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スウェーデン式コンタクトパーソン・システムとゼミコンパ!

昨日は、第1回目のゼミコンパ。

会場は、いつもの、鬼◎里。決して綺麗なところではないが、奥に座敷が1つあり、完全貸切り状態にできる。

去年は、そこで40名。今年もそこで25名。

他のお客さんがいても、ほとんど迷惑がかからない。縦長の店で、少人数のグループは、店の入り口近くにお座りになる。

奥の座敷との距離は、8メートル。これまで、大騒ぎして、クレームを付けられたと言う経験はない。教師としては、最も安心できるスペース。

さて、スウェーデン式コンタクトパーソン・システム!

高齢者ケアの現場では、認知症高齢者のためのグループホームもナーシ ングホームも、<全て>このコンタクトパーソン・システムを採用している。

 高齢者ケア施設で働く正規介護スタッフ(准看護師の資格を持つスタッフ)がそれぞれ入居者2人~3人の身の回りの生活全般や家族との連絡等の責任者となるシステムである。もちろん、日々のケアは1つのユニット約10名に介護スタッフが10数名かかわるのだが、その勤務シフトとは別に、固定的な馴染みの関係を構築している。

高齢者ケアの現場によって異なるが、入り口に、入居者の名前とコンタクト・パーソンの名前が記載されたプレートがかかっていたりする。

さて、ゼミの運営にも、コンタクトパーソン・システムを取り入れている。我がゼミは、継続生(ゼミ2年目)10名と新規生(ゼミ1年目)16名で構成される。継続生10名を2名づつ、5つのグループに分ける。くじ引きで新規生をその5つのグループに入ってもらう。

言うまでもなく、各グループの継続生がコンタクトパーソンとなり、新人3名のスウェーデン研究や生活上の課題に関する相談相手となりリードしていく。

昨日のゼミコンパの1時間前に、各グループの構成メンバーを決め、ゼミコンパの最初の90分はこのグループごとに座り、親睦を深めてもらった。後半の90分はランダムに交流。

この5つのグループは、夏に国内で開くゼミ合宿での共同研究成果を発表する

グループであり、11月に開催する大学祭(葵祭)でのゼミ展示の、展示グループでもある。年間を通して、昨日決めたグループは機能していくのである

2次会は、笑◎で、12時近くまで。ゼミ生OBの4年生7名が、可愛い後輩達のために夜9時半に集まってくれた。

こういう自発的な行動には、感動する。就職活動のノウハウを詳しく教えてあげていた。昨日参加してくれた4年生は、ほぼ全て内定をもらい、後は卒論まっしぐらのメンバー。ありがたいなあ!

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