goo

スウェーデンでのインタビュー調査開始。韓国5日目のプログラム。

朝、ハニンゲ・コミューンを訪問する。

ストックホルム中央駅から、ローカル列車で25分ほど。

コミューンの建物としては、たいそう立派。

中に入ると、吹き抜けになっており、デザインとレイアウトは、スウェーデン・コミューン・ランスティング・連合会のそれと似ている。

設計者が同じかもしれない。

ちょっと豪華にし過ぎか?

入り口に置いてある椅子も、立ち上がる時に、椅子そのものが支援してくれる豪華な椅子。

今回から新しいテーマへのチャレンジ。

コミューンの後見監督機関(エーベルフォミンダーレ)での100分インタビュー。

こんなに長いヒアリングも珍しい。先方が、ずっと真剣に回答し続けてくれるからだ。

ハンドラガーレのボスと部下が応じてくれる。部下は、とってもチャーミングー!

(そう言えば、グー!のお姉さん、テレビで見なくなったなあ。。。)

やっぱり、インタビューをして初めて分かること多し。インターネット情報だけでは、大きな限界がある。

昨日は、風が強く、横殴りの雨で、最悪の天候であったが、得られたものは大きい。

 

さて、韓国5日目は、今回の研修の2本目の柱の日となった。

午前中は、社会福祉館の見学。高齢者対象の様々な介護予防のプログラムが展開されている。熱気でムンムン。

日本の老人福祉館と比較してみるのも面白いと思う。

お昼前に、ノブレスタウンという超高級有料老人ホームを見学。

ここに入るのは、初めてだ。

キャンパスには、3つの高齢者施設がある。通常の高齢者介護施設が二つと、このノブレス。

分譲型は一人用で5億ウォンを超える。それに毎月の自己負担が250万ウォン。普通の職業についていたサラリーマンでは入居が難しい。

最初にシアターに通され、PRビデオを見る。全部ハングルなので、ゼミ生学習意欲喪失。

毎晩遅くまで飲んだり、ホステルの地下のオープンスペースで話し込んだりしているせいであろう、熟睡・爆睡のオンパレード。

職員さんがそれを見てムッとしていた。

お昼を食堂でごちそうになる。

その前に、私とゼミ長が、それぞれスピーチ。

その後に、SMAPの<世界に一つだけの花>を合唱。

その後に、入居者の女性から、日本語の歌のプレゼント。

ちょっとした日本語交流うが展開される。

午後3時からは、3つ目の訪問。ソウル市郊外にある<老人療養センター>を訪問。

この老人ホームは、生活保護者対象の介護ホームであるが、制度が変わり、定員の30%まで、一般の要介護高齢者を受け入れることができる。

両者では、生活ニーズが大きく異なり、介護サービスを提供する側は、より困難さが増したそうだ。

韓国の老人長期療養保険制度では、在宅サービス利用者を増やす設計となっているが、もう一方で施設ケアへのニーズが徐々に強まっている。

30%ルールが登場したのも、こうした背景があるからだ。

(メイビー、ベイビー。)

その後、ゼミ生全員参加の大食事会。毎晩大食事会では、大変なので、日によって、夕食自由日と、夕食全員参加日に分けている。

味付けカルビをたくさんいただく。

2年生男子の一人が、何故か、焼酎を注ぎに来てくれる。色々私に迷惑をかけているという思いからだろう。

注ぐだけでなく、飲みましょうと絡んでくれる。

教員は、かまってくれることが、ことのほか嬉しいものだ。

その学生はあまりにも飲み続けるので、次の日二日酔い。

研修参加を免除してほしいと翌日朝、集合場所で懇願されるが、そんなことは許さない。

まだ私のポリシーや私の性格を理解していない。

頼まれても、妥協はしない。

<決して酒に飲まれてはいけない>

 

 

 

 

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする