千一夜第3章第302夜 畑を作ろう! その9

2021-10-16 23:59:28 | 百姓仕事

2021.10.16(土)

10月1日(金)、草取りを続けていると遂に私の膝も悲鳴をあげた。ここ数日、午前1~2時間、午後3時間程度、畝と畝の間の平鍬1枚幅の狭い通路でしゃがみ込んで雑草を抜いていたので、その反動がもろに膝にきた。友人に膝が痛いことを話すと、以前自分も母親のために座って草取りができる椅子を買ったと教えてくれた。それで近所のジョイに行ってみると数種類の台車(椅子)があった。しかし平鍬1枚程度幅の台車はなかなか無い。車輪幅の一番狭いと思われるものを買ったが、実際に畑に入れてみるとこれでも幅が広すぎた。しかし使えないことも無いので今日1日はこの台車に座って作業した。これからは1日の草取り時間は制限しないと駄目である。痛みが治まるまでは程々にしようと思う。
この台車、園芸用のものであるが、使途には釣りにも最適とあった。しかし、車止めも無いような埠頭でこれに座って竿を出しても、台車が良く走るので何かの拍子に前へ出るとそのまま海へドボン、ということもありそうで怖い。

10月2日(土)、B面③の畝の隣に新たに細長い2つの畝④、⑤を造成した。これでB面は全て完成である。④の畝にはもう1列イチゴを植えようかと思案中、年長組の孫に相談してみよう。
さて、残るはC面の造成である。面積的にはA面とほぼ同じであるが、膝の調子が戻るまで暫く間を置きたい。C面はトウモロコシとサツマイモ畑と内定している。遅くとも来春までには造成を完了しなければならない。水捌けのことを考えるとやはり畝を造らなければならないが、今度は大きな畝にしようと思う。A面と同じなら10面出来るが、半分の5面程度を予定している。

 

10月3日(日)、孫がミカンの木が見たいと言うので、草藪の草刈りをすることにした。現状、ミカンの木は上の写真の一番奥にあり、雑草に隠れて見えない。ここは耕作すればC面になる予定地である。A面とほぼ同じ面積があるので10面程度の畝が造れるであろうが、草刈りはその第一歩となるものでもある。久し振りに草刈り機「たもつ号」の出番である。

 

30分程度で草刈りを終え、漸くミカンの木が見えてきた。ミカンの木は丁度建物の影にあるので日当たりが良くない。そのためか、酸っぱいミカンしか出来ない。おまけに藪に覆われていれば益々陽は当たらない。屋敷の東側にもミカンの木が数本あるのだが、こちらは日当たりも良く甘いミカンが生る。孫は早速、青い果実にマジックで自分の署名をしていた。

10月4日(月)、B面④の畝にまたイチゴの苗6株植えた。孫と家人が強力に勧めるのでナフコで苗を購入し、畝もイチゴ用に造り替えて植えた。私が消極的だったのは、B面の③~⑤の畝は日当たりが悪いのである。日照時間が短いのは致命的のように思われるが、まあ今回は試しに植えてみた。イチゴの苗は全部で19株となった。

3日はホウレンソウ、4日はレタスも初収穫した。ホウレンソウのお浸しは頗る美味、レタスは、私は感じなかったが家人は少し苦みがあると言っていた。
レタスは丸くなるのかと思っていたが、どうやら葉が開いたままの種類だったようだ。近所の高齢者が、レタスは1株の周りの大きな葉から取って行けば良いと教えてくれたので、1株@2~4枚程度大きな葉を千切っていった。全部で24株あるのでその程度でも直ぐに籠は一杯になった。

 

10月8日(金)、空いているB面⑤の畝に九条ネギの種を蒔いてみた。畝が小さいため高さを低くして広げようと試みたが上手くいかなかった。畝が小さいので種が大量に余ったため、B面①の畝のニラの間に残りの種を蒔いた。ニラの畝は他の畝に比べて雑草があまり生えていない。相性が悪いのだろうか。ネギは上手く発芽するだろうか。他の野菜は1~3か月で収穫出来るものが多いが、このネギは収穫まで半年程度掛かるようだ。私は九条ネギは好きである。

10月9日(土)、従兄弟で畑作りの師匠の博ちゃん、間の悪いことに前日種蒔きをしたB面①の畝に植えていたニラを取りに来た。本人が植えているニラは私の方が多いと言っていたが、市場に出したニラが思いのほか高く全部売れたとのことで、私が植えていたニラを全部持って帰った。元々、我が家では殆どニラを食さないため、博ちゃんに進呈するつもりでB面①の畝に集めていたのだが、高く売れたと聞くと何だか損したような気持ちなる。お礼か交換かどうか解らないが立派な栗を沢山持って来た。我が家は数日間栗ご飯が続きそうである。それは兎も角、昨日種蒔きした九条ネギ、ニラを引っこ抜いて畝が凸凹になったが大丈夫だろうか。ネギは諦めて他の野菜を植えようかしら。

 

10月15日(金)、夕方から孫2人(5歳と2歳)が2日連続で畑を手伝ってくれた。

 

ダイコンは11月収穫予定だったが、試しに初収穫してみた。結果、まだ早過ぎたようで辛すぎ、とは言えダイコンはその成長過程によって色々と調理法があるはずなのだが、我が家では却下された。長女の孫と2人でうんうん言いながら抜いたダイコン、川で丁寧に泥を落としてくれた。収穫したダイコン、レタス、キュウリ、ナス、ホウレンソウ、ミニトマトを孫2人が運んでくれる。

 

お姉ちゃんは一丁前に背伸びをする。収穫後は、一日の最後のルーティンである水やりである。お姉ちゃんが川に入ってバケツに水を汲んでくれたので私は大助かりだった。孫は自分が植えたイチゴが一番気になるとみえ、丁寧にジョウロで水をやっていた。

10月は初旬までに、元同僚kや近所のおばあさん、弟家などにキュウリ、ナス、ホウレンソウ、レタスを進呈した。

【畑作り履歴】
A面
①の畝 2021.07.26造成 07.27 ミニトマト12本茎挿し(新芽を鋏で切って刺しただけ)9本根付く。07.30 枝豆の種を蒔く、6本芽が出る。09.02 枝豆は諦め空いた所へ新たにホウレン草の種蒔き。
②の畝 2021.07.26造成 07.31 玉ねぎの球根20個植える。15個発芽 08.02 ナスの苗2株植える。
③の畝 2021.07.28造成 08.02 キュウリの苗2株植える。 08.19 残りの部分にブロッコリーの種を蒔く。 9月6日キュウリ初収穫(全体でも初収穫)。09.10 ④のブロッコリーを移植。
④の畝 2021.07.28造成 09.24 ニラをB面①の畝に移植し再造成。09.25 ハクサイの苗20株植える。
⑤の畝 2021.08.04造成 09.02 半分ほどホウレン草の種蒔き。 09.04残り半分にダイコンの種を蒔く。
⑥の畝 2021.09.12造成 09.15 レタス24株、キャベツの苗2株植える。
⑦の畝 2021.09.06造成 09.08~12 イチゴ7株植える。
⑧の畝 2021.09.12造成 09.15 間引いたダイコンの苗を移植(せこいか)。
⑨の畝 2021.09.12造成 09.15 キャベツの苗10株植える。
⑩の畝 2021.09.12造成 09.15 ジャガイモ20個植える。

B面
①の畝 2021.09.24造成 09.24 A面④の畝からニラを全部移植。10.08 九条ネギの種蒔き。10.09 ニラを全部抜いて従兄弟が持ち帰る。
②の畝 2021.09.25造成 09.28 サニーレタスの種蒔き。
③の畝 2021.09.28造成 09.28 イチゴの苗3種6株植える。
④の畝 2021.10.01造成 10.04 イチゴの苗6株植える。
⑤の畝 2021.10.01造成 10.08 九条ネギの種蒔き。

C面  草刈りを終えた段階

【10月15日過去の釣行記録】
・2005年第1埠頭南端東側、16:20~22:00、中潮、釣果=キス2・小ダイ3・イイダコ1・アジ15
・2016年徳山築港、06:00~10:30、大潮、釣果=木っ端ガレイ2・キス8・小ダイ2

【この日の釣り情報】
・2005年新川港防波堤、16:20~22:00、中潮、釣果=メバル4・チヌ1

【旧暦9月10日釣行記録】
・2000年10月07日、姫島周辺、船釣り、06:00~15:30、長潮、釣果=アジ大漁
・2007年10月20日、第2埠頭南端東側、06:30~12:00、長潮、釣果=キス5・エソ1R・小ダイ6R・マダコ1
・2010年10月17日、櫛ヶ浜港旧防波堤、19:30~21:00、長潮、釣果=メバル5・アジ15・セイゴ1・チヌ1
・2013年10月14日、第1埠頭西側、06:40~09:40、長潮、釣果=キス5・メイタ2R・メゴチ1R

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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