エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

このままでは地球が限界をむかえるだろうグローバル経済と、持続可能なローカル経済やSDGsについて!

2020-10-23 20:17:00 | Weblog








二日前にGoogleがアメリカの司法省から、独占禁止法違反の疑いで歴史的な提訴をされました。
今の時代のグローバリゼーションを代表するIT企業であるGAFAの一つGoogleが、本格的に国家から訴えられたことは、今後の経済や社会を考える上で示唆深い出来事と思います。

私はGoogleなどのITに限りませんが、今の時代はグローバリゼーションが、経済政策の新自由主義などと歩調を合わせて、世界中の潮流だと思います。
確かにグローバル化で、マクドナルドやスターバックスなど安い(良質の?)サービスを世界中の多くの人達が、簡単に享受できるプラスの点はあります。
しかし同時にマイナス点も多くあると思います。
1世界や社会がグローバルスタンダードの名の元に画一的になり、西洋の価値観や経済合理性の視点ばかりになっています。そしてセレブみたいな拝金主義や過度の効率主義に陥り、本来の自分に否定的になってしまいがちです。
2国際金融資本が世界を動かし、多国籍企業による市場の独占。例1%対99%
3世界的な格差や途上国などからの搾取。非正規労働者の増加。例 アマゾンの安い荷物ため運送業者の現場はかなり疲弊しています。ウーバーで食事を運ぶフリーランス労働者が、低賃金に対抗する労働組合を結成して対抗しています。
4地球の裏側から資源や物を運ぶ様なエネルギー消費が多い、持続可能な経済からほど遠いです。
5グローバル経済で勝ち抜く過当競争のために、コスト削減の名のもとに多くの自然、人権、未来が犠牲になっています。
6資本主義の短期的視点からの飽くなき経済成長主義(GDP至上主義)で、大量生産大量消費や温暖化など地球が限界をむかえています。

それに変わる代替案の経済としてローカル経済や連帯経済(共産主義ではなく、協同組合や社会企業などを定義します。)があると思います。
ローカル経済の特色はこの様になります。
地産地消 持続可能な経済。コモンズや社会の共有財、共有資源を守ります。(水、里山、労働組合、社会保障などを市場原理による破壊をさせずに維持して再建します。)
ある意味で大資本などの企業の労働のパーツと化した様な現代人を、より個人や多様性が保たれその人の潜在的な可能性が生かされ、もっとゆとりある人間らしい生活、経済ができうると思います。
果たして大資本の企業にローカル経済が対抗できるでしょうか?
例えば太陽光発電バブルの時の様に、東京に売電利益をすべて持っていってしまう様な金融の投資家や大企業によるメガソーラーなどではなく、ヨーロッパみたいに行政が必要な規制をかけて、地域に根ざしたご当地電力や地域の事業を守る必要性があります。
またIT、シェアリングエコノミー、協働に可能性があると思います。

またローカル経済や連帯経済は、根源的な持続可能な経済と思いますが、一般の経済やグローバル経済も当然持続可能性への転換は必要で、私はそれはSDGsの取り組みかと思います。
環境、経済、社会の両立を目指すあり方のESG投資などで、健全なバランスの取れた経済を作っていく必要があります。

私はこちらの映画「幸せの経済学」は私はアマゾンプライムで観ましたが、正直感銘を受けて、今後の生き方や働き方があまり迷いなく見えたと思います。

よかったら皆様にもこちらの映画を観ることを、お勧めします。

映画「幸せの経済学」についての記事です。



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