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炉心融解100%を東電が認める。

昔見たチャイナシンドロームを想起させる事態である。

 

東電ではこれまで炉心の融解は55%だとしてきたが、

昨日になり、東電は、炉心融解が100%に達している可能性が高いことを認めた。

 

炉心融解100%であっても最悪のシナリオはかろうじて免れている。

何故か。

融けた炉心が、<タマタマ>水の中にあり、冷却されているからだ。

不幸中の幸いとは、このことだ。

落ちどころが違っていれば、あるいは水が早い段階で漏れていれば、

チャイナ・シンドロームどころではない。

 

最悪の<ジャパン・シンドローム>である。

 

何でこんなひどいことになってしまったのだろう。

そもそもシーサイド原発が大丈夫だという<根拠がありそうでなかったことがら>を、何故、時の政府は認めてしまったのだろう。

 

石橋をたたいても時々は渡らないぐらい慎重な政府が必要だ。

 

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