エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

3,11後の世界の変化と、新たな雇用の可能性を学び、ワールドカフェをするイベントを開きます。

2011-10-21 07:22:04 | Weblog
皆さんもご存知の通り、3,11の東日本大震災を経験した後の日本は、以前とは多くの人々の価値観も大きく変わり、また社会もシステムや産業構造も、大規模な変化があり、現在は大きな変革期だと思います。

著名な環境運動家の田中優さんも、「3,11後は、否応なく日本は変わり、新しい時代に突入した。」と述べています。

では、そのような変化をどう捉え、どの様に生き、どの様な働き方をして、どのような社会を築くべきなのかを、勉強し、みんなで考えていきたいと思います。私自身はふつつかながら、以前から、環境NPOや環境ビジネスで、その様な生き方や働き方を実践してきた部分がありその経験や、豊富な文献から学び、皆さんの意見も伺い、議論を深めていきたいです。

特に、雇用面での変化に力点を置き、今環境ビジネスが今勃興期であり、太陽光パネル事業は、2010年現在80万戸設置され、今後の政府の計画では、、2020年までに320万戸、2030年までに1000万戸の取り付けが見込まれていて、現在も生まれていますが、今後さらに新たな求人がでてくると推計されます。またドイツでは、環境ビジネスの雇用が以前と比べて13倍になったというデータもあります。

新エネルギーや、省エネ、リサイクル、スマートグリッドや、社会企業などの現状と可能性と就職方法などをお伝えします。


また高齢者福祉も、約4人に1人が65歳以上の方である超高齢社会にすでに日本は突入していますが、この雇用も現在ハローワークなどで大量の雇用が生まれていて、その仕事のシステムややりがいや、労働条件、問題点、可能性、就職の仕方なども学びます。

また近年は半農半X(半日農作業して、残りの半日を自分の好きな活動をして稼いで、生計を立て生活していくライフスタイル)という言葉が生まれ、環境派の人を中心に農業が再注目され、有機農業などへの新規就農者の増加や、私もそうですが、週末に農作業をする人も増えています。
また、今は民主党政権は11月の国際的な交渉に合わせて、TPPに参加するか否かで議論されています。
政府はTPPへの参加の保障として、大規模な支援を農業に行い、農業の事業規模の拡大化や、今後新規農業就農者に年間一人150万円の支援をすることを検討しているようですが、TPPの是非について皆さんと自由に議論したいですし、今後の第六次産業としての農業への就職の可能性なども学んで、話し合っていきたいです。

ワールドカフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。カフェのようにオープンで創造性に富んだ会話ができる場とプロセスを用意することで、コミュニティなどの状況の共有や新しい知識の生成を行うことができます。

お気軽に、どなたでもご参加ください。勉強会の時に、急に無理に発言を求めるようなことはしません。

10月29日(土)17時30分から21時45分まで

場所 若松地区センター第2集会室A
東京都新宿区若松町12-6
TEL:03-3209-6030
地図
地下鉄: 都営大江戸線(都営12号線)「若松河田」駅下車 河田口より徒歩2分
都バス: 「宿74」新宿駅西口発 東京女子医大行き(抜弁天経由)「余丁町」下車1分
「高71」高田馬場駅発 九段下行き「余丁町」下車1分


17時30分から19時30分まで 勉強会(参加者の方の方が遅れていても、イベントの運営上、定時には勉強会始めさせて頂きますので、よろしくお願いします。勉強会でも私が一方的に話すのではなく、参加者の方の発言も歓迎します。)
19時40分から20時45分までワールドカフェ
20時45分から21時45分まで交流会(お酒やお茶や料理を出します。)

正社員などのある程度経済的に余裕のある方1000円、 非正規労働者、主婦、学生の方600円、 無職の方200円 

参加を希望される方はこちらまで連絡して、お名前と当日連絡がつく連絡先(携帯番号でも、メールアドレスどちらでも構いません。)を教えてください。
小林史晃 
lovepeace46497@yahoo.co.jp
090-3963-9265

どなたでもお気軽にご参加ください。
大人数でも受け付けられます。
何卒よろしくお願い致します。


参考文献
3,11で現実化した「成長の限界」が日本を再生する  浜矩子、枝廣淳子など 小学館 
原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる 田中優 武田ランダムハウスジャパン
ロハスビジネス  大和田順子、 水津陽子  朝日新書 
新・地球環境ビジネス エコビジネスネットワーク 
もうひとつの世界は可能だ 内橋克人 光文社 
TPP亡国論 中野剛志 集英社新書
エコ検定

イベント企画者(小林史晃)の履歴
専修大学の学生時代に環境NPOで、NPOバンク作りに取り組む。学校卒業後、新エネルギーのバイオマスのコンサルタントや調査の会社や、リサイクルや廃棄物処理の会社で生ごみの堆肥化に取り組む。その後、格差問題へ関心を持ち、新興する非正規労働者を中心とする労働組合で活動する。「環境といのちを大切にする仕事作り」を学ぶスロービジネススクールに通う。主体的市民を生み出す一新塾や、社会企業家育成のiSB公共未来塾で学ぶ。農を活用した環境教育活動をする。その後、東日本大震災では、石巻にボランティアへ行き、その後、環境や格差の問題に取り組む社会企業エコサバイバルネットワークを起業し、現在にいたる。エコ検定資格保持者

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