さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

自殺の話題と栗ババロアと栗ぜんざい

2006年11月13日 01時47分39秒 | 食べ物の話
タイトルが不謹慎でごめんなさい。

なんで自殺なんだろうなあ。
履修不足で、いじめ隠しで、裏金問題で、
たぶん、すごくハードルが低くなってしまっているのかな。

しかも、自殺した人に対して、
「自殺と言う形ではなく、徹底解明という形で責任を果たして欲しかった」
などと、さらに責めるじゃないですか。

責任を取ったのではなく、
その責任を背負うには重すぎたと言うことではないのかな。
どう考えても、責任を取ったのではなく、逃げたかったんだと思います。
逃げ場所が見つからなくて、首を釣っただけです。

組織の責任であるのに、
個人に重くのしかかりすぎてはいないか。
さらに、その責任を重くさせているのは、
そうした組織の中での判断ミスの責任を
異常な形で明確にさせようとする風潮のような気がします。
原因をはっきりさせることは大切だけれど、
組織の中での判断は、一個人としての判断とは違うはず。
組織の人間としての処分を越えて、個人を否定し、
自殺させてしまうほど責任を問う権利は誰にもないはずです。

鳥インフルエンザで発生の報告を隠していた、
鶏卵の生産会社の会長は、最初は事の認識不足による、
記者会見の場での失言から騒動が大きくなり、
回を重ねるごとに激しくなる報道陣の執拗な質問に、
生気を失い、うつむいて質問に答えるようになり、
最後は夫婦で自殺してしまったのを、今でも覚えています。

だれだって、完璧でないのだから、
他人に対して、どうして寛容になれないのだろうか。

まあ、そんなことはどうでもいいとして、
画像は、新宿区・紀の善で、
栗ババロアと栗ぜんざい。
自分が「おいしい」とブログに書いていたのを相方さんが読んで、
行きたいと言ったので連れて行ってあげました。

デザートの前に食べた釜飯も旨かったけれど、
この栗ババロアもおいしかったなあ。
デザートとは言いがたいほど全然甘くない!
まったくの栗です。
それが、隣に添えられた餡と一緒にいただくと、
もうそれは、別世界なわけです。

ごめんなさい、これ以上表す言葉がないほど、うまいです。
相方さんの頼んだ栗ぜんざいも、言うに及ばず。
この世の全ての甘さを知り尽くした上で作られたかのような、
これ以上でも以下でもない、完璧な甘さです。

たぶん、期間限定だと思います。
お急ぎを。