エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

最近の環境や格差や教育、精神科医療への活動のご報告です。

2011-10-01 11:48:18 | Weblog
昨日ジャーナリストの今一生さんが世間に幅広く募集していた人生ここにありという映画の鑑賞会に参加してきました。今さんの集まりは、いつもそうなのですが、おもしろい参加者仲間との出会いもあり、よかったです。

映画は考えさせられる内容で、イタリアは、精神障がい者の方達を病院に閉じ込めたり、薬づけにせずに、当事者達が共同で作っていく協同組合の活動で、自分達が仕事を作っていき、自分達で稼ぎを持ち、いきいきと生きることができるという実話に基づいた映画です。
日本のワーカーズコレクティブなどもイタリアの協同組合の活動をモデルにできた歴史があり、そういった面で今の障がい者福祉の今後の姿を示す素晴らしい映画だと思います。この団体のモットーは「やればできる」だったそうです。

私は以前に障がい者の作業所の責任者の方に、「行政に安易に任せず、民間の団体で協力し、協同組合で就労支援したら」と提案したことがありますが、なかなか実際には進みませんでした。

また今の精神科の医療が、厳しい言い方をすると、患者が抱えている根本的な問題を解決すると、リピーターになってもらえず、診療代が稼げないので、薬づけにして、生かさず、殺さず、の様な対処療法に終始している病院が多い現実へのアンチテーゼだと思います。

また、「メンタルクリニックも薬での治療だけでなく、多くのNPOなどの支援団体は世の中にはいっぱいあり、そういった団体と連携できれば、どれだけ当事者が救われ、国も医療負担を減らし、うつや自殺者が減らせてきたか」と多くの自殺志願者の相談に長年無料でのってきた今さんはおっしゃていました。

私もまったくその通りだと思います。

ふつつかながら、私も自由と生存の野菜市で、いろいろな悩みを抱えた方達と一緒に、野菜販売という仕事を作っていて、薬づけへの代替案であるまた農作業や里山作業などで、自然治癒力を増す自然療法のサービスや、孤立が病気が悪化させることは、よくわかっているので助け合いコミュニティー作りのサービスも提供させて頂いています。

精神科医療についての今さんのブログ 精神病院を全廃させたイタリア ソーシャルビジネスを始めたい若者へ3


友人のお誘いで、新引きこもりについて考える会に出席させてもらってきました。
社会で疲れた人達を受け入れ、みんなで交流して助け合っていくような趣旨とお見受けしましました。
世話人の勝山実さんといろいろ議論しましたが、お互い率直に意見し合え、いいたいこと言えたので、かえって気持ちよく、いい機会になりました。


こちらも友人に誘われて東京経済政策研究会という「グローバル化が進む中で、教育が民営化が進みつつあるが、それの是非について話し合う」という趣旨の回に参加しました。

いろいろな方が参加させていて、経済産業省の官僚の方や、大企業の社員の方や、一新塾の方達など多様な方が参加されていて、立場の違う社会のどっちかていうと、グローバル経済の恩恵を受けていそうな強者が集まる会と私は見受けましたが、いろいろな議論ができて、私はどっちかっていうとアンチグローバル化ですが、排除されることもなく、気づきもあったし、人脈もできました。

9月19日は、私が活動している自由と生存の野菜市の組織的なつながりでイベントを知り「さようなら原発1000万人アクション」に参加しました。
たぶん私のmixiの告知を見て個人的な友人も来てくれて、一緒に参加できて、いろいろ話せてよかったです。

会場に行ってみると、すごい熱気と人で、すごい盛り上がっていました。
私も労働組合の繋がりで参加するきっかけを持てたので、そうなのですが、労働組合や共産党などの伝統的な左翼の団体が多い印象があり、特に大企業の組合の垂れ幕はひとつも見かけなく、多くが中小企業や行政の労働組合が多いのが印象的でした。やはり、改革は社会の底の方から起きるものなのかとも思いました。しかし、日本版みどりの党のみどりの未来さんも参加されていました。

個人的にはわが師の一人である内橋克人さんを生で拝見して、話しを聞けて、さすがいいこと言っていて、よかったです。

デモでは、青山や渋谷という若者のおしゃれなカルチャーの街を、労働組合などの硬派な面々と練り歩くのは、結構新鮮な体験でしたが、通りすがりの若者達も拍手してくれる人達もいて、よかったです。







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