和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

蛍烏賊/今日の俳句 第1264号

2013年04月25日 06時46分51秒 | 今日の俳句
    ◇蛍烏賊/今日の俳句◇

    ◇※第1264号※◇


 2013年(平成25年)4月25日(木)


       ■


    ※今日の記念日※


※ 4月25日。
■ 歩道橋の日。
 1963年4月25日、大阪駅前に日本初の横断歩道橋が完成した。

■ 拾得物の日。

1980年4月25日、東京・銀座で大貫久男さんが現金1億円を拾った。
落し主は現れず、1億円は全額大貫さんの手に渡った。

■ 国連記念日。
 1945年4月25日、サンフランシスコで連合国50か国代表による国連憲章を作成するための会議が開幕した。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8


       ■


   ■※今日の俳句※■


 蛍烏賊松風陸を離れざる
      金尾梅の門

 父の忌の町に出初めし蛍烏賊
      沢木欣一

  蛍烏賊光る方へと舟かしぐ
      廣野寛子



【季語の解説】
 蛍烏賊・まついか。
 ホタルイカ科の烏賊。胴は紡錘形で長さは六センチぐらい。
 胴、頭、腕、腹、眼の周囲などに大小の発光器があり、海中で光を発するのでこの名がある。
 深海に棲むが、春先の産卵期には群をなして浅海に近づく。
 発光器を持つ群のため、光の帯のように見える。本州中部以北の沿岸に分布し、なかでも富山湾が有名。 


【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※小島 健 (こじま-けん)※■
 (こじま けん、1946年10月26日 - )新潟県生まれ。中央大学法学部卒業。
 10代の頃から俳句を始める。岸田稚魚に師事、俳誌「琅?」(?:王偏に干)に学ぶ。稚魚没後、角川春樹に師事、俳誌「河」(主宰:角川照子)に入会。
 角川春樹賞(1990年)、河新人賞(1991年)、河賞(1993年)を受賞。1995年、第一句集『爽』を上梓、翌年、俳人協会新人賞を受賞。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月25日(木)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


       ■


     ※わが友に贈る※


  未入会の家族に

  最大の敬意と配慮を!

  電話や訪問の時間など

  良識ある行動が大切だ。

  人間性輝く信仰者たれ!

      ◇※4月25日※◇


       ■


    ◇※寸 鉄※◇ 


 きょう国連記念日。会長(SGI)の提言は人類益を志向ー元次長(チョウドリ)。平和の潮流更に

       ◇

 東京・江戸川「師弟勝利の日」。庶民の連帯は不滅。下町から友情の対話拡大

       ◇

 御書「一(ひとり)もかけなば成(じょう)ずべからず」。団結の力は無敵!皆が使命の人材だ

       ◇

 若者には参加し関わりたいという欲求がー実業家。一緒に行動。後継育てよ

       ◇

 掃除を主体的にやらぬ男性が8割。身近な事からコツコツと。意識革命を


       ■



 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


4月24日(水)のつぶやき

2013年04月25日 01時35分30秒 | 広島カープ

      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月23日(火)より転載】seikyoonline.jp/index.html


      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月24日(水)より転載】seikyoonline.jp/index.html



勇将60/小説「新 ・人間革命」

2013年04月24日 10時05分02秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月24日(水)より転載】

http://www.seikyoonline.jp/index.html

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勇将60(4/24)
 子どものいない有田幸二郎・信子夫妻は、男女青年部員や支部の子どもたちを、わが子と思って接してきた。

 有田の家は、支部のさまざまな活動の拠点になっていた。彼らは、青年たちに言うのであった。

 「ここを、わが家だと思って、自由に使いなさい」

 また、苦学生をはじめ、青年たちがきちんと食事をしているかどうかも気遣った。青年たちも、有田夫妻を父や母のように慕った。

 夫妻のもとで活動に励んだ青年たちのなかから、後年、副会長ら幹部をはじめ、学術界など、社会の各分野で活躍する多くの人材が誕生している。奈良県長の沖本徳光も、その一人である。

 人を育むものは、人の絆である。先輩幹部の一人ひとりへの真心、思いやりが発する、心の温もりのなかで、信心の滋養を吸収し、人材は育っていくのである。

  

 奈良支部結成十七周年の記念幹部会で、花束を受けた有田夫妻に、山本伸一は言った。

 「これからも、後輩の模範、希望であり続けてください。また、広宣流布に懸けた精神を伝え残していってください」

 目を輝かせて、大きく頷く、夫妻の姿が凜々しかった。

 幹部会は、新支部長への支部証の授与等のあと、支部婦人部長代表の抱負となった。

 登壇したのは、奈良県北東部の宇陀郡榛原町を活動の舞台とする、榛原支部の婦人部長・丸沢邦代であった。
若々しい、明るい女性である。彼女は、高い声で、ゆったりとした口調で話し始めた。

 「私たち榛原支部の地域は、標高八百メートル級の山々がそびえる山里です。縄文時代の遺跡や、古墳も多い、由緒ある土地柄です。
山々に囲まれ、一山越えてはあの大ブロックへ、また、一山越えてはこの大ブロックへと、支部員さんの各家々を回るには、何日もかかるほど広大な地域です」


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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若鮎/今日の俳句 第1263号

2013年04月24日 06時33分18秒 | 今日の俳句
    ◇若鮎/今日の俳句◇

    ◇※第1263号※◇


 2013年(平成25年)4月24日(水)


       ■


    ※今日の記念日※


※ 4月24日。
■ 植物学の日。
 文久2(1862)年旧暦4月24日、植物分類学者の牧野富太郎が高知県佐川町の豪商の家に生まれた。
 94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、「植物学の父」と呼ばれた。

■ 日本ダービー記念日。
 1932年4月24日、目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が開催された。
 イギリスのダービーステイクスに傚って企画された。出走は19頭で、優勝したのは1番人気のワカタカだった。
 ダービーは元々、第12代ダービー卿が始めた、ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを決めるレースの事で、イギリス競馬界最高の行事だった。後に、日本を始め世界各国でそれに傚った「ダービー」という名前を附けたレースが開催されるようになった。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8


       ■


   ■※今日の俳句※■


 若鮎のうす墨の香を一夜の灯
      渡辺桂子

 水匂ふとは上り鮎匂ふこと
      藤崎久を

  次々と水に刺さりて上り鮎
      小島健



【季語の解説】
 若鮎・小鮎・鮎の子・上り鮎。
 川で産まれ、海で育ち、桜が咲く頃川を遡ってくる体長四~六センチメートルの小さな鮎のこと。
 日本で最も早く鮎解禁になるのは兵庫県加古川市で四月十五日、大体は六月一日なので俳句に若鮎の詠まれる期間は短い。
 「鮎」とだけいえば夏。「渋鮎」「下り鮎」は秋。若鮎のはつらつとしたさまは清例そのものである。  →鮎汲・鮎(夏)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※小島 健 (こじま-けん)※■
 (こじま けん、1946年10月26日 - )新潟県生まれ。中央大学法学部卒業。
 10代の頃から俳句を始める。岸田稚魚に師事、俳誌「琅?」(?:王偏に干)に学ぶ。稚魚没後、角川春樹に師事、俳誌「河」(主宰:角川照子)に入会。
 角川春樹賞(1990年)、河新人賞(1991年)、河賞(1993年)を受賞。1995年、第一句集『爽』を上梓、翌年、俳人協会新人賞を受賞。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月24日(水)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


       ■


     ※わが友に贈る※


  地涌の若人よ

  大理想に生き抜け!

  青年こそ希望だ。

  確信の声と行動で

  新時代を切り開け!

      ◇※4月24日※◇


       ■


    ◇※寸 鉄※◇ 


 広布の本陣「総本部」の定礎式。完成への槌音と共に自身の勝利譜を綴れ

       ◇

 きょう「常勝大阪・師弟誓願の日」。仰ぎ見る人材の錦州城!恐れなく前進

       ◇

 御書「仏とは九界の衆生の事なり」。現実社会で正法を広めゆく我らこそ

       ◇

 この仏法は宇宙大の生命力を発揮する信仰ー恩師。強盛な祈りを根本出発

       ◇

 8割超が景気好転を実感できないと。庶民生活の再生へ公明よ死力尽くせ



       ■



 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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4月23日(火)のつぶやき

2013年04月24日 01時55分01秒 | 広島カープ

    ◇乗込鮒/今日の俳句◇    ◇※第1262号※◇ 2013年(平成25年)4月23日(火)plz.rakuten.co.jp/hiroshima7302/… photozou.jp/photo/show/123…



勇将59/小説「新 ・人間革命」

2013年04月23日 21時17分28秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月23日(火)より転載】

http://www.seikyoonline.jp/index.html

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勇将59(4/23)

 有田幸二郎から、自宅の塀に罵倒する落書きをされたという報告を受けた山本伸一は、即座に励ましの手紙を書いた。

 「このたびは、三障四魔の嵐、東京で心配している。御金言通りなれば、今更、驚くことはない。あくまで世間の事に、ことよせて、難があるのです。悠々と、頑張ってくれ。

 御書に曰く『各各我が弟子となのらん人人は一人もをく(臆)しをもはるべからず』(九一〇頁)と云々。
又曰く『其の外の大難・風の前の塵なるべし』(二三二頁)との御金言なり。これくらいで退転するような人があれば、それでよいではないか。
われらは、唯々、慈悲をもって戦っているのだから。人数の多くなる、少なくなる、これは全て御仏智なれば。

 願わくは、今こそ大信力をいだし、大御本尊様に願い、大勝利を期せられよ。
大将軍らしく、悠然と全支部員の同志を励まし、指揮をとっていただきたい」

 伸一は、結びに、全幹部が団結し、勝つことを、心の底から祈っている旨を記した。

 有田夫妻は奮い立った。幸二郎は、皆に力を込めて訴えた。

 「日蓮大聖人の御書には、信心し、広宣流布の戦いを起こせば、必ず法難が競い起こると、随所にあるではありませんか!

 難を恐れたら、信心ではありません。功徳も、宿命転換も、一生成仏もありません。難に立ち向かい、挑み、戦う覚悟を、私たちは、絶対に忘れてはなりません。
今こそ、勇気を奮い起こして、さらに、勇猛果敢に折伏に邁進していこうではありませんか!」

 法難が勇将をつくりだす。

 男子部の有志は、「自分たちで塀の落書きを消します」と言ってくれた。

 だが、有田は「このままにしておくよ。戦いを起こした誉れの記念碑だからね!」と答え、そのままにしておいた。

 有田夫妻は、この落書きを見ては、伸一の励ましに応えようと、広宣流布への闘志を燃やしてきたのである。

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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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乗込鮒/今日の俳句 第1262号

2013年04月23日 09時28分00秒 | 今日の俳句
    ◇乗込鮒/今日の俳句◇

    ◇※第1262号※◇


 2013年(平成25年)4月23日(火)


       ■


    ※今日の記念日※


※ 4月23日。
■ サンジョルディの日
元々はスペイン・カタロニア地方の習慣で、4月23日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る。
この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされている。
日本では日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会等が1986年から実施している。

■ 世界図書・著作権デー(World Book and Copyright Day)。
 スペインからの提案により、1995年のユネスコ総会で採択された。
 4月23日はスペインの習慣である「サン・ジョルディの日」であり、また、セルバンテス、シェイエクスピアなど多くの文筆家の誕生日や命日であることに因むものである。

■ 子ども読書の日。
 2001年12月に制定。文部科学省が実施。
 こどもの読書活動についての関心と理解を深め、こどもが積極的に読書活動を行う意慾を高めることを目的としている。

■ 地ビールの日。
 日本地ビール協会を中心とする「地ビールの日選考委員会」が1999年に制定、2000年から実施。日附は公募により選定された。
 1516年4月23日、バイエルン国王ウィルヘルム4世が発布した「ビール純粋令」により、水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母だけがビールの醸造に使用できることとなって、「ビールとは何か」が世界で初めて明確に定義された。また、この日はドイツの「ビールの日」にもなっている。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 春鮒釣り硝子戸のある家に帰る
      加倉井秋を

 乗込鮒枯葉藻屑をかきわけて
      沢木欣一

  疾風波鮒乗込むをはばみけり
      内山亜川



【季語の解説】
 乗込鮒・乗っ込み・初鮒・春の鮒・春鮒釣。
 鮒はコイ科の魚で、冬季は水底の泥に頭を突っ込んで冬眠する。
 三月末から四月ころ水温があがってくると、産卵のため浅いところや細い小川、水田にまで何百何千と群れをなして非情な勢いで乗り込んでくる。
 また腹いっぱい抱卵しているので食べてもうまい。   寒鮒(冬)。
 
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※加倉井秋を (かくらい-あきを)※■
(1909-1988) 昭和時代の俳人。
 明治42年8月26日生まれ。富安風生に師事し,昭和16年風生主宰の「若葉」編集長となる。戦後,安住敦(あずみ-あつし)らと俳句作家懇話会を結成,同人誌「諷詠派」を創刊した。
34年から俳誌「冬草」を主宰。美術工芸史を専攻し,45年武蔵大教授。昭和63年6月2日死去。78歳。茨城県出身。
東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は昭夫。句集に「風祝(かざはふり)」「胡桃(くるみ)」など。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月23日(火)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


       ■


     ※わが友に贈る※


  友好拡大の第一歩は

  清々しい挨拶から!

  大誠実の振る舞いで

  近隣に信頼を広げよう。

  地域革命の主役たれ!

      ◇※4月23日※◇

       ■

    ◇※寸 鉄※◇ 


 創価思想の最も優れた点は同苦の精神ー評論家。学会は人間共和の理想郷(アルカディア)

       ◇

 三重婦人部の日35周年。師匠と共に前進!女性の幸の連帯(スクラム)を爽やかに拡大

       ◇

 「人材をどんどん作れ。探せ」恩師。新たな力(ニューパワー)が勝利の突破口を開く鍵だ

       ◇

 「悪を指摘することは悪と戦うこと」作家(フランス)。青年よ勇気凛々と正義の言論を

       ◇

「政治は液状化。公明だけが微動だにしない政党」教授。大衆の為戦い抜け


       ■



 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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4月22日(月)のつぶやき

2013年04月23日 01時34分30秒 | 広島カープ

    ◇柳鮠(やなぎはえ)/今日の俳句◇    ◇※第1261号※◇ 2013年(平成25年)4月22日(月)plz.rakuten.co.jp/hiroshima7302/… photozou.jp/photo/show/123…


      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月22日(月)より転載】seikyoonline.jp/index.html



勇将58/小説「新 ・人間革命」

2013年04月22日 09時33分31秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月22日(月)より転載】

http://www.seikyoonline.jp/index.html

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勇将58(4/22)

 有田幸二郎・信子夫妻は、まさに二人三脚で、広宣流布の険路を突き進んでいった。

 何時間も、電車やバスに揺られ、同志の指導、激励に行くことも珍しくなかった。奈良県南部の十津川や、下北山にも足を運んだ。

 帰途、山道が土砂で閉ざされ、バスが運行できなくなったために、夜を徹して、歩いて山を越えたこともある。

 夫妻は、当初、“宿命転換のために、信心に励もう!”と、必死に頑張った。やがて、教学を学ぶなかで、広宣流布に生きる使命を自覚し、喜びと誇りを感じていった。

 “私たちは、地涌の菩薩なんだ! 日蓮大聖人との、久遠の誓いを果たすために、私たちは今、この時に、この地に生まれてきたのだ! わが手で、断じて奈良の広宣流布をするのだ!”

 そう思うと、力が湧いた。

 山本伸一が第三代会長に就任した翌年の一九六一年(昭和三十六年)三月には、奈良支部が誕生し、有田夫妻は、支部長、支部婦人部長に任命された。

 東京・台東体育館の壇上で、有田幸二郎は、山本会長から支部旗を受けた。

 「しっかり頼みます!」

 「はい!」

 その時の支部旗の、ずっしりと重い感触がいつまでも両腕に残った。

 それは、奈良の広宣流布を担い、全支部員を幸せにする責任の重さのように、彼には思えた。

 「奈良広布に私たちの人生を懸けよう!」

 有田夫妻は、心の底から誓い合った。怒濤のごとく、弘教の大波は広がった。

 御聖訓には「此の法門を申すには必ず魔出来すべし」(御書一〇八七頁)と。支部発足から二カ月後、有田の家の塀に、彼らを罵倒する言葉が、白いペンキで大書された。

 「有田よ恥を知れ」――学会を憎む何者かによる、卑劣な仕打ちであった。

 “これが広宣流布の道だ! 学会が正義であることの証明だ。負けるものか!”

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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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柳鮠(やなぎはえ)/今日の俳句 第1261号

2013年04月22日 06時14分42秒 | 今日の俳句
    ◇柳鮠(やなぎはえ)/今日の俳句◇

    ◇※第1261号※◇


 2013年(平成25年)4月22日(月)


       ■


    ※今日の記念日※


※ 4月22日。
■ アースデー(地球の日)。
アースデー世界協議会等が主催。
1970年4月22日、アメリカの市民運動指導者で、当時大学生だったデニス・ヘイズが提唱。
1970年から1990年までは10年に1度実施されていたが、1991年からは毎年開催されている。

■ よい夫婦の日。
講談社が1994年に制定。

■ カーペンターズの日。
ユニバーサルミュージックが制定。
1969年4月22日、ポップス・グループのカーペンターズがメジャー活動を開始した。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 鮠透けり富士湧水を雲流れ
      山本陽子


 水門に少年の日の柳鮠
      川端茅舎

  山下りて逃げゆく水や柳鮠
      清水基吉



【季語の解説】
 春先、芽吹いた柳が青々と細長い葉に育つころこの魚が目立つようになり、体長七、八センチになった鮠が、その葉に似ているところから柳はえと呼ばれる。
 形は鮎に似ているが、それより小さく敏捷な動きをする。
 各地の川にいてたやすく釣れるため、親しまれている釣魚のひとつ。 

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※山本 陽子 (やまもと-ようこ)※■
 (1942年3月17日 - )は、日本の女優。東京都中野区出身。左利き。株式会社三陽企画 所属。
 國學院高等学校卒業後、野村證券に勤務していたが、1963年に知人が日活ニューフェイスに山本の応募書類を送ったところ合格し、第7期日活ニューフェイスとして芸能界入り。
同期に、西尾三枝子、谷隼人、沖田峻一郎などがいる。
 映画では、同じ日活の吉永小百合、松原智恵子、和泉雅子の人気に押され、もう一つ作品に恵まれなかったが、テレビドラマに進出してからは、その日本的で清楚な美貌で人気を集め、『しろばんば』『七人の孫』『白い影』『白い滑走路』『となりの芝生』など話題作に立て続けに出演。
 清楚な役から悪女まで幅広い役柄をこなす高視聴率女優として、揺るぎない地位を確立。
 1980年、『花埋み』で舞台初主演。以来、舞台女優としても精力的に活躍しており、1994年の舞台『おはん』の演技で第19回菊田一夫演劇賞を受賞。2006年には舞台『いろどり橋』の演技にて名古屋演劇ペンクラブ賞を受賞。
 姪に、女優の山本亜希子がいる。
 趣味は日本画制作、ゴルフ、麻雀、韓国ドラマ鑑賞、車の運転。
特に外車好きは有名で日本人女性として初めてポルシェ911を所有した。
 デビュー前に勤めていた野村證券の同僚達とは、40年以上経った現在でも仲が良く、会うことが多いという。

       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月22日(月)より転載】


       ■


     ※わが友に贈る※


  「納得」の協議が

  団結と前進の力!

  皆が心から決意し

  広布拡大に勇み立つ

  信心の触発を重ねよ!

      ◇※4月22日※◇

       ■

    ◇※寸 鉄※◇ 


 人間の価値を高める創価思想こそ人類への贈り物ー博士(アメリカ)。自信満々と語れ

       ◇

 岐阜の婦人部と青年部が記念月間。地域に対話の春風。偉大なる堅塁の要

       ◇

 苦労なしに大いなる事は成らないー作家(セルバンテス)。今いる場所で勝て!広布は足元

       ◇

 地球の日(アースデー)。たった一つの青き星。環境守る意識を。依正不ニの哲理を世界へ

       ◇

 人々を離反させるものは悪であり醜であるー文豪(トルストイ)。C作戦で失敗した日顕宗


       ■



 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


4月21日(日)のつぶやき

2013年04月22日 01時35分51秒 | 広島カープ

    ◇桜鰔(さくらうぐい)/今日の俳句◇    ◇※第1260号※◇m.ameba.jp/m/blogTop.do?u… photozou.jp/photo/show/123…



桜鰔(さくらうぐい)/今日の俳句 第1260号

2013年04月21日 06時56分09秒 | 今日の俳句
    ◇桜鰔(さくらうぐい)/今日の俳句◇

    ◇※第1260号※◇


 2013年(平成25年)4月21日(日)


      ■


    ※今日の記念日※


※ 4月21日。
■ 民放の日
 日本民間放送連盟(民放連)が1968年に「放送広告の日」として制定。1993年に「民放の日」に改称した。
 1951年4月21日、日本で初めて民放16社に放送の予備免許が与えられ、翌1952年のこの日に民放連が発足した。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


 一身を緋にみごもれるうぐひかな
      小林?子


 水ほのぼの桜鰔の過ぐるとき
      山崎みのる


  なかなかに決まらぬ見合花うぐい
      石口光子



【季語の解説】
 桜鰔(さくらうぐい)・石斑魚(うぐい)・花うぐい)。
 ウグイはコイ科の川魚で、釣り人にはなじみが深い。全国各地に分布し、東京近辺ではハヤ、西日本一帯ではイダというのをはじめ、地方によってクキ・イダゴイ・ヤマコなどいろいろな呼び名がある。
 産卵期(三~七月)になると、腹の側面に赤色の縦線、つまり婚姻色の色帯が三列現れる。
 その桜色を愛でて、また、桜の咲き散る季節と関連させて、そのころのウグイを「桜賊」と呼ぶ。
 普段はその色もなく、地味な雑魚だが、詩情ある呼び名である。
 芦ノ湖や諏訪湖などでは、赤魚・赤腹・赤っ腹とも言っているが、やや型はちがっている。
 多摩川でマルタと称するのは、いったん海へ下って産卵のため再び遡上する体長三十センチ以上の大型のものである。
 ウグイは冬が美味とされている。
 

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月21日(日)より転載】


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    ※わが友に贈る※


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 さあ 躍動の春本番!

 対話への挑戦が

 わが境涯を広げる。

 強き祈りを根本に

 新たな信頼の絆を!


    ◇※4月21日※◇


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   ◇※寸 鉄※◇ 


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 青年部こそ人類に変革と調和を齎す希望の存在ー議長(インド)。新時代を先駆

      ◇

 きょう「愛媛青年部の日」。労苦と鍛えに栄光の青春。正義の拡大で人材の城を

      ◇

 人間は孤立すると、自己を見失うー詩聖(タゴール)。創価家族は最高の善知識の集い

      ◇

 歩行中の携帯利用で周囲への注意散漫に。事故の危険増大と。油断大敵!

      ◇

 公明は幅広い層に支持された国民政党ー教授。「大衆と共に」の信念を貫け


 

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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


4月20日(土)のつぶやき

2013年04月21日 01時34分43秒 | 広島カープ

    ◇公魚(わかさぎ)/今日の俳句◇    ◇※第1259号※◇bn.merumo.ne.jp/backno/listVie… photozou.jp/photo/show/123…


      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月20日(土)より転載】seikyoonline.jp/index.html



勇将57/小説「新 ・人間革命」

2013年04月20日 08時25分30秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月20日(土)より転載】

http://www.seikyoonline.jp/index.html

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勇将57(4/20)

 有田幸二郎は、座談会場で横たわり、妻の信子の話を聞いていた。

 “本来ならば、班長として、自分が先頭に立って訴えなければならないのだ”と思うと、不甲斐なかった。歯ぎしりする思いであった。彼は、深く心に誓った。

 “きっと、この病を治し、長生きしてみせる。その時、誰もが仏法の力に驚くだろう。それが、私の折伏だ!”

 信子は、座談会に集った友人たちに、力強く語っていった。

 「仏法では、病がある人は仏になれると説いているんです。日蓮大聖人が『病によりて道心はをこり候なり』(御書一四八〇頁)と仰せのように、病を契機として、真剣に信心に励もうとするからです。

 病気に限らず、経済苦や家庭不和など、すべてを乗り越えて、幸せになれると約束しているのが、大聖人の仏法なんです。

 皆さんも、一緒に信心をしましょうよ!」

 彼女の、率直な、ありのままの訴えは、参加者の胸に強く響いた。結局、二十四、五人の友人のうち、五、六人が入会の決意を固めたのである。

 有田夫妻は、弘教に行き詰まると、大阪の関西本部まで行き、幹部に指導を受けた。信心は、我見で推し量るのではなく、どこまでも真っすぐに、純粋に貫こうと、決意していたのだ。

 入会翌年の一九五六年(昭和三十一年)一月から、大阪で会長・戸田城聖の「方便品・寿量品」講義や御書講義、指導会などが開催されるようになると、二人は、喜び勇んで大阪に通った。
さらに、青年部の室長である山本伸一が指揮を執った“大阪の戦い”の時には、定期券を購入して、毎日のように関西本部を訪れた。いつか、幸二郎の神経痛も起こらなくなっていた。

 求道の人には、歓喜がある。歓喜ある人には、苦悩を克服する勢いがある。

 五六年(同)八月、奈良地区が誕生した。地区部長、地区担当員は、有田夫妻であった。


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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公魚(わかさぎ)/今日の俳句 第1259号

2013年04月20日 04時47分45秒 | 今日の俳句
    ◇公魚(わかさぎ)/今日の俳句◇

    ◇※第1259号※◇


 2013年(平成25年)4月20日(土)


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    ※今日の記念日※


※ 4月20日。

■ 郵政記念日。
 逓信省(現在の日本郵政グループ)が1934年に「逓信記念日」として制定。逓信省が郵政省・電気通信省の二省に分割された1950年に「郵政記念日」と改称、1959年に「逓信記念日」に戻されたが、2001年の省庁再編に伴い再び「郵政記念日」となった。
 1871(明治4)年3月1日(新暦4月20日)、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度を実施した。
 東京・京都・大阪の三都市と東海道線の各駅で、郵便物の取扱、切手の発行が始まった。翌年にはほぼ全国的に実施された。

■ 青年海外協力隊の日。
 1965年4月20日、青年海外協力隊(JOCV)が発足した。
 青年海外協力隊では、アジア・アフリカ・中南米を中心とする発展途上国の国作りを支援する為に、2000人を超える満20歳から39歳までの人達がボランティアとして活躍している。

■ 女子大の日。
 1901年4月20日、日本初の女子大学である日本女子大学校(現在の日本女子大学)が開学した。

■ 百間忌,百鬼園忌,木蓮忌。
 小説家・随筆家の内田百間の1971年の忌日。
 百間のペンネームは幼い頃に遊んだ百間川に因み、また「借金」の語呂合せから百鬼園とも名乗っていた。
 東京中野区金剛寺の句碑木蓮や塀の外吹く俄風から木蓮忌とも呼ばれる。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


 わかさぎを薄味に煮て暮色くる
      桂信子


 わかさぎ生死(しょうじ)どちらも胴を曲げ
      宇多喜代子


  公魚の受精卵はや濁りをり
      野末たくニ



【季語の解説】
 公魚・桜魚・公魚漁・公魚舟。
 キュウリウオ科の魚。体長は六、七センチから十五センチほどで、背は淡黄色、腹は銀色、体側に淡黒色の縦線がある可憐な姿である。
 公魚と書くのは、吉野の桜が落ちて水に入り、この魚になったという伝説から当初桜魚(おうぎょ)といっていたものが公魚に転訛したものといわれる。
 また、潮来の麻生藩より徳川へ年貢として納めたことからという説もある。魚公・魚若・若鷺とも書く。
 早春、海から川に上って産卵する。
 近年は各所の湖に移植され、終生淡水に棲むもの(陸封性)があるが、本来は海産魚で、淡水で生まれ海で育ち、再び産卵のために淡水に入るのである。
 帆引舟で有名な霞ヶ浦は漁獲が多いが、これも陸封性のものである。
 公魚はもともと寒帯魚で、冬の冷たい水中でも春の産卵にそなえてしきりに餌を漁るため、結氷した湖に小さな穴を開けて釣る穴釣が行われる。
 淡白な味でフライ・天ぷら・佃煮・南蛮酢漬などとして賞味される。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月20日(土)より転載】


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    ※わが友に贈る※


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 本紙を支えてくださる

 全ての皆様

 いつもありがとう!

 偉大なる広布の使者に

 健康・福徳・勝利あれ!


    ◇※4月20日※◇


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   ◇※寸 鉄※◇ 


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 学会員の卓越した対話は人間の可能性開く模範ー識者(ブラジル)。励ましの力は無限

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 「娑婆世界は耳根得道の国」御書。声に出してこそ思いは届く。雄弁に語れ

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 千代田婦人部が「部の日(-4・20-)」月間。大東京に勝利の夜明けを!太陽の母が行進

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 携帯電話(スマートフォン)アプリの1割は個人情報悪用等の危険有(あり)と。利用前の確認で防げ

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 正義は筆力に発する火花ー新聞王(ピュリツァー)。民衆守る論陣を誓う。本紙創刊記念日


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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