さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

食べることのない駄菓子の思い出

2006年11月26日 01時50分12秒 | 食べ物の話
以前、夏スイーツの特集を組んでいた「BRUTUS」の中で、
「気になるアイス100種、徹底食べ比べ、グランプリ発表!」
という企画があり、森永乳業の「PINO」が
駄菓子部門で第一位に選ばれているのを読んで、
「ならば、100円や200円で買えるお菓子はすべて駄菓子なのか!」
と憤慨した覚えがあります。

広辞苑では「粟・豆・くずなどの安価な材料を用いた大衆的な菓子」と
定義しており、現代の駄菓子の定義とはちょっとずれている気がしますが、
それでも、PINOを駄菓子というには、違和感を感じずにはいられません。

てなわけで、画像は、新宿区・新宿2丁目の某ショップで雑誌を買うと
ついてくるおまけ。

自分は13年ほど前に、東京へ上京してきて今も暮らしているわけですが、
どうしてもゲイ向けの雑誌を読んでみたくて、新宿2丁目を探して、
雑誌を初めて買ったのも、このショップ。
このショップの存在は、自分が田舎の高校生の頃、
伊集院光のラジオ番組の罰ゲームの企画として
伊集院が1人で新宿2丁目に行ってゲイ向けの雑誌を買った様子を
凄く興奮しながら(?)ラジオで聞いていて、
「2丁目に行けば、コンビニみたいに明るい店があって、普通に売っている!」
と記憶していたからですね。

そんな13年前も、アパートに帰るまで我慢しきれず、
駅のトイレでどきどきしながら、
外から見えない茶色い袋に封がされていたセロテープをはがすと
駄菓子が一緒に入れられてのをよく覚えています。
でもあのときも何故かそのおまけを食べることが出来ませんでした。

このショップでは今でも駄菓子をこうしておまけにしているのですが、
どうもこの駄菓子が苦手なんですよね。
関係者の方が読んでいたら、とても申し訳ないのですが、
どうしても食べたいって感じがしなくて、
ポイしてしまいます。

それでも、このショップで雑誌を買うたびに
ついてくるおまけの駄菓子を見ては昔を懐かしく思うのも、
駄菓子の持つノスタルジーなのでしょう。