューの表紙は








こんな

素敵で

不思議な

デザイン

いかがでしょう

上からさくらんぼが落ちてきて

そのさくらんぼの一つを

石の壁に同化している

真っ赤なルージュをひいた女性の口が

食んでいる

不思議な世界

そんな不思議も

レストランに入り

出てくる料理は

すべて


物語があり

ファンタスティックでした





シトロエン2CV

2006年06月15日 | アート


先日 お客様のアンクルトムさんが

奥様の2CVの写真を持ってきてくださいまして

というのも

最近

パソコンのマウスでイラストは書きますが

手でアナログ的に書くことがなかったので

少し欲求が溜まっていたのでしょう

今 書くなら 

2CV と決めていたのですが

なかなか写真を撮りに行けず

そんなときに頂いた写真には

木場潟と白山を背景に撮った写真

素敵でしょ

それを  

私は

こんな風に















シャープペンシルのHB一本で書いたので

ちょっと明暗がいまいち

パリのビストロ前のところに駐車しているイメージで書いてみました



思い出の注文書 bon de commande

2006年06月12日 | シェフのコラム





フランス語では
良い いい とかで使われるbon

ボン ド コマンデと言うと 注文伝票のこと

初めて厨房に入ったときにはフランス語が聞き取れず

「オーダーが入ったんだな何んて言ってるか分からない」と

そして伝票のさしているところまで行って仕事をしたものです



これがまたなんと読めない分からない

アルファベットの筆記体は一度

紙の上に鉛筆なりボールペンを当てたら

一筆書きなのでグチャグチャフニャフニャ

かろうじて書き始めの

一文字だけ解る かな~~

たぶんNかな~Mかな~この長さはなんとかだろうなー

とか

ひたすら感にたよるしかなかったのですが

慣れとは恐ろしいものでグニャグニャ の筆記体のフランス語も

読めるようになるのです

ここにアップした一枚目の写真読めますか

パティシェの伝票です

38番テーブル

スフレが一つ

チョコレートのグラス(アイスクリーム)が一つ

スフレとグラスの盛り合わせが一つ

この伝票はフランスを代表するロッカージョニーアリデーのテーブルの伝票

ジョニーアリデーは日本で言うところの矢沢 永吉 

永ちゃんと言ったところでしょうか

外見はエルビスプレスリーとシベリアンハスキーをたして二で割った感じ

元 ディスコの女王 シルヴィーヴァルタンの旦那さん


”ダンス ダンス ディスコクイ~~~ン”と言う歌詞に

私もフィーバーして体を揺らしたものです 

あ~~~~

そんな事どうでもよかったですね

そして二枚目は私ですじゃなくって

二枚目の伝票は

私の師 ミッシェル トラマがサントロペに

来たときにアプリコットのローストと

チョコレート スフレとオレンジを

この時初めて オヤジ(敬意を込めて)にご対面~~ん

熊のような巨体と言っても私の身長も186.5センチ体重73キロ

オヤジは90キロ位でしょうか

この時 怖そー 働くのやめようかなーと思ったほど

しかしネームバリューに弱い私

いいやチャレンジ精神旺盛な私?はけっきょく

トラの穴に!

そしてそのトラの穴に待っていたものは

なななんと

ムニュ デセール

ようするに デザートコース

おつまみからデザート?まで

全てデザート

何 書いてんだ私は

デザートつくしのコースですそれも

ご丁寧に7人

オヤジのレストランは二つ星ですが

業界ではデザートは三つ星と評判でした

またこれが手間がかかるは

なんともつらいトラの穴の修行でした



このレシピは

ノルマンディーでティリーに書いてもらったもの

そして

こちらは




私のなぶり書き

厨房で書き込んだのでいい加減に書いておりますが

ちゃんと違うノートに清書してあります

このノートをフランクが見て

フランクの両親や友達 親戚 知り合い 何処へ行っても

マサなんか書いてくれ

”見てよ 綺麗な字だろー”と書かされました


フランス語は

言葉を理解するにも

書くにも

読むにも

慣れるには簡単にいきませんでした


イチゴのコンフィチュール

2006年06月10日 | メニュー紹介
イチゴのコンフィチュール私流



イチゴを洗って水気をとってヘタをはずし

イチゴの分量を量りますそしてその半量~6割のお砂糖も量っておきます

イチゴを鍋に入れ上からお砂糖をかぶせるようにして最低30分置きます

すると浸透圧の関係で水分が出てくるのと同時にペクチンが出ます

そうしたら弱火で加熱します






あくをていねいに取りながら煮詰め

レモン汁で酸味を

今回はラム酒を試しに入れてみました

ん~~~~~~~

いけるかも

糖度や温度など細かいレシピは沢山の方が書いておりますので

それを参考に

粗熱がとれましたら

ビンに詰めてふたをぎゅっとしめて

ここからが大事

大き目の鍋にタオルや布を敷き

コンフィチュールのビンをいれかぶるくらいの水を入れ

弱火でお湯が微笑むような感じで沸騰させて20~30分過熱殺菌

耐熱の容器に食品を入れて加熱してラップが膨らんで

ペッチャンコになりませんか

あれは中の空気が膨らんで

冷えると真空状態になるのです

それと同じく

湯煎で加熱殺菌するのです

よく見ているとふたがちょっと膨らみますよ

そしてそのまま火を止めて冷まします冷えると

膨張していた空気も小さくなりしっかり蓋が密着します

これで保存期間が長くなります



ラベルを貼って

ん~~~~いい感じ

イチゴのコンフィチュールのラム酒風味

ノルマンディーにいたときにカリンヌのお母さんにもらった

イチゴのコンフィチュールの味は

最高でした

忘れられない味です

やっぱり手作りっていいですよね



ちなみにラベルは赤ワインのものです。

ふんわり

2006年06月09日 | シェフのコラム
私がフランスはアジャンにて働いていた時に

こんな経験も出来ました

ある日 私の師であるミッシェル トラマ氏の息子

ドミニックが厨房にやってきて

ドミニック:ティヤン マサ 明日の朝4時にここに来いよー面白い事があるんだ

私:えっ 朝4時~~~~

ドミニック:4時 いいね!

私:ああ

そして

眠い目をこすりながら約束の場所に

そして車に乗りピュミロールの村を降りた空き地に

そして














こんな体験を











そう

私は




飛んで

飛んで

飛んで

飛んで

飛んで

飛んで

飛んで

飛んで

まわーるぅぅぅぅ~~~~


最初は



こんなふうに

バーナーで気球に熱風を送り膨らまします

そして気球が膨らんだら乗り込みます



乗員は4人だけ

一人はパイロット

そして

ドミニックと彼女

そして



なんとラッキーなのでしょう

みんながうらやましそうに見ているそばから



ふわ~~~りと

知らぬ間に浮き上がり

ほーら

そして

振り返れば

朝日を背に

人口645人の

ピュミロール村が



あとは風まかせ

下を見れば




こんな素敵な家が

あちらこちらに

そんなところで

風任せに飛んで降りたところから

また元の場所まで車で戻り

着替えてレストランへ

すでに営業時間

周りのみんなに

うらやましそうに見られ

おまけに遅い出勤

一人

浮いておりました