♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

冬構

2009年11月14日 | 暮らし
 金魚らも南へ泳ぐ冬構


( きんぎょらもみなみへおよぐふゆがまえ )

“金魚”は、夏の季語です
“冬構”が、冬の季語
二つの季語を一つの俳句で使うのは、禁じ手なのですが、
今日の写真ー俳句では、 金魚でないと上手くありません
金魚が、元気で長生きと言う事で、 お許しいただけたら 幸いです

金魚の居る場所は、日当たりが、良い
夏は、良すぎて、水温が上がるので、
日除けをして、水温管理しております

反対に、これからは、冷えるので、日除けを外し
なるべく日光に当たるようにしてあげます

特に、た日は、気分が良いのか
泳ぎも活発、餌をねだる様も可愛い

寒くなってしまうと、水槽の底で、隅に固まって静かなものです
愛想が、ありません。 つまらない

明日は、婦人会の旅行で、岡山の閑谷学校へ行ってきます

    

昨日の朝のフェリー遭難のニュースには、ぞっとしました。
その昔、明石大橋が出来てない頃は、田舎へ帰る術は、フェリーしかなく
殆んど、一人で利用していたものです
確かに、荷崩れは深刻な事態を引き起こすらしく
トラックなどは、波の高い日など、けっこううるさく荷物の管理を言われたらしかった
瀬戸内の穏やかな海でもです
昨日のような事態に、一人でフェリーに乗っていてなったら 
背筋が凍る事件でした
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石蕗の花

2009年11月13日 | 花、実
 石蕗の花心ゆらさる五十路かな


( つわのはなこころゆらさるいそじかな )

昔は、この花の良さは、全く判らず、
あまり好きではありませんでした
何が、嫌いか?
暗い苔むした庭の隅で咲いていたから ?
ぬめっとした葉が、不気味だったから ?
茶室の写真など、配されているのを見たことがあったような
手短に言うと、「年寄り臭い花」と言う印象でした
ところが、終に、私も齢を重ね、 この花を見つけると
足を止めて、ながめるようになってしまった

そして、この花を見ると、渋いお茶が欲しくなる

お茶うけは、 頂きました 

堺名物、大寺餅(おおてらもち)
餡子は、昔懐かしいお味
小豆のみで作ったのではなく、
違う豆が混ざったような
子供頃、稀にこんな餡子を食べたことあるような気がします
庶民的な甘さです

与謝野晶子さんが、東京へのお土産には、
他の物は要りませんから、大寺餅を持ってきてと
頼んだと言われている和菓子でございます
まあ、 一服なさいませ 



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栗甘納豆

2009年11月11日 | 
 正論も砂糖まぶしの美味さかな


( せいろんもさとうまぶしのうまさかな )

奈良天川村のお土産です
行ってみたいな天川村
小説の影響でしょうか

まず、写真を撮ってから、頂きましょう
で、ちょっと隠しておきました

あっれ~~ 

既に、袋が開いてます
商品の由来なんぞ、読みたいと思いましたら
大きなが、“もう捨てた”って

私のブログに、もちょっと協力してよねぇ


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冬の桜

2009年11月10日 | 花、実
 ほどよしのありがたさなり小春空


( ほどよしのありがたさなりこはるそら )

ジュウガツザクラが満開です
今頃から咲き始め、もう一度、3月頃、盛りに咲くとか
ジュウガツザクラは、八重
フユザクラは、一重だそうです

もう一枚、シキザクラを
何処が如何違うのか、私には、説明は出来ません



       

綺麗な花の写真が採れたからと言って、
ささっと句が出来て、UPできるかと言うと
そうでも、ない
かえって、句作りに難儀する
今日も、 昨日に続いて「小春」を使うしかなくて、
まだまだ、奥は深いを実感している
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ピラカンサス

2009年11月09日 | 花、実
 植木屋のたばこ一服小春日や


( うえきやのたばこいっぷくこはるびや )

昨日、日曜日は、午前中から公園へ、

あらァ

少なくとも、週末、緑の日除けだった遊歩道のナンキンハゼの枝が
すっかり剪定されて、青い空が・・・
いくつかの実も緑から白く色が変わって
今年は、弾ける様子も観察できるのかと
心ひそかに期待していたのです
甘かった
きっと、紅葉した落ち葉の掃除が大変なのでしょうね。
ピラカンサスの赤い実の向こうに見えるのが
問題のナンキンハゼの樹です

  

赤いピラカンサスは、 和名、常盤山櫨子(トキワサンザシ)
オレンジのは、和名橘擬(タチバナモドキ)
共に、中国名、火棘だそうです
火棘  最近良く目にしませんか? この名前
そうそう、赤い瓶に入った化粧水
美白効果があるって、キャッチ・コピーね

  

モドキと言えば、ウメモドキって、聞いたことあります
さて、実物は、と言われれば 
それにコウメモドキも、最近、目にしたなあ
思い出しました
ひまわりさんのブログに登場してました

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立冬

2009年11月07日 | 自然
 冬きたりいよいよ案ずる行く末や


( ふゆきたりいよいよあんずるゆくすえや )

公園の野良です
一時からすると、数も減りましたが
それでも、毛艶の良い、メタボの野良が、
のんびり暮らしております

立冬と言っても、暦の事
気持ちの良い陽気です
薔薇も蕾を付けてます

ただ、夕暮れの早いこと
今日の午後は、露に弱そうな植物の上に、霜よけの
ビニールをいつでも、出せるように準備しました

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蟋蟀(コオロギ)

2009年11月06日 | 昆虫
 声の主出番終わりて秋尽きる


( こえのぬしでばんおわりてあきつきる )

土の中へ潜れるように、フルフェイスのヘルメットを被ったようです
なかなか俊敏に動きます
昼間の姿は、美しいとは申しませんが
夜の澄んだ声は、たまりませんね

近所の大きな会社の垣根でも鳴いてます
コオロギ、スズムシ
こちら辺りかと、定めて近づいていくと
声は、違う場所から聞こえてくるような
そのうち、声の真ん中に立って
四方から聞こえてくるように感じられます
ちょっと怖いですよ

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タラヨウの実

2009年11月05日 | 花、実
 したたむる見舞いの文や冬隣


( したたむるみまいのふみやふゆとなり )

タラヨウの実が、赤くなりました
気になる人に、便りなどしてみる気分です

急な寒さも一段落
丁度、今日は、平均気温だったそうです

殺伐としたニュースが氾濫しております
都会も田舎もありません
せめて、 私の周りだけでも、のんびり静かに暮らしましょう

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与謝野晶子

2009年11月04日 | ぶらり散歩 & お出かけ
 髪まとめいしきかいかく我の秋


( かみまとめいしきかいかくわれのあき )

わが市は、かの与謝野晶子が産まれ育った地
彼女の歌碑も沢山あります
由来の場所を訪ねたいと思いながらも、果たせずにおりました

只今、市の特別拝観の真っ最中
彼女に関る場所もあります
を兼ねて行って参りました、昨日。
まず、覚応寺
ここのご住職が、鉄幹と晶子を引き合わせたんだそうです

『その子はたちくしにながるゝくろかみの
        おごりの春のうつくしきかな』


この歌は、 元々は、扇子に晶子が認めたものとか
美しい文字ですが、まあ、か細くて繊細な筆使いだこと
激しい晶子からは、想像つきませんでした



仕上げは、デパートのパネル展を観賞に
余裕で行ったら「今日は後5分ですけど・・・」だって
最終日だったんです
中に彼女の声で、自作の歌を詠んでいる声が流されていて
なかなか素敵でした。
私も、いつかこんな風に広がりのある、歌や句を作りたい思いました
彼女の筆による歌の数々を、衝立にしてあるのも素晴らしかったです

   

彼女のパネル展を巡る女性達
きっと何か触発されたに違いありません
目が輝いておりましたよ
何だかとっても気持ちが高揚してくる空間でした
人生で言うなら、私は、『秋』の真っ只中
もっと早くに、知っていれば、違った人生だったかも

髪をまとめるように、後悔も納得も、ギュっとしばって
風に向かって歩いていくしかありません

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わらしべ長者

2009年11月02日 | 暮らし
 徳たらず長者になれぬ暮の秋


( とくたらずちょうじゃになれぬくれのあき )

大きな梨と立派な柿が、届きました
まず、してから
いつも差し入れを戴くご近所にお裾分け
我家に梨が、一つ
柿が、5個ほど残った所で
友達から「お土産持ってくね~」の
見回しても、こちらから、適当なお返しが見つかりません 
あるとすれば、目の前の梨と柿
結局、柿を二つ残して、残りは、“赤福”に姿を変えました
作りたての“赤福”は、今までで、一番美味しい“赤福”でしたから
文句はあ、ありませんが
あの大きな梨にも未練が残ります 

なんて考えてる内に、何だかとても可笑しくなってまいりました 
所詮、 わらしべ長者には、なれない自分を確認した訳で
これからもコツコツ頑張ります 

因みに“赤福”のお餅部分が、やわらくて
本来は、こうなんだって思いました

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