和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

希望の大哲学を学ぶ“求道の夏”/名字の言

2013年07月25日 07時13分00秒 | 今日の俳句
 希望の大哲学を学ぶ“求道の夏”/名字の言

【聖教新聞・2013年 (平成25年)7月25日(木)より転載】        


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

(7/25)

 たくさんの付箋が挟まり、厚さが倍になって、使い込んだように見えるが、まだ真新しい。
ある男子部の友が会合に持参していた「御書」である

         ▼

 「よく勉強していますね」と語り掛けると、照れたように肩をすぼめ、とつとつと語りだした。
「東日本大震災の津波で親しんでいた御書を失いました」。
職場が被災し、失職した彼を、男子部の先輩が“断じて負けるな”と励まし、新しい御書を贈ってくれた

         ▼

 彼は毎日、御書をひもといた。
心に響いた御文に傍線を引き、付箋を差した。
気がつけば、御書2冊分の厚みになった。
祈り抜き、やっと再就職できた会社は9カ月で倒産。
それでも祈り続けた。
この春、再び就職を果たした。
彼を支えたのは「冬は必ず春となる」(御書1253頁)との一節だった

         ▼

 “時の流れ”は一定ではない。
人により、状況によって違う。
被災した友に聞くと、震災後の月日は「あっという間だった」という人もいれば、「とても長かった」という人もいる。
“厚みが倍の真新しい”御書が、被災後の月日を、何よりも物語っているように思えた

         ▼

 どんな絶望の中にも希望を見いだす力が、人間にはある。
御書は、その源泉だ。
うまず、たゆまず、希望の大哲学を学ぶ“求道の夏”に。
                     (應)


木下闇/今日の俳句 第1355号

2013年07月25日 06時11分51秒 | 今日の俳句
      ◇木下闇/今日の俳句◇
         ◇※第1355号※◇

 2013年(平成25年)7月25日(木)


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※7月25日※
 
■ 最高気温記念日
 1933年のこの日、山形市で最高気温40.8℃が記録された。
この記録は長らく日本の最高記温記録となっていたが、2007年8月16日に熊谷市と多治見市で40.9℃を観測し、74年ぶりに記録が更新された。

■ かき氷の日
 日本かき氷協会が制定。
七(な)2(ツー)五(ご)でかき氷のかつての名前「なつごおり」(夏氷)の語呂合せと、この日に日本の最高気温が記録されたことから。

■ 知覚過敏の日
 知覚過敏症用歯磨剤「シュミテクト」を製造販売するグラクソ・スミスクラインが制定。
【「ウィキペディア・フリー百科事典」より転載】

※ 甘露忌,不死男忌
 俳人・秋元不死男の1977年の忌日。
■※秋元不死男(あきもと-ふじお) ※■
  『1901年-1977年(明治34年~昭和52年)』昭和時代の俳人。
 明治34年11月3日生まれ。秋元松代の兄。昭和15年西東三鬼らと「天香」を創刊。
翌年,新興俳句弾圧事件で投獄される。のち獄中句集「瘤(こぶ)」を刊行。24年「氷海」を創刊,主宰。43年「万座」ほかで蛇笏(だこつ)賞。
昭和52年7月25日死去。75歳。神奈川県出身。本名は不二雄。別号に東(ひがし)京三,地平線。
【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 木下闇抜け人間の闇の中
        平井照敏


 やはらかき土に躓く木下闇
        片柳百合子


 下闇にぽかと明るき穴ありぬ
        勝又一透


【季語の解説】

※ 木下闇→木の下闇・下闇・青葉闇・木暮・木暮る・木暮し。
 夏の木々の茂り合いが日をさえぎり、昼でもほの暗くひんやりしている様子をいう。
緑陰が木洩れ日や風を伴うさわやかな木蔭であるのに対して、木下闇は常に日光の届かない湿り気を帯びた木蔭で、下闇ともいう。
「木暮」が『万葉集』に用いられているが、季感を持ってはいない。

 【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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  ※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月25日(木)より転載】


      ※わが友に贈る※


  不順な天候が続く。

  突然の豪雨や落雷

  土砂災害に警戒!

  「前前の用心」で

  絶対無事故の日々を!


      ◇7月25日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 「人間のため」との一点を貫く会長(SGI)の主張に共感ー総長(モスクワ)。ここに平和の大道

         ◇

 創価班・牙城会大学校生が弘教の汗。尊き大挑戦。皆が学会守る師子と育て

         ◇

 安きに流れればいつの間にか軟弱になるー歴史家(プルタルコス)。後継よ学びの青春を歩め

         ◇

 温暖化進めば夏の北極海から氷消滅と。国益から人類益へ。共生の哲学を

         ◇

 疲れは病気や事故の元。食事、睡眠を賢く。祈り根本に生活リズム整えよ



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7月24日(水)のつぶやき

2013年07月25日 01時34分16秒 | 広島カープ

元首相2人の問題、細野幹事長辞任までに結論(読売新聞) - goo ニュース news.goo.ne.jp/article/yomiur…


 万緑とは、夏、見渡す限りの草木が緑なす様をいう。
「万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男」の句によって一般化された。
photozou.jp/photo/show/123…


 万緑とは、夏、見渡す限りの草木が緑なす様をいう。
「万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男」の句によって一般化された。
photozou.jp/photo/show/123…


 万緑とは、夏、見渡す限りの草木が緑なす様をいう。
「万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男」の句によって一般化された。

photozou.jp/photo/show/123…



大切な人への”やむにやまれぬ思い”/名字の言

2013年07月24日 07時36分11秒 | 今日の俳句
 大切な人への”やむにやまれぬ思い”/名字の言

【聖教新聞・2013年 (平成25年)2月26日(火)より転載】        


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

(7/24)

 遠地の友人が入院したことを、別の友人が電子メールで教えてくれた。見舞いに行く前、病状の特徴や病院の場所をインターネットで調べた。カーナビのおかげで、道も迷わずに済んだ

         ▼

 大切な人が病気になれば、少しでも早く、詳しく状況を知りたい。すぐに駆け付けたいと思う。近年、文明の利器は、そうしたはやる気持ちに応えてくれる

         ▼

 日蓮大聖人は、遠方にいる病気の門下へのお手紙に、直接会って激励できないもどかしさを「歎かし歎かし」(御書1017頁)とつづられた。弟子への深き慈愛が胸に迫る

         ▼

 別の門下が伏せっているとの伝聞に接した際は、一度は人を使わせて確認しようとされた。しかし、そうすることで弟子を煩わせてしまうのではと気遣い、“本当に病気であれば便りがあろう”と踏みとどまられた。
そのときの心情を、「疎遠なふりをしながらも心配していた」(同1490頁、通解)と。ようやく門下から手紙が届くと、喜ばれ、すぐに励ましの返事を送られている

         ▼

 大切な人への“やむにやまれぬ思い”は、時代が違っても変わりがない。病と闘う友を真心込めて励ましたい。その際、見舞うタイミングがあることもわきまえたい。相手の身になり、友の心に安心と希望を届けよう。
                    (弘)



万緑/今日の俳句 第1354号

2013年07月24日 07時01分14秒 | 今日の俳句
      ◇万緑/今日の俳句◇
         ◇※第1354号※◇

 2013年(平成25年)7月24日(水)


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※7月24日※
 
■ 劇画の日
 1964(昭和39)年のこの日、青林堂が劇画雑誌『ガロ』を創刊した。
白土三平の『カムイ伝』を始め、水木しげる、つげ義春等が登場し、大人向けの劇画ブームの拠点になった。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】

※ 河童忌,我鬼忌,龍之介忌
 1927年のこの日、小説家の芥川龍之介が多量の睡眠薬を飲んで自殺した。代表作の『河童』から、「河童忌」と名附けられた。
■※芥川龍之介(あくたがわ-りゅうのすけ) ※■
  『1892年-1927年(明治25年~昭和2年)』【小説家】
 古今東西の古典をモダンに甦らせた夭折の作家。 大正期の小説家。東京都出身。東大卒。
乳児期から母方の実家で育てられた。東京帝国大学在学中の1916年(大正5)第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石に絶賛され文壇にデビュー。
初期の古典を材料にした「羅生門」「芋粥(いもがゆ)」「地獄変」などの名作を経て、「点鬼簿」「歯車」など自己の周辺にテーマを得た作品に移行。様々なトラブルで心身とも衰弱、1927年(昭和2)自殺。
【「デジタル版・日本人名大辞典(江戸・東京人物辞典の解説)」より転載】


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   ■※今日の俳句


 万緑に大吊橋の軋む音
        山下美典


 万緑や死はもろもろの管とれて
        三嶋隆英


 万緑やこけし笑まわす筆さばき
        田畑はつ枝


【季語の解説】

※ 万緑。
 夏、見渡す限りの草木が緑なす様をいう。王安石の「万緑叢中紅一点、動人春色不須多」にこの言葉はあり、「万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男」の句によって一般化され季語として定着したといわれる。
生え初めた吾子の白い歯は、一人の生命体としての存在を誇示した証しであり、それが生き生きとした大自然の緑とみごとな調和をなしている。
夏の大地に、新緑より強い調べでみなぎる生命感を表出していると捉えたい。
→若葉・茂り。
 【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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  ※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月24日(水)より転載】


      ※わが友に贈る※


  会場提供の皆様

  本当にありがとう!

  尊き宝城から

  無数の歓喜の劇(ドラマ)が。

  福徳は三世に輝く!


      ◇7月24日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 平和創出のためには人間革命の思想が必要ー議員(ブラジル)。われらは誉れの先覚者と

         ◇

 青年部が教学2級試験へ始動。学ぶ友も教える友も成長の好機(チャンス)。大挑戦を

         ◇

 猛暑の中、創価班・牙城会・白蓮G(グループ)。の労苦に感謝。尊き陰徳には必ず陽報が

         ◇

 夏休み・子供を守る鍵は地域の目ー識者。挨拶や声掛けで犯罪の種を根絶

         ◇

 これからが経済政策の正念場ー報道。公明よ出番だ。生活者目線で舵取れ


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7月23日(火)のつぶやき

2013年07月24日 01時43分26秒 | 広島カープ

 茂りとは、夏に木の枝葉が鬱蒼と重なり合って生い出でたさまである。ことに、夏山の茂りは日もささず、降る雨も洩らさぬほどに枝葉が生い茂る。
photozou.jp/photo/show/123…



世界広布は学会が実現《御書とともに・二》(9)

2013年07月23日 16時14分12秒 | 今日の俳句
    《御書とともに・二》

       (9)


【「聖教新聞」2013年(平成25年7月23日(火)より転載


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:・'゜*;・'゜★゜':*:.。


   名誉会長が指針を贈る


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:・'゜*;・'゜★゜':*:.。


   世界広布は学会が実現

・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:・'゜*;・'゜★゜':*:.。


【御書】
 大集経(だいじっきょう)の白法隠没(びゃくほうおんもつ)の時に次いで法華経の大白法の日本国並びに一閻浮提に広宣流布せん事も疑うべからざるか
(撰時抄、265頁)

【通解】
 大集経で説く白法隠没の時に続いて、法華経の大白法が、日本の国並びに一閻浮提に広宣流布することも、疑いないことではないか。

【同志への指針】
 一閻浮提(全世界)への広宣流布という仏意仏勅を実現したのは、創価学会である。
不惜身命・死身弘法の師弟の闘争あればこそ、世界192カ国・地域の大連帯となった。
 いよいよ、本格的な世界広布の飛躍の時だ。いずこにも、地涌の人材が躍り出ている。
 「異体同心」のスクラム楽しく、伸びゆく青年部・未来部の友と、さあ平和の前進だ!


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:・'゜*;・'゜★゜':*:.。 

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茂り/今日の俳句 第1353号

2013年07月23日 05時27分38秒 | 今日の俳句
      ◇茂り/今日の俳句◇
         ◇※第1353号※◇

 2013年(平成25年)7月23日(火)


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※7月23日※
 
■ 米騒動の日
 1918(大正7)年のこの日、富山県魚津の漁家の主婦たちが米の県外移出を阻止する集団行動を起こし、全国にまで広がった米騒動の始りとなった。
米の需要拡大に生産が追いつかなかったことや、米の輸入が自由化されなかったこと等により米価が急騰した。また、民本主義の普及に伴って反政府的気分が高騰し、異常な米価の高騰をきっかけに全国的な騒動が激発した。
魚津の運動を皮切りに富山湾沿岸一帯で米価引き下げ・困窮者救済の要求運動が発生した。これが新聞で報道されると、8月10日に名古屋と京都で大騒動が起こるなど全国に波及し、騒動は9月17日まで続いた。警察だけでは鎮圧できずに軍隊まで投入され、30人の死者と多数の負傷者を出した。

■ 文月ふみの日
 郵政省(現在の日本郵政グループ)が1979(昭和54)年から実施。
毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっているが、7月の旧称が「文月」であることから、特別に「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施している。

■ カシスの日
 日本カシス協会が2006(平成18)年に制定。
この日が大暑になることが多いことから。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 とある木の幹に日のさす茂りかな
        久保田万太郎


 ややあれば茂り離るる風の筋
        中村汀女


 茂るだけ茂れば手入れそのあとに
        稲畑汀子


【季語の解説】

※ 茂り→茂る・茂み・茂し・茂り葉。
 夏に木の枝葉が鬱蒼と重なり合って生い出でたさまである。ことに、夏山の茂りは日もささず、降る雨も洩らさぬほどに枝葉が生い茂る。
「茂(繁)り」とは、場所いっぱいを占めて、密に生え伸びていること。「茂し」になると、草木以外に、象徴的に、空間的に隙間のないことや、時間的に絶え間がないことにも使う。
夏の草木が鬱々と茂って新緑・新樹のような新鮮な美しい感じとは異なり、力量感と熱気を感じさせる。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】


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  ※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月23日(火)より転載】


      ※今週のことば※


  大勝利おめでとう!

  「陰徳陽報」の福運は

  無量にして永遠なり。

  人材と信頼の城を

  いよいよ盤石に!


      ◇7月22日◇


         ■


      ※わが友に贈る※


  人材育成の夏だ!

  行学練磨の夏だ!

  信心の確信と歓喜を

  共々に深め合おう!

  本因妙の一日一日を。


      ◇7月23日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇

 勝ち戦の時が磐石な布陣整える最高の好機(チャンス)-恩師。青年学会の大建設に全力

         ◇

 広布の会場提供者の皆様に最敬礼。真心の献身に無量無辺の功徳は厳然。

         ◇

 「友にあふて礼あれ」御書。縁した人に大誠実貫け。心通う対話で友情を強く

         ◇

 天王山の夏到来。受験生頑張れ!栄光の決勝点へ悔いなき挑戦の日々を!

         ◇

 参院選で公明党が大勝利。支持者の大恩忘れるな。国民の為に死力を尽くせ


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7月22日(月)のつぶやき

2013年07月23日 01時35分23秒 | 広島カープ

 夏木立は、木立は樹木の群がって生い立ったものである。
 夏木立・冬木立・枯木立とだけいい、和歌には見当たらない。俳諧時代から、好まれる題目となった。
photozou.jp/photo/show/123…


この度の、参院選に大勝利することができました。
公明党に応援して下さった、全ての皆様、有難う御座いました。


石井一氏(民主)が落選 比例区 - 朝日新聞デジタル (asahi.com) #選挙 t.asahi.com/btxq 誠におめでとう御座います


神戸新聞NEXT|社会|参院選比例 石井一氏が落選確実  kobe-np.co.jp/news/shakai/20… @kobeshinbunさんから


山岡賢次氏(生活)が落選 比例区 - 朝日新聞デジタル (asahi.com) #選挙 t.asahi.com/bu43 これで、国会もきれいになる。



奮迅67/小説「新 ・人間革命」

2013年07月22日 09時16分29秒 | 今日の俳句
 小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)7月22日(月)より転載】


奮迅67(7/22)

 新しい峰へ。
希望の旅へ――。

 民衆詩人ホイットマンは高らかに歌った。

 「さあ、もはやここにはとどまるまい、いざ錨を上げて船出をしよう」(注)

 戦う人生は美しい。
戦う日々には、生命の燃焼と充実と歓喜がある。

 一九七八年(昭和五十三年)一月の初めに発表された広布第二章の「支部制」は、山本伸一の奮闘によって魂が打ち込まれ、組織の隅々まで新生の息吹にあふれていった。
全国各地の各支部が、各部が、轟音を響かせ、広宣流布の新章節に、雄々しく飛翔していったのである。

 伸一は、三月の半ば、首脳幹部に語った。

 「ようやく支部制も軌道に乗りました。
一つのことを決め、スタートさせたならば、本格的に軌道に乗るまでは、あらゆる角度から考え、さまざまな手を打ち続けていくんです。

 人間は、物事が軌道に乗ると、すぐに安心してしまう。
すると、油断が生じ、組織の活動も惰性に陥り、マンネリ化していきます。
それを、日々、打ち破っていってこそ、みずみずしい息吹で前進することができる。
したがって、これからも『日々挑戦』なんです。

 広宣流布の道は険路です。
平穏であるはずがない。
必ず大難が競い起こるでしょう。
ゆえに、全会員が決して堕ちることなく、幸せになるように、一人ひとりの胸中深く、創価の『師子王の魂』を打ち込む時なんです。
それは、広宣流布に生き抜く『師弟の精神』です。
『一人立つ心』です。
私は、そのために生命を削ります。
皆にもその決意がなければ、魔に翻弄されていきます!」

 学会は、この時、猛り立つ波浪のなかを突き進んでいた。
宗門の悪侶らによる誹謗中傷が、日ごとに激しさを増していたのである。

 伸一は、今こそ、不撓にして不屈なる創価の「師弟の精神」が脈動した組織を、つくり上げなくてはならないと痛感していた。
彼は、広宣流布を破壊せんとする魔軍の跳梁をひしひしと感じながら、雄々しき二十一世紀の広布の峰を仰いだ。
 (第二十六巻終了)

※ 小説『新・人間革命』の引用文献
注 ウォルト・ホイットマン著『草の葉』鍋島能弘・酒本雅之訳、岩波書店

【おことわり】 資料収集のため、しばらくの間、休載させていただきます。ご了承ください。         筆者



夏木立/今日の俳句 第1352号

2013年07月22日 05時49分22秒 | 今日の俳句
    
      ◇夏木立/今日の俳句◇
         ◇※第1352号※◇

 2013年(平成25年)7月22日(月)


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※7月22日※
 
■ 下駄の日
 全国木製はきもの業組合連合会が制定。
7は下駄の寸法を表わすのに「七寸七分」というように7がよく使われることから。22は下駄の跡が「二二」に見えることから。
 
■ 著作権制度の日
 1899年のこの日、日本で「著作権法」が制定され、著作権制度が創設された。
それ以前から「版権法」により書籍についてのみ著作権の制度があったが、「著作権法」により全ての著作物についての著作権の制度が創設された。

■ ナッツの日
 日本ナッツ協会が1996年12月に制定。
七(な)2(ツー)2(ツー)で「ナッツ」の語呂合せ。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 藩邸を校舎とせし夏木立
        上村占魚



 海光の夜も仄とある夏木かな
        永作火童


 四五本の夏木が影をひとつにす
        谷野予志


【季語の解説】

※ 夏木立→夏木。
 木立は樹木の群がって生い立ったもので、必ずしも大木とはかぎらない。
 夏木は、一本の木にいう。夏木立・冬木立・枯木立とだけいい、春、秋にはいわない。夏木立の題目は、和歌には見当たらない。俳諧時代になって、好まれる題目となった。
いかにも夏らしく、樹々の生気盛んなイメージを伴っているからであろう。夏木立は、行人のしばしの憩いの場でもあったのである。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】


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  ※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月22日(月 )より転載】


      ※わが友に贈る※


  広宣流布に尽くす

  信心の大英雄、万歳!

  さあ新時代の幕開けだ。

  どこまでも健康第一で

  希望輝く未来へ出発!


      ◇7月22日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 列島に創価勝利に大旗が翩翻と!全同志の激闘に感謝。世界の友も大喝采

         ◇

 「されば行け!開けたる世界に目を瞠り」詩人(ドイツ)。師と共に正義の大航海へ

         ◇

 未来部躍進月間が開始(スタート)!全員が地域の宝、社会の宝だ。総力挙げて応援を

         ◇

 富士鼓笛隊の結成記念日。勇気と希望を送る妙音菩薩。使命の青春に幸光れ

         ◇

 震災被災者、6割に不安感と。政治は支援の追い風を送れ。心の復興こそ



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7月21日(日)のつぶやき

2013年07月22日 01時39分28秒 | 広島カープ

夏シャツは、 麻・縮・綿クレープ・などで涼しげに作ったものが多い。
また、最近は下着を着ずに着るTシャツは、衣生活に欠かせない。 photozou.jp/photo/show/123…



夏シャツ/今日の俳句 第1351号

2013年07月21日 06時19分18秒 | 今日の俳句
     ◇夏シャツ/今日の俳句◇
         ◇※第1351号※◇

 2013年(平成25年)7月21日(日)


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※7月21日※
 
■ 破防法公布記念日,公安調査庁設置記念日
 1952年のこの日、「破壊活動防止法(破防法)」が公布・施行され、同時に公安調査庁が設置された。

■ 自然公園の日
 1957年のこの日、「自然公園法」が制定された。

■ 日本三景の日
 日本三景観光連絡協議会が制定。
『日本国事跡考』で松島・天橋立・宮島が日本三景として絶賛した林鵞峰の1618(元和4)年の誕生日。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 吾子着て憎し捨てて美しアロハシャツ
        加藤知世子


 シャツ干して烈日の闇ふくらます
        対馬康子


 白シャツを汚さじと着て農夫老ゆ
        細見綾子


【季語の解説】

※ 夏シャツ→白シャツ・網シャツ・クレープシャツ・開襟シャツ・アロハシャツ。
 麻・縮・綿クレープ・などで涼しげに作ったものが多い。上に着る開襟シャツ、ホンコンシャツも涼しさゆえに流行した。
アロハシャツは戦後ハワイから入った風俗で、派手な模様の開襟シャツである。
また、最近は下着を着ずに、じかに着るTシャツは、庶民の衣生活に欠かせないものとして定着しつつある。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】


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  ※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月21日(日)より転載】


      ※わが友に贈る※


  我らが目指すのは

  全民衆の幸福と平和。

  その理想を胸に

  信心の団結で前進!

  共に人間主義の凱歌を!


      ◇7月21日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 学会は社会正義を掲げ、地域貢献する模範の組織ー博士(ハーバード)。良き市民の連帯を

         ◇

 御聖訓「湿れる木より火を出し」と。執念の祈りこそ無敵の剣。勝ち捲れ

         ◇

 東西の創価学園生が勉学・クラブ活動で大活躍。鍛えと成長の夏に挑戦!

         ◇

 食中毒が増える季節。手洗い・加熱・殺菌の徹底等対策講じ、予防を万全に

         ◇

 参院選投票日。良識の府に相応しい議員送り出せ。厳正な眼で賢明に選択。


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7月20日(土)のつぶやき

2013年07月21日 01時37分03秒 | 広島カープ

湯帷子は入浴の時に身を拭うことをかねて着たもので、夏だけに限られたものではない
室町時代の末から江戸時代の初期に入り庶民の間に盆踊りが流行すると、湯上がりだけでなく、普段に浴衣を着るようになった。
photozou.jp/photo/show/123…


湯帷子は入浴の時に身を拭うことをかねて着たもので、夏だけに限られたものではない
室町時代の末から江戸時代の初期に入り庶民の間に盆踊りが流行すると、湯上がりだけでなく、普段に浴衣を着るようになった。
photozou.jp/photo/show/123…


公明党は公約したことには結果を出す政党/北斗七星

【公明新聞・2013年 (平成25年)7月20日(土)より転載】        

komei.or.jp/news/detail/20…



公明党は公約したことには結果を出す政党/北斗七星

2013年07月20日 07時57分24秒 | 今日の俳句
公明党は公約したことには結果を出す政党/北斗七星


【公明新聞・2013年 (平成25年)7月20日(土)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694


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 激戦の参院選は、いよいよ投票日を迎える。猛暑の中、支持拡大に奔走くださっている党員、支持者の皆さまに心から御礼申し上げたい。
ともに汗し広げてきた公明支持の輪を、あすの投票日に大勝利へと結実させるべく、きょう1日、”あと1票”をめざしたい

         ◆

 5月23日、80歳で地球の頂点に立ったプロスキーヤーの三浦雄一郎氏は登頂前後の様子について「ふらふらで歩く幽霊みたいになって‐‐‐‐‐‐」と振り返った。
全ての力を出し切るということは”こういうことなのか”と感嘆した

         ◆

 氏は「達成できる保証なんてどこにもありません。成功を信じて進むためには、絶対にあきらめないという執念を持つことが大事」と訴える

         ◆

 公約は票ほしさのアドバルーンにしか思っていないようにみえる政党もある。公明党は公約したことには結果を出す政党。
識者もそうした公明党の姿を見ている。
国政の大きな課題の一つ少子化対策について、評論家の田原総一朗氏は他党の対策は当てにならないとし、「少子化を止める政党はどこか。僕は公明党だと思っています」(「いま、政治に何ができるのか」潮出版社)と期待する

         ◆

 国内外の課題が山積する日本、舵取りを託せる党はどこか。それは現場に足を運び、国民の声を聞いて政策化し、必ず実現する”執念の党”公明党と訴え抜きたい。
                    (爽)

【公明新聞・2013年 (平成25年)7月20日(土)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694

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