和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

彼岸桜/今日の俳句≪No.1502≫    

2014年02月17日 06時12分36秒 | 今日の俳句


     ☆彼岸桜/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1502≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月17日(月)



  ■※今日の俳句※■


  江戸彼岸ざくらの下の寺の燈
         小澤克己


  咲き満ちし小彼岸桜の古刹かな
         星 アヤ


  この一本地震知る彼岸桜かな
         稲畑廣太郎


【季語・解説】
※ 彼岸桜→小彼岸・江戸彼岸・姥彼岸。
 春のお彼岸ころに咲くのでこの名がある。花はやや小さく一重咲の淡紅色。本州の中部から西のほうに多く見られる。
 高さ五メートル内外。エドヒガンは別種で、これは巨木となる。
 姥彼岸はまだ葉のないときに開くので、葉がないのを歯がないにひっかけて、姥と命名。
 信州の高遠桜は彼岸桜である。 

【「新版・俳句歳時記(第四版/監修・桂信子ほか)」(雄山閣)より転載】



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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月17日(月)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 今日一日の使命を
 今日果たそう!
 あるがままの自身で
 決めて祈り動くとき
 最高の力が発揮される。

       2月17日



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   ■※名字の言※■


(2/17)

俳優の仲代達矢さんが、まだ無名のころ、黒澤明監督の映画「七人の侍」に出演した。せりふがなく、数秒だけ登場する浪人役。だが、監督から何度もげきが飛ぶ。歩くだけの撮影に6時間も要し、その間、他の役者らを待たせた。屈辱を感じ、“うまくなってやる”と誓った



7年後、「用心棒」の出演依頼が届いた。黒澤監督は、仲代さんに役者として光るものを感じていた。だから「七人の侍」のとき、あえて演技の厳しさをたたき込んだのだ(高橋豊著『幻を追って』毎日新聞社)



35歳で飲食店に転職した大阪の男子部員。アルバイトから始め、月収は前職の半分以下に。20歳前後の“先輩”に顎で使われる日々が続く▼悔しかった。だが、転職を決断したのは自分。言い訳はしなかった。家族のため、真剣に祈り、必死に働き続けた。1年たたずして正社員になった。彼の働きを社長が見ていた。今では、関西圏で売り上げトップを競う店長だ



19歳の池田名誉会長は詠んだ。「希望に燃えて 怒濤に向い/たとい貧しき 身なりとも/人が笑おが あざけよが/じっとこらえて 今に見ろ」。人生には輝ける時と、苦闘の時がある。そして、苦闘の時こそ実は、最も輝ける時と知ることを、幸福と呼ぶのだろう。(芯)


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