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深く響いたユダヤ人についての本にあった、日本の川柳の言葉。
「売家と唐様(からよう)で書く三代目。」
唐様とは教養ある人間ができる書道の書き方ですが、初代が築き上げた財産の上でいわゆる教養はあっても生き抜く能力はなく、初代が建てた家を売りに出す文章を洒脱に書く孫世代という、ある意味でその様を皮肉った意味です。
正直言って私の人生にかなり重なる内容と思いました。
私もこちらの様にいわゆる「金持ちのお坊ちゃん」みたいになって成人してから、志の人生は後悔していませんが、学歴はあっても日常生活や仕事や経済ではすごく低迷する人生を生きてきました。
引用したこの本は今後はそうならないために、「艱難辛苦は汝を玉にする。」という日本のことわざも書いてあります。
ユダヤ人の親子は子供に、お金持ちの家でも子供を優良な地方の質素な寄宿生活を強いる学校にわざと入れたりして、「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」を地でいく様な様々な教育をする様です。
私もこれからは多くの辛苦を乗り越えて繁栄する今日を築いたユダヤ人の生き様に学びたいです。(イスラエルのパレスチナへの暴挙などは問題ある行為と思いますが。)
これからはより一層苦労を厭わずにムリし過ぎない程度になるべく労苦を進んで買ってでて、山中鹿之介青年みたいに「天よ、我に七難八苦を与え給え。」の精神で自分をしっかり鍛えたいと思います。
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集
著 石角完爾
(私の大切な座右の書の一冊になりました。こちらの本も厳しい時代を生き抜く指針に皆様にお勧めします。)