ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

癒し系

2005年11月27日 | レ・アールについて
「木枯しが吹く中レアールにお越しになるお客様に

そっと笑顔でお迎えする4様ことシェフジュニアです」

もうすぐ ノエル そして大晦日

もう皆さんは冬支度おすみですか?

クリスマスプレゼントに

レアールにローストチキンガーリックライス詰めを予約したり

雪に備えてスタッドレスタイヤに履き替えたり

大掃除は?

レアールにオードヴルを予約したり

年賀状をかいたりお年玉袋の準備

まだまだあります

とりあえず ひとつずつ 片付けて行きましょう

さあ まずは レアールにローストチキンを予約しましょう

これらは冬のソナエ 

そのほかは冬のソノタでした   

レアールの4様のお知らせでした



 {4様と言うより サンダーバードの人形劇に出てくるキャラに似てない?}

車のライトは何色?

2005年11月26日 | シェフのコラム
フランスの家庭では蛍光灯の明かりはめったに使われていません

白熱電球が主流なのですが

これがまた真空の技術が悪いのかよく球がきれるのです

その為いつも予備に2,3個よけいに買っておきます

街中を通っても暖色の明かりが道を照らし

セーヌ川を行き来するバトームーシュの明かりも

オレンジ色 エッフェル塔の明かりにも

そして車のライトもオレンジ色の暖色

今ではハロゲンの白色を装着した車が

街中を走り回っていると思いますが

サントロペで一緒だったオリヴィエがハロゲンライトを付けた

対向車に ”マブシーナー! ”

「モウスグ アノ クルマノヨウニ ハロゲンライトヲ ツケタ クルマダケニ ナルンダ」と言っていたことを思い出します

ヨーロッパには電球の暖かい色が石造りの街並みや

広大な畑の景色にマッチする気がします

マッチでともしたロウソクの明かりも心和みますよねー

じゃがいも

2005年11月26日 | シェフのコラム
じゃがいも ポテト 

フランス語で言うとポム ド テール

ポムは林檎 ドは何々 の  テールは土

土の中の林檎という意味です

たいがいの方が好きなポピュラーな野菜

写真のポテトはメークィンという種類でフランスで使っているのは

このタイプが使われています

最近ではスーパーにも並んでおります

日本では男爵芋が一般につかわれていますが

男爵芋はやコロッケ肉じゃがなど”和”系統の料理には

その美味しさが引き立ちます


メークィンは”洋”の料理にはぴったり

ポテト料理にはいろいろありますが

みんな大好きポテトフライは

棒状のポテトを下茹でしてから揚げるやり方と

150度ぐらいの油で一度ポテトに火を通し
180度の油で二度揚げするやり方がありますこの揚げ方が

フレンチフライと呼ばれるポテトフライなのです

味もフレンチフライはコクがあってほっくりとした

歯ざわりが美味しいのです 是非 お試しあれ!

フランスのビストロなどでステック フリットと言うメニューがありますが

これは牛肉のステーキに山盛りのポテトフライが乗った料理で

フランス人にとって日常の食事になっていますが

この時ポテトが少ないと文句を言われます

フランスの各家庭にこのポテトフライ専用の

調理器具があるのですが丁度ところてん突きのフランス版

筒状になったところに皮を剥いたポテトを入れ

プレスするハンドルを下ろすと碁盤の目の刃を通ったポテトが

下から出てくる仕組みで

賄いの時にも大活躍でした

それと

ポム ソテーというのがあるのですが

これも私が初めて食べた時 感激したシンプル料理!

とっても簡単

皮を剥いたポテトをサイコロ状に切って水にさらしてから

ザルで水気を切ってタオルなどに包み良く水気を取っておき

フライパンをよく熱してサラダオイルを入れ熱してからサイコロ状のポテトを

中火で炒め途中から弱火にして周りがきつね色になるまでソテーして

仕上げに塩をしてお肉料理に添えて見てください

この時もメークィン種のポテトが一番美味しくなります

どちらのポテト料理もフレンチマスタードを添えると

美味しさが引き立ちます

フランスにいた時びっくりしたポテト料理?がありますが

チキンの料理にスナック菓子のポテトチップを添えて出された事があるのですが

ただ添えるのではなく一度オーブンで温めなおしてお皿の上に盛ります

馬鹿にしていましたが

これが結構いけるのです

常温で袋に入っていますが温めることにより揚げたてみたいに

美味しくなるのです

電子レンジにちょとかけてもいつものポテトチップが

倍美味しくなるのでお勧めですが

食べすぎにはご注意ください

男爵とメークィンどちらもそれぞれの美味しさがありますよねー

そういえば昔

キング アンド クイィーンってあったよなー

あっ あれは踊る(フライのように?)所か


葡萄のコンフィチュール

2005年11月26日 | メニュー紹介
コンフィチュールは

コンフィチュールでも葡萄のコンフィチュール

それも
お砂糖をいっさい使わず

トロミをつけるペクチンは林檎を使用し

優しくゆっくり丁寧にじっくり煮込みました

一瓶の中には2房分の葡萄が入っているほど美味しさが

凝縮されています

自然な甘さ コク 風味が楽しめます

このコンフィチュールは乳製品と相性がとってもいいです

とくにフロマージュにはぴったり

カッテージチーズ ブリー キャマンベールなど

白いタイプのフロマージュにちょっと添えておしゃれに

召し上がってみてはいかがでしょう

数量限定品になります

1瓶 ¥450(税込)

ウフ

2005年11月24日 | シェフのコラム
Oeuf ウフ (ウー)=たまご

フランスのたまごの殻の色は茶色でしっかりしたもので

日本に帰ってから日本の白いいろの殻のたまごを見て

「あっ 日本のたまごってしろかったんだっけ」

と 改めて思いました

フランスのたまごで目玉焼きを食べた時

「なんて美味しい目玉焼きなんだろう!」

と食材の良さに感激!

レストランの賄いで前菜にクリストフが

棒状に切って溶かしバターを垂らして

軽くトーストしたパンを添えた半熟のゆで卵を作ったのです

初めは(手を抜いたなクリストフの奴)と思っていました

仕込み用のステンレス製の台をテーブル替わりにした食卓に

皆が着き「ボナペティ ア トゥース」(皆さん召し上がれ)と一人が

声を掛けると

口々に「メルシー トワ オーシー」(ありがとう あなたも召し上がれ)と

そして 手抜きのゆで卵の殻を

ティースプーンの背の部分でコンコンとたたいて

三分の一くらいの殻を剥いて

まず白身の部分をスプーンで口に

次に添えてある軽くトーストしたパンを

黄身につけ頬張ると

あ  








<<<<<<<<  え   >>>>>>>>

も言われぬ お い し さ    

”クリストフあんたはえらい!”

さっきまで ケチョンケチョンに思っていたのに

私の変わりよう

この時食べた

半熟のたまごの味も私の忘れえぬ思い出でしす

皆さんも試して見てください

トーストするパンはできればパンドミと言うタイプ
普通にバターを塗ってトーストしてから
棒状に切った方が簡単です
この時 マーガリンではなく
是非バターを使っていただきたい

あと
ポーチドエッグも美味しいですよねー
いろいろな野菜や火を通して薄切りにしたお肉を
かるーくドレッシングであえて
お皿に盛り付け その上にポーチドエッグをのせるか
半熟ゆでたまごをのせて
食べる時にナイフでたまごを切ると
中からトロトロになった黄身があいまって
美味しいですよー 

レアールのパスタソースでカルボナーラがありますよねー
えっ 知らない うっそー
自家製ベーコンで生クリームを使わず
ホワイトソース仕立てで
食べ終わった後でも胃が重くならず
その後に レアールのバナナケーキでも
ムラサキ芋のチーズケーキでも
焼き菓子でも食べられるという カルボナーラソース 

レアールの店内入るでしょ そうすると

正面にショーケースがあるでしょ

その ショーケースの上に 真空冷凍のメニューが

いろいろな帽子をかぶったシェフのキャラクターが黒板もっている中にありますよ

まあそのカルボナーラソースで和えたスパゲティの上に

半熟の玉子焼きをのせて食べると

「ウフ  ウ  ウー  ウーマイ!」



フロマージュ

2005年11月22日 | シェフのコラム
フロマージュ=チーズ

フランスの

スーパーのチーズのショーケースに並ぶ

フロマージュの種類の多さには驚いてしまいました

フランス人にとって欠かすことの出来ない食材の一つで

フロマジュリーというチーズ専門店があちらこちらに

在ることを思えば納得するはずです

私が居候していたサントノーレ通りあるアパートからすぐの所にも

フロマジュリーがあってよく買いに行きました

というのも スーパーに並んでいる品物と違って

農家からの物や

こだわり物

賞味期限が短くスーパーでは取り扱えないものまで

棚に並べられ切り売りもしてくれるのです

私は香りの強いタイプが好きなので

マンステール ポンレベック ラミドシャンベルタン シェーヴルなどと

癖があってコクがあるフロマージュが好きで良く

ワインとバゲットで食べていました



硬いフロマージュは  菌で作ったもの

柔らかいフロマージュは カビで作ったもので

菌で作ったものは長期保存で熟成されます
一般に グリュイエールやエメンタール エダム トムドサヴォアなどが有名です

レストランでのコース料理の最後に

フロマージュが出てくるのですが

私はこれが感覚的にちょっと苦手で

コースの最初の方に持ってきてほしいなーと思うのです

そう思うのは私だけでしょうか?



ノルマンディーは乳製品がすばらしく

マノワー ダスティンで働いている時も

キャマンベールも地元の農家で作られたものなどを

食べる機会が多々あり このうえない喜びでした

ミッシェル トラマ氏がフランスの料理ガイド ゴーミヨーで

1991年に20点満点中 19.5点を取った時の

パーティーでフロマージュの盛り合わせがあったのですが

これがまた味わった事の無いものばかりで

どれを食べても のけぞるくらい

美味しく中でも

ブルーチーズに甘口のソーテルヌというワインを

入れたフロマージュは未だに記憶から離れません


スプーンですくっては口に運び

涙が出そうな位美味しく

ため息ばかりついていたのを覚えております

フロマージュも話すといろいろあるのですが

今日はこれ位で


こだわりスモークサーモン

2005年11月21日 | メニュー紹介
見てください

この艶 サーモンピンク

スモークは一般に

肉系には桜のチップ

魚系にはナラかブナのチップ

魚介系にはりんごのチップが相性がよく

私の作るスモークサーモンはブナ材を使用して作っております

ノルマンディーで魚料理担当の時

屋外でスモーカーで燻していたのですが

ステンレス製の箱に炭を入れチップを炭の上に乗せ

蓋をして箱の横にある穴から冷えた煙だけ

サーモンの入った大きな箱に送り込む方法で燻すのです

何故かというと熱をサーモンに与えないで燻す為に

こういう方法をとるのですが

燻製には冷燻 温燻 熱燻があり

火を通さず燻したいサーモンは冷燻なのです。


当時 

私はスモークサーモンなど既製品のスモークサーモンしか

扱ったことが無く

スモークに関してまったくの素人

サーモンの入った箱と炭の入った箱に少し隙間を開けて

煙を送り込むとは露知らず

向かいの仕込み場に行く途中

サーモンの入った箱と炭の入った箱に隙間があると

箱と箱をくっつけて煙を流し込んでいました

その時の魚担当のフランクが

”誰だよースモークサーモンの箱の位置をうごかしたのは!”

と キュイジニエ達に文句を言っておりました

私はといえば まだ フランス語を聞き取れない時期だったので

何のことか チンプンカンプン?

向かいの仕込み場に用がありついでに

スモーカーの箱を見ると また隙間が

私は私で(誰だよー煙が逃げないようにくっつけて置いたのにー)と

思っていました

そして 

フランクが開ける 

私がくっつける 

フランクが開ける 

あちきがくっつける

を繰り返し 出来上がったサーモンは

燻り焼きサーモン!

ナイフでそぎ切りすれば 身はボロボロ 美味しそうなそぼろサーモンに

そんな失敗がありましたが

フランクとのやりとりのお陰で 今では本当においしい

スモークサーモンが出来るようになりました

ちなみに 私のお世話になったご夫婦がアトランタに住んでいまして

そこのお宅にしばらくお世話になった時に作った

スモークサーモンはア メーリカらしく

ヒッコリーのチップでスモークしました

仕上がりはバーべキュッ って感じの味で

スモーキーでうまかったー いいや とても美味でゴザイマシタ

スモークサーモンというと

オニオンスライスにレモンと西洋フウチョウ草の花のつぼみの酢漬けの

ケッパーを添えて食べるのが美味しいと思っておりませんか皆さん?

まあ それが好きと言われてしまえば どうぞお好きな食べ方でと

言うしかないのですが

聞く耳をお持ちの方は是非試して頂きたい

おいしいスモークサーモンの食べ方!

その前に 

フランス料理に 

お皿に塩 胡椒 バターで和えた熱々のポテトのスライスがのっていて

その上にニシンの燻製のオイル漬けを乗せながら頂く料理があるのですが

これがまたウメーの何の 失礼

美味 至福の喜び

ワインが美味しいのなんのって

                      「あー幸せー」


って感じです

そこで

それをスモークサーモンにと思い

作ってみた所               オーマイ ゴット

ピッタシカンカン 一等賞と言う感じでした

思えば

石狩鍋       鮭にジャガイモ

レアールの     スモークサーモンにポテト

これしかないでしょー

聞く耳持っている方は是非おためしあれ

尚 粉ふき芋を作るのがメンドクサイ方は

ポテトを適当な厚さにスライスして塩胡椒して

耐熱の容器に少量の水を入れラップをして

電子レンジで加熱すればすぐ出来ますよ

またバターでなくてもドレッシングでもおいしいです

この時和風のドレッシングなら日本人のあなたなら尚よろしと

思うのです

また、ドイツ人でもイギリス人でも美味しく食べていただけるはず

理由はお醤油は

何処の国でも美味しく思えるから   結構私はくどいのです

そんなわけで

レアールのこだわりスモークサーモン
(何処がこだわったか解らなくなってしまいましたが)

スライス済み
100g ¥860(税込) これからの時期 とっても重宝いたします


この場をお借りして

ノルマンディーのフランクに謝罪したいと思います

「フランク ごめん 犯人は俺だったんだー

12月のバール情報

2005年11月20日 | レアール バール
回を重ねるごとに
新しいお客様も増えて
面白く楽しく過ごせる
レアールバール
普段は商品をお買い上げになったら
お店から自宅へと帰って行くお客様が
ずっと店内にいてお料理とワインで
お話を楽しんでいるのには
私もとても楽しく過ごせいい企画だなぁーと
しみじみ感じます
また 私が知っていても お客様同士は知り合いではないのに
話が合ったりするのも 
お店の狭い空間でいい距離がそうさせているのではないかと
思うのですが
また 
お店の中にいて飲んでいらっしゃる
お客様が 
新しくお店に入っていらっしゃるお客様に
「こんばんは」と声をかけてくれるとは
思っても見なかった事で
大変 うれしくウキウキしてしまいます

始めのうちは
二人 三人だったお客様が人数が増えるに従い
座っていたお客様が立ち始め
ほんとうの立ち飲みになって
「ワイワイ がやがや アハハー」と
笑い声が聞こえ
私もテンションが上がってしまい皆さんのお話に
入ってしまいます

もっともっとぎゅうぎゅう詰めになったらもっと
面白いのではと思うと武者震いしてしまいます

もっとビールを飲む方がいらっしゃると思いましたが
前回では一人もいらっしゃらず
ワインだけ 
まるでワインバーのようで良かったー

お料理だけ目当てでソフトドリンクのお客様もいて
普段お出ししていない
特別な料理にも力が入って楽しく作らせていただけ
お客様に感謝!

12月のバールは
ローストチキンガーリックライス詰めや
オードヴルのご注文が殺到する為
来年お正月からにいたします

尚 1月はハッピーニューイヤーレアールバールです
日時は決定次第HPにてお知らせいたします

また
年末年始は休まず

営  














12月16日から 1月2日 まで 休みませんので
どうぞいらして下さい

それから
お店にいらしたら「ブログみてますよ」などと
おっしゃって頂くとお話しできるので是非声を掛けてください

はじめてのノエル

2005年11月18日 | フランスこぼれ話
今頃のシャンゼリゼ通りは

何万個という電球で飾られた街路樹で

華やかなことでしょう。

この時期のパリは何処を歩いても

ノエル一色

思い思いのデコレーションで飾られた

ウインドウはノエルの気分を一層盛り上げています


私がフランスで初めて迎えたノエルは

ノルマンディーの片田舎にある

ミシュランガイドで一つ星のレストラン

「マノアー ダスティン」でした

フランス人にとって とても大切な行事の一つ

この日はいろいろな地方に散っていた
家族親族がいっせいに故郷に集まり
聖夜を楽しむのです
飲んで 歌って プレゼントの交換をしたり
日本のお正月気分なのです

ノエル当日は
昼のサーヴィスの前に食べる賄が
お客様に提供するのと同じメニューで
なんとシャンパンつき!
フォアグラのテリーヌから始まって
デザートまでみんなニコニコで食べました

夜のサーヴィスが終わりに近ずくと
キュイジニエ達はそわそわしはじめ
自分のセクションの料理を出し終えると
パ パ パッーと片付けて
残っているキュイジニエ達に
握手をしながら

「ジュワイヨー ノエル!」(良いクリスマスを)
「メルシー トワ オーシー」(君にも)
と声を掛け合いながら
レストランをあとに
家路を急ぎ帰って行きました

その時私は パティシェのティリーのもとで
仕事をしていたので

最後まで残っているセクションだったため
二人で厨房に残っておりました
終わりに近くになって
ティリーが

ティリー:マサ キョウハ アガッテ イイゾ アトハ オレガ ダスカラ!

私:メルシー ジュワイヨー ノエル ティリー

ティリー:メルシー トワ オシー

と言っていつもの様に
自分の部屋に戻り
いつものように ラジオをつけ
着替えて何度も読んだ単行本を開いていると

いつもはレストランの営業が終わっても
敷地内にはひとけを感じるのですが
この日は妙に静まり返って
フランスと言う地の片田舎で
日本人が一人とりのこされたような
センチメンタルな気分になっていました


その時
部屋をノックして最後のお客様にデザートを出し終え
着替えを終え家に帰る姿のティリーが

ティリー:マサ コンヤ ダレカニ ショウタイサレテイルノカ?

私:ノン ノン イツモノヨウニ ヒトリダヨ

ティリー:ソレジャァ オレンチ コナイカ?

私:ウイ ウイ イク イク(なーいたカラスがもう笑ったー)

そしてティリーの車に飛び乗り
ティリーのアパートへ

アパートにはティリーの親兄弟親戚子供と
奥さんの方の兄弟姉妹とごったがえし
以前に人物紹介でティリーの事を書きましたが
奥さんは南の方の黒人の人なので兄弟姉妹も黒人
そこえアジアからきた日本人の私で
なんかすごいことになっておりました

テーブルにはカクテル シャンパーニュ ワイン パスティス キャルヴァドス
フルーツ発泡酒など所狭しと乗り

年に一度ぐらいのハレの料理
日本のおせち料理のようなここぞとばかりに
フォアグラやティリーが狩猟で獲った
鴨やハト、ウサギ料理が花を添え

飲めや

食えや 

歌えや

踊れや

話せや

笑えや

酔えや

潰れや

さて何回「や」が付いたでしょうか?        ”そんなのどうでもいい”

すみません

めちゃくちゃ楽しく過ごし
朝方になってみんな雑魚寝
足の踏み場もなく

ティリーがマサ俺達の寝る所が無いから
俺とお前はここで寝るぞ と 行ったところは
アパートの入り口から部屋にはいるまでの
ほんの少しのスペース
2時間ほど寝てティリーが

ティリー:マサ仕事に行くぞ

私:・・ウーィー

そしてレストランについてみると
みんな千鳥足で赤ら顔で
なんとか昼のサーヴィスを終え

私も自分の部屋に帰り
バタンキュー

夜のサーヴィスが始まって8時過ぎ


ティリー:マサ マサー

気が付くと夜のサーヴィスが始まっても来ない私を起こしに
ティリーが部屋の入り口に立っているじゃぁありませんか
あわてて

私:”ごめん  い  い  いま 行くから”!

と起き上がろうとする私に

ティリー:マサ 今日は 休んでいいぞ 俺からのクリスマスプレゼントだ

と ティリーはウインクをしながらレストランに戻って行きました

こんないいノエルを過ごせたのは

いつも頑張っている私に

サンタさんがくれたごほうびだったのでしょう

夢見心地のトリュフ

2005年11月14日 | メニュー紹介
しっとりとして

滑らかな口溶け

良質なクーヴェルチュールの味

ゆっくりと切れの良いカカオと洋酒の香る

シェフのスペシャル トリュフ

一粒口に含めば

夢見心地

シェフの思い出の地

ノルマンディーにある

一つ星のレストラン

「マノアー ダスティン」の

スペシャル トリュフを再現しました

他では味わえないトリュフです

季節限定

1瓶 40g入り ¥450(税込み)            安い!

ザ レアール ハーツ の裏話

2005年11月14日 | シェフのコラム
ザ レアール ハーツのタイトルは

初め穴開きレードルでした

それは

私の思い違いで

妻に

「どぶネーズミ みたいに 美しくありーたい」って

歌っていたのって「アナーキー」だっけ?と聞くと


「えーブルーハーツでしょ!」と

アナーキーだと思っていたのでがっかり



ジュニアに

穴ー開きーレードルを持たせたのにー

私の思いが

レ-ドルの穴から

落ちてしまいました。

ザ レアール ハーツ

2005年11月13日 | レ・アールについて











うまそな

惣菜が あるーから

写真ンーには  写らない  ウ ラ め にゅ う  

も 

あるからー



みんなみんなー みんな 来てーぇよ
みんなみんなー 幸せになるううよー

もしもーお腹が 空いたりしたらー
すぐに レアアール 来てねぇー

シェフが作った 料理があるし
お菓子も 
全部手作りー


みんなみんなー みんな 来てーぇよ
みんなみんなー 幸せになるううよー

今日の前菜 サラダにあわせ 
メインは いつも迷うよー
今日のワインは 旨くなりそおー

キャフェに 焼き菓子付けよー


みんなみんなー みんな 来てーぇよ
みんなみんなー 幸せになるううよー

こんな 旨い ものが あるから
小松のひとは しあわせー
だから 気軽にドアをあけてね
ジュニアも笑顔になるよー


みんなみんなー みんな 来てーぇよ
みんなみんなー 幸せになるううよー


センキュ

皆様どうもありがとうございます

2005年11月13日 | レ・アールについて
11月11日の
レアール フレンチ バール
いつもながら盛況でした

新しいお客様も増え楽しいひとときを過ごすこともできて

大変うれしく思いました

また

5周年のお祝いに

こんなきれいなお花を頂き感無量!

今回のシュークルートは最高に好い出来でしたし

本日のお魚料理は

ホウボウを一匹ローストして
ソースにスープド ポアッソンを敷きガーリックバジルオイルで
香りを付けてみました テイクアウトでは
味わえない料理を召し上がって頂きました

ローストチキンガーリックライス詰めも
いつもながら好評でしたが私はちょっと納得出来なかったなー
と 反省しております

お誕生日のtina様のご主人には
冬瓜の表面にBonannivesaireと彫って
蒸し上げ中に牛すね骨付きの煮込みを入れて
蓋に蝋燭を立てさせて頂きました

そして
来られたお客様全員に
私のスペシャリティである
ノルマンディーで覚えた

ショコラの ト リュ フ

を5周年の記念に召し上がって頂きました

今日あすにも販売予定でございますので

これは口にされたお客様の
お顔を見るのが楽しいショコラで
みなさん満面の笑顔になるので
私もうれしくなる一品です!

レアールのフレンチバールは
料理好きワイン好きが集まる居心地のよい空間になりました
興味がある方はぜひご参加下さい

みなさん
見てくださいこのジュニアのうれしそうな顔


おいジュニア

おまえ泣いてんのか?

えっ 目にゴミが入っただけ?

相変わらず月並みだねぇ