府中用水探訪 Vol.4

分岐点を後にして、さらに上流へ。





だんだん、東京離れした景色となってくる。









特に驚いたのは・・・









ピーヒョロロッ!って

















































トンビが二羽戯れていた地図

















野趣深い取水口近く



このあたりになると用水に近づくことも出来ない



















とうとう掘り割り状に深くなってしまった













ここだ・・・



そろそろと降りてみる



























































府中用水取水樋門



1900年(明治33)竣工と伝えられる取水樋門。取水口は4門あったというが、現在は一番北側(写真左側)の1門が埋められて、実際に機能しているのは3門である。この4扉の樋門は全国でも大型の部類であり、多摩川流域の樋門としては最大かつ最古であるとされている。江戸時代には本宿から取水していたと考えられているそうである。なんでも、江戸時代の数回の洪水で多摩川の流路が変わったらしく、その旧流路を利用して府中用水が引かれたと言われているそうだ。その歴史ある取水樋門が現役で働き続けているのは、東京という場所を考えればとても貴重である(地図)。





樋門前の堤防。水の流れの勢いを利用して、堤防や堰で水位を上げた水は、ザブザブと用水路に流れ込む。水位が上がりすぎた時には、そのまま堤防から流れ出て多摩川に戻ってゆくのである。





さらに源流をたどると、ほとんどアマゾンのような景観。このすぐ上流には、立川市錦町下水処理場がある。このほかにも多摩川には複数の処理場からの排水が流れ込んでおり、その水は決してきれいだとはいえないのが残念である。

















ようやくルーツを確かめて満足していた



ここまで徒歩で10kmほど









しかし、どうしても気になること





府中用水本流は流れているのか?





どうしても気になって、歩いて戻った。





























ふちゅうに流れていましたw


谷保水系のここで分岐した支流が本流に注ぎ込んでいるみたいですね。ややこしや~(地図

























おしまい





Editor CABEZÓN

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