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ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

真鶴岬で見たヒヨドリの渡り

2014年11月12日 | 真鶴半島の四季(秋)
真鶴岬にヒヨドリの渡りを見に行きました。
例年10月下旬が渡りのピークですが、今年は秋の気温が
高かったせいか渡りが遅れました。
一昨日バスで真鶴岬に着いたのは9時20分ごろで時間が
やや遅かったです。





それでも森の中から「ピーヨ ピーヨ」というにぎやかな声が
して、30分の間に200、100、100羽の群れが
飛び立ちするのが見られました。

昨年はヒヨドリを狙うハヤブサがいて三ツ石から群れが
引き返しましたが、今年はハヤブサの姿はなく一気に房総半島
の方に小さな点となって渡っていきました。
飛行中の群れは不慣れのためよく撮れず残念でした。




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真鶴半島の秋の花

2014年10月29日 | 真鶴半島の四季(秋)
真鶴を歩いて10年余りになりますが野鳥のほかに花や木を
見るのも楽しみです。
三ツ石の海岸にイソギク(磯菊)が咲きはじめていました。
一週間後には見ごろになるでしょう。
イソギクは海岸に咲いているのを海を入れて撮りたいですが
思うようにいきません。





岬から急な遊歩道を下りたところにツルソバが群生して
咲いていました。
蔓を長く伸ばして咲いておりツルソバの名前の由来が
わかります。





お林の森の中に吉祥草(キチジョウソウ)が生えていました。
まだ花が見られてよかったです。
森の中にヌマダイコンが咲いていました。
ここ2,3年でかなり増殖しました。
花後のそう果は粘液があり触るとネバネバしました。





お林展望公園にはツワブキが咲いていました。
葉に艶があるのがツワブキの名前の由来です。
本来は海岸や海辺に生えますが三ツ石の海岸では見かけません。

展望公園には大きなノボタンが花盛りでした。
コートダジュールという品種で高さが3mもあり木全体に
紫の花が咲き乱れていました。
このノボタンは現在の町営公園が「真鶴サボテンランド」と
呼ばれていたころから植えられていたのでしょう。

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真鶴半島の秋の野鳥

2014年10月28日 | 真鶴半島の四季(秋)
真鶴岬でいまごろヒヨドリの渡りが見られますが、今年の秋は
暖かく来月に延びそうです。
30羽ほどのヒヨドリが松林の中にいましたが、渡りをする
ほどの数ではなかったです。
昨年は10月27日にヒヨドリの渡りを見ましたが今年は
同じ日に当てが外れました。







定例の野鳥観察に切り替えました。
渡ってきて間もないジョウビタキを5個体観察しました。
メスが圧倒的に多かったです。
三ツ石の海岸でクロサギとイソヒヨドリが見られてほっと
しました。
イソヒヨドリは8個体出ましたがほとんどメスでした。
野鳥はメスは地味でオスのように人気がありません。

昨日は真鶴岬で滅多に見られないエゾビタキを間近に
見られたのがハイライトでした。



真鶴港から山下浜を歩いてユリカモメの群れの飛行を確認しました。
数字に強い仲間の一人が飛んでいるユリカモメを数えて80羽と
報告しました。
集団を数えるコツがあるようです。
シャッターチャンスを逃し港に浮かんだ群れを仕方なくアップしました。

今回は動く被写体相手にどの画像も満足に撮れず記録写真と言い訳
させてください。

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晩秋の真鶴半島を歩いてー木の実・草の実編

2013年12月05日 | 真鶴半島の四季(秋)
真鶴の自然観察に10年以上通っています。
家内から毎月同じ場所に行って面白いの とよく聞かれますが、
毎年新しい発見があります。
秋は木の実、草の実を観察する絶好のチャンスです。



お林の中で見慣れない草の実を見つけました。
植物に詳しい仲間からこれはムササビの実と教えられました。
ムササビは動物で聞き違いでネットで調べてマメ科のノササゲと
わかりました。
トリキリマメを連想しマメ科から入らなかったことを反省しました。



鬱蒼とした森の中の吉祥草(キチジョウソウ)の群生に
気がついたのは3年前でした。
10月に花が咲きますが、ごくわずかな株しか咲きません。
花が咲いても実が成るのはさらに少ないです。



真鶴岬から三ツ石海岸に下りる途中、ツルソバの実が
黒く色づいていました。
遊歩道の目の前で見つけました。



岬の近くの林にはトベラが多く自生し丸い実が裂けて、
赤いネバネバした種子が露出していました。
野鳥は赤に誘われてついばむようですが、栄養価は
ゼロに等しいそうです。



近くにシロダモの赤い実がついていました。
シロダモは秋に黄褐色の小花が咲き翌年赤い実をつけます。
同じ木から赤い実と小花を同時に見ることができました。



海岸のブッシュの中にマルバアキグミが群生し淡橙色の
実が成っていました。
美味しそうに見えませんでしたが、やはり甘みが
ほとんどなかったです。

これで晩秋の真鶴半島を終わります。
今回はワシカモメの若鳥とノササゲの実を見たのが
収穫でした。

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晩秋の真鶴半島を歩いてー野鳥編

2013年12月04日 | 真鶴半島の四季(秋)
荒井城址公園から急な坂道を下るとき、以前は藪で遮られ
真鶴港を見通せませんでした。
数年前に藪がなくなり港を一望できるようになりましたが、
それも善し悪しです。その日、坂の途中で港を見下ろしたら
カモメの姿が見当たらずがっかりしました。





港に着いたら大型のカモメの若鳥が1羽いました。
野鳥に詳しいリーダーがカモメを時間をかけて観察しましたが、
オオセグロカモメかワシカモメか同定できず保留となりました。
若鳥の見分けは難しいと嘆いていました。
休憩中、詳しい水鳥図鑑を見て、ワシカモメと同定しました。
死んだ金目鯛を食べたり、海に浮かんだ魚を食べたりして
見慣れたオオセグロカモメとの行動の違いを感じました。





真鶴に来るとイソヒヨドリとクロサギを見つけるのが
私のような初心者の楽しみです。
イソヒヨ4羽、クロサギ3羽見つけてほっとしました。

展望公園の手前でカラスが約30羽上空を騒々しく飛んで
いるので見上げたらミサゴ1羽がいました。
カラスが縄張りを主張してミサゴを追い払ったようです。







三ツ石海岸の岩礁にカワウが数羽とまっていました。
最初はカワウをクロサギとよく見間違えをしたものです。

釣り人の向こうの沖合にカモメが約50羽群れをつくって
いるのを見ていたら、遊覧船が通り過ぎました。
観光客がウミネコに餌をあげているからとわかりました。
カモメが群れる白い光景を数10メートル先から眺めて
美しいと思いました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。