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インドネシアの看護師・介護福祉士候補者受入れ問題(その1)

1週間前から、インドネシアの看護師・介護福祉士候補者受入れ問題について論文を書いています。

隔月刊の媒体で高齢者住宅財団『いい住まい いいシニアライフ』に連載を続け、今回は、数え間違いがなければ21回目。

ちなみに、第20回では、韓国の長期療養保険制度の概要と問題点を指摘するレポートを書きました。切手同封でリクエストしていただければ、コピーをお送りいたしますよ。

スウェーデンを忘れたのか!とどつかれそうですが、同時並行で、スウェーデンと日本の要介護認定について

報告書を執筆中で、A4サイズ130ページぐらいまでいきました。分量についての規制はないのですが、ツレズレナルママニ書いていたら、こうなりました。これにデンマークのレポートを受け取って(どっから?)印刷屋にまわし、6月25日には、我が社の事務セクションに納品して一件落着となる予定です。

インドネシアの看護師・介護福祉士候補者受入れ問題については、まず結論から申し上げると受け入れ態勢が整っておらず、泥縄もいいところ。

インドネシアから数100人(500人ぐらいか)の候補者が7月下旬に来日(入国)し、そしてまず6か月間、看護・介護の基礎と日本語を研修することになっています。

その研修場所(食事も宿泊も兼ねています)が決まらないのです。何故か?

外務省と経済産業省で調整中。取り合い?押し付け合い?どちらの省が担当するか決まれば、自動的に日本語研修機関も決まってくる。

看護・介護の基礎については、国際厚生事業団が担当することになっています。

半年の研修を経て、その後は、候補者の皆さんは2名から5名の範囲で全国の受け入れ施設に移っていきます。

最も深刻な問題を孕んでいるのが、その各受け入れ施設となる病院や高齢者ケア施設が先行投資しなければならないハンパナイ金額の問題と、そのことに直接関連する看護師・介護福祉士候補者の賃金の問題です。

 

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