人は反復

同じことの反復
驕り高ぶる様を何度証明する
増え過ぎた人類の粛清に意味はない
優れたものだけではバランスがとれない
すべてをコントロールなんてできはしないさ
誰もが同じ方向を見ているわけじゃない
恐怖で世界が統一なんてできなかっただろう
いつも火に油を注いで燃え尽きて終わるのさ
燃え尽きて終わる世界が終わるとしても
それは当たり前のことなのでしょう
希望と絶望を交錯させてまだ僕はいきている

不幸

不幸は意図も簡単に招き寄せることができる
すべてに嘆いていれば放っておいてもやってきてくれる
負の連鎖を体感することもできるから
幸せが幸せを呼ぶように
不幸が不幸を呼び寄せるみたいだ
どうして自身を不幸と考えてしまうのか
人より劣っているからといってそれが理由にはならない
自信のなさも拍車をかけて意味もない存在意義を問うこともある
ダメな人間なのだと自分で自分に暗示をかける
ダメでもいいのさ人を殺さなければ人の領域をズタズタにしなければ
どんなに優秀であったとしても人の姿をしているだけのこともある
人ではないから人の苦しむ顔を見て笑っているのだ

life *

辛うじて生きている
現実にどうであろうと生きている
どうして生きているのか
そんなことはわかりません
考えればいくらでも理由は見つかります
見つけようとしなくても浮かびあがる
生きていくこと以外のことで忙しいのはどうして
やらなければならないこと以上のことをさせる
そんなことが続くわけがありません
老後の安心のためだけに生きているわけでもありません
安心を買うことが当り前のようでもあるけれど
心の安心はそう簡単に手にすることなどできません
安心・安全崩壊が始まった日本で日本人は何を信じるのでしょう？
お金だけでしょうが