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そば打ち日記

そばに関する話題を紹介

高山市内観光 & そば屋巡り

2011年11月01日 | そば打ち
午前8時前に「臥龍そばの会」の井谷さんが来られ、自宅の蕎麦工房「隠れそば処 一風」の案内をしてもらったあと、江戸時代から続く高山の朝市の一つ、宮川沿いで開かれている宮川朝市に行き、新鮮野菜や高山名物が並ぶ市を散策した。


前日に予約を入れていた下呂温泉にある「手挽き・手打ち蕎麦 仲佐」には、開店の11時30分迄に着けるよう高山市を10時に出発した。11時過ぎには「手挽き・手打ち蕎麦 仲佐」に着いたので、暫く店舗の前にある駐車場で開店を待つことにした。


店内に入ると格調高い造りで、椅子席とカウンター席に座敷が設けられているが、席数は10数名しか入れないようである。


「手挽き・手打ち蕎麦 仲佐」は蕎麦Web博覧会でも紹介されており、前日の全麺協地方認定審査員任用講習会で、日本の伝統文化「そば」の演題で講演された、片山虎之介氏の絶大な評価があり、この際どうしても経験してみたい蕎麦であった。


訪れた4名とも取り敢えず“手挽きざる”を注文したところ、先ずそば猪口と辛味大根卸しが運ばれ、間もなく“手挽きざる”が運ばれてきた。台付きの高級な竹笊に盛られた蕎麦は、厚さ1mm幅は2~3mm程度に仕上げられており、茹で過ぎ???とも思われる柔らかい蕎麦であった。片山虎之介氏が絶賛する素晴らしい蕎麦であり、大いに期待していたものの我々の味覚が幼稚なのか、2枚目のそばは誰も追加することは無く、期待外れで言葉少なく店を出た。蕎麦web博覧会の中での片山氏のコメント“あなたが抱いていた「蕎麦とはこういうもの」という概念が、大きく書き直されることでしょう”は我々には当て嵌まらないようで、まだまだ未熟なのかな。


次に訪れたのは高山市郊外にある「手打ちそば 中仁」で、そば打ち場は別途工房があるが、客室は母屋を使用しており、日本建築の豪邸で素晴らしい庭も併設されている。


本日は休業日なので蕎麦は頂けないが、客室や蕎麦工房の見学をさせて戴いた。


最後に高山市内に戻り、手挽き石臼・十割そば「ざる蕎麦 せと」を訪れた。


「ざる蕎麦 せと」のご主人は非常に研究熱心な方で、普通の肌理の細かいそば粉に、超粗挽き粉や粗挽き粉を適度に調合し、繋ぎの小麦粉の分量も3割にしたりして、様々なそば粉に調合して日替わりで提供しているとのこと。本日は閉店間際に訪れたので、急遽追い打ちして頂くことになり、久し振りに満足出来た“ざるそば”であった。


16時頃にホテルにチェックインし休憩してから、夕食はそば屋で摂ろうと決めていたので、事前に調べていたそば屋を訪れて見たが、本日休業とか昼のみの営業という店ばかりであった。仕方ないので今日の夕食は、飛騨牛と焼き鳥で地酒を楽しむことにした。

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