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八日目の蝉

やっとかめの蝉、ではない。

自宅で映画を見るのも良いが、たまには、大スクリーンで新作を見てみたい。

昨日そんは話を朝食時にしていた。

 

もうお昼には、スクリーン2のH列の中央に2人でいた。

あの監督!と一緒に。

 

よくテレビで宣伝しているので、八日目の蝉という名前だけは知っていた。

4月末に封切りしたばかりで、ホットな映画である。

 

計画的な映画鑑賞ではなかったので、予備情報もまったくなく、スクリーンの前にいた。

後で知ったが、原作は 角田光代。同名の小説。

 

永作博美と井上真央が主人公ということで、比較的ライトなトーンかと思いきや、

ヘヴィー、ヘビー。

 

ズシッとくる本格的な映画であった。

キーワードは、

不倫、誘拐、エンゼル(原始共産制を意識した共同体)、小豆島

 

映画の中には、俳優の存在感の方が前に出てきてしまうものもあるが、

八日目の蝉は、女優の存在感以上に物語の迫真性が勝っていた。否、五分五分のガチンコ勝負。

 

意外であったのは(失礼)、小池栄子と劇団ひとりが好演していたことだ。

バラエティ番組だけでなく、役者としても力がある。

 

昨日の映画館は2度目であったが、レイアウトが素晴らしい。

角度がしっかりつけてあり、前の観客の頭がじゃまにならない。

頭が出ないほど、せりあがっているのである。

座高の高い人がすぐ前に来ても全くじゃまにならない。

名古屋にいらっしゃったら、是非、名古屋空港近くの

ミッドランドシネマ名古屋空港へ。

http://www.midland-cinema.jp/mcnk/index.shtml

滑走路もセスナもまじかに見ることができる。

 

なお、蝉は出てこないので、悪しからず。

 

 

 

 

 

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