和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

牡丹の芽 /今日の俳句 第1229号

2013年03月21日 06時24分03秒 | 今日の俳句
    ◇牡丹の芽 /今日の俳句◇

    ◇※第1229号※◇


 2013年(平成25年)3月21日(木)


      ■


   ※今日の記念日※


 3月21日。
■ 世界詩歌記念日(World Poetry Day)
ユネスコが1999年に制定。世界全体で詩歌に関する活動を増進させることを目的としている。

■ ランドセルの日
ランドセルをミニサイズに加工する店「スキップ」の増田利正さんが提唱。
3+2+1が小学校の修業年数の6になることから。

■ 平安中期の歌人・和泉式部 の忌日。
越前守大江雅致 と越中守平保衡 の娘の子で、和泉守橘道貞と結婚して「和泉式部」と呼ばれるようになった。
式部の恋愛事件により、道貞と離別して藤原保昌と再婚し、藤原道長に「うかれめ」と揶揄された。




【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


      ■


   ■※今日の俳句※■


 ビニールの姐様かむり牡丹の芽
      阿波野青畝


 牡丹の大いなる芽のつめたかり
      林徹


  待つといふことのゆたかさ牡丹の芽
      斉藤道子


【季語・解説】
 牡丹の芽。
 キンポウゲ科の落葉低木。早春、枯木同然の枝々から燃えるような目を出す。
 寒さに強く、湧き出る生命力をそなえている。花は四月から五・六月にかけて咲く。
 まだ冬枯の様の深い庭園に真紅な牡丹の芽は一興をそえる。          
→牡丹(夏)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※ 林 徹 (はやし てつ) ※■
 
 大正15年(1926)~平成20年(2008)82歳。 中国青島生れ。広島県在住。  「雉」主宰。
 沢木欣一に師事。「風」入会のち同人。昭和60年「雉」創刊。第40回俳人協会賞受賞。※旧制金沢医科大医学専門部(現・金沢大医学部)出身
 句集:『架橋』『直路』『群青』『飛花』『荒城』『石蕗の花』 著作:『雉山房雑記』ほか
【「俳句舎の俳人名鑑」より転載】


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)3月21日(木)より転載】


      ■


    ※わが友に贈る※


      ■


 我ら創価家族は

 妙法の絆で結ばれた

 三世永遠の同志なり。

 広宣流布の大理想へ

 さあ心一つに前進!


    ◇※3月21日※◇


      ■


   ◇※寸 鉄※◇ 


      ■


SGIは社会に開かれた運動で文化の発展に貢献ー教授(イタリア)。平和への大光と



先駆・九州の日。火の国の広宣勇者ここにあり!列島に勝利の薫風を送れ



どんな嵐になろうと勇気は歩みを止めぬー哲人(モンテーニュ)。青年は前進!不屈の力で



国際人種差別撤廃デー。差異にこだわる心の矢を抜け!生命尊厳の視座を



今の若者は成功体験が少ない故に自信なしー学者。励ましの声で青年を育め


      ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


3月20日(水)のつぶやき

2013年03月21日 01時52分20秒 | 広島カープ

「 勇将30・小説「新 ・人間革命」 - 人間の変革/即/桜梅桃李 - 楽天ブログ(Blog) 」の記事を投稿しました j.mp/ZbDtMy #r_socialnews


    ◇残花 /今日の俳句◇    ◇※第1228号※◇ 2013年(平成25年)3月20日(水)bn.merumo.ne.jp/backno/listVie… photozou.jp/photo/show/123…



勇将31・小説「新 ・人間革命」

2013年03月20日 07時34分50秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月20日(水)より転載】



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


勇将31(3/20)

 長野栄太は、〓を紅潮させながら語った。

 「わが支部は、『座談会の庵治支部』をモットーに、『活発』『確信』『体験』『和楽』の民衆のオアシスを現出していきます。
この明るく、楽しい、語らいの場を通して、弘教の力強い波動を、わが庵治の地から、全国津々浦々に伝えてまいります」

 そして、ひときわ大きな声で、こう叫んで代表抱負を締めくくった。

 「全国の皆さん! どうか、この庵治支部にご注目ください!」

 万雷の拍手が場内を包んだ。
 副会長、理事長らのあいさつに続いて、会長の山本伸一の指導となった。

 彼はまず、歴史上、多くの宗教が時代の変遷のなかで、宗教本来の使命を忘れ、活力を失っていった原因について考察。
その具体的な要因の一つは、宗教が民衆から離れ、聖職者が宗教的権威に寄りかかり、民衆を見下すようになり、過剰なまでの上下の関係がつくられたことにあると指摘した。

 「それに対して、創価学会が未曾有の発展を遂げた理由の一つは、一人ひとりが、御本尊、妙法に直結し、皆が平等であるとの意識を根底に、共に同志としてスクラムを組みながら、行進してきたからであります。

 成仏も、また功徳も、組織のうえでの立場によって決まるものでは決してありません。
御本尊に、妙法という大法に直結した、信心の厚薄によって決まります。
それを皆に伝えてきたのが創価学会なんです。

 皆の一生成仏、広宣流布に向かって、組織がまとまっていくには、“要”の存在が不可欠です。
いかなる組織、機構も、“要”がなければ烏合の衆になってしまう。

 その“要”となるのが“長”であります。
壮年でいえば、県長も、本部長も、また、大ブロック長も、ブロック長も“要”です。

 なかでも、今回、新発足した支部長、支部婦人部長の皆さんは、自分たちこそ、学会の最も重要な“要”であるとの決意で、誇らかに前進していただきたいのであります」
 
  
     ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/
,

残花. /今日の俳句 第1228号

2013年03月20日 07時17分31秒 | 今日の俳句
    ◇残花 /今日の俳句◇

    ◇※第1228号※◇


 2013年(平成25年)3月20日(水)


      ■


   ※今日の記念日※


 3月20日。
■ 春分の日。
 春分の日は、3月20日から3月21日ごろ。祝日法の上では「春分日」としている。国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、前年2月第1平日付の官報で発表される。
つまり、2年後以降の天文学における春分日は計算によって求められるが、2年後以降の春分の日は確定していないのである。
ただしこれまでに、天文計算によって求められた春分の日付以外の日が春分の日とされたことはない。
なお、天文計算上1990年から2025年までは閏年とその翌年が3月20日になり、その他の年は3月21日となる。
2026年からは閏年の前年が3月21日になり、その他の年は3月20日となる。
また、現行の祝日法ができる以前ではあるが1923年の春分は3月22日であり、また、2092年の春分は3月19日となる。
★<春分の田の涯にある雪の寺/皆川盤水>

■ 電卓の日。
 日本事務機械工業会(現 ビジネス機械・情報システム産業協会)が1974(昭和49)年に、日本の電卓生産数が世界一になったことを記念して制定。
 1964(昭和39)年3月18日にシャープが国産初の電卓を発売したことを記念し、記念日は覚えやすいように3月20日とした。

■ 上野動物園開園記念日。
 1882年3月20日、日本初の近代動物園として、上野動物園が上野公園内に開園した。

■ LPレコードの日。
 1951年3月20日、日本コロムビアからLPレコードが「長時間レコード」の名前で発売された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


      ■


   ■※今日の俳句※■


 人を見ぬ残花や山河くすくすと
      永田耕衣


 残桜の雫の色といふべけれ
      岩城久治


  残花舞ふ鳥が足蹴りにせし枝より
      太田光子


【季語・解説】
 残花・残る花・名残の花・残る桜・残桜。
 散り残った桜の花のこと。山里などふと、なごりの花にあうことがあるが、初花より趣がある(立夏過ぎても残って咲くのを余花として夏)。
 春の中に久しく残るをいう。
 ただし「雅章郷口決抄」の「夏まで残る花のこと 遅桜と同じ 残花・青葉の花・春にして、余花・若葉の花は夏なるべし、混ずべからずと」とあるが「青葉の花・春にして」はどうも解し得ない。       
→余花(夏)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※ 永田耕衣 ※■
   (ながた こうい、1900年(明治33年)2月21日-1997年(平成9年)8月25日)は、俳人。
 本名軍二(ぐんじ)。別号、田荷軒主人。禅的思想に導かれた独自の俳句理念に基づき句作。また諸芸に通じ書画にも個性を発揮、90歳を超えた最晩年に至るまで旺盛な創作活動を行った。   

【「デジタル版 日本人名大辞典」より転載】


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)3月20日(水)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


      ■


    ※わが友に贈る※


      ■


 大胆に動けば

 勢いが出る!

 まず自分から!

 率先の行動こそ

 日蓮仏法の魂だ。


    ◇※3月20日※◇


      ■


   ◇※寸 鉄※◇ 


      ■


全国で春季彼岸勤行法要。妙法は成仏の根源の法。同志の祈りが最高の追善



「長崎の日」45周年。さあ対話の春!胸張り進む友ありて平和の世紀は磐石



自分が人と会って人脈を広げよ!-恩師。本気の一人に。そこに皆も続く



平和は若者が関わることで確保されるー元大統領(ヴァイツゼッカー)。青年部よ社会の模範たれ



「図書館使わない」高校生8割と。読書は人間を豊かに。努めて良書を繙け


      ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


3月19日(火)のつぶやき

2013年03月20日 01時50分50秒 | 広島カープ

      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月19日(火)より転載】m.seikyoonline.jp


桜蘂降る(さくらしべふる)/今日の俳句 第1227号 blog.livedoor.jp/kouki11012wai/…



勇将30・小説「新 ・人間革命」

2013年03月19日 06時44分47秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月19日(火)より転載】



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


勇将30(3/19)

 “総ブロック長が支部長になる!”

 長野栄太は、一月六日の新春本部幹部会で発表された「支部制」の出発を、緊張の思いで聞いた。
それからほどなく、会長の山本伸一が出席して、四国研修道場で一月度の本部幹部会が開かれることを知ったのである。

 しかも、その本部幹部会で、新支部長の抱負を発表するように、四国長の久米川誠太郎に言われたのだ。

 彼は、ありのままの状況と決意を、原稿にまとめ、推敲を重ねて、この四国研修道場での本部幹部会に臨んだのである。

 長野は登壇すると、元気な声で語り始めた。

 「全国の支部長を代表して、一言、抱負を述べさせていただきます。

 私は、現在、皮膚科の医長として、地元の国立療養所に勤務しております。
 今、私たちの庵治支部は、四国研修道場をわが地域にもつことができた、喜びと希望にあふれております。
さらに、新支部誕生の朗報に沸き返っております。

 昨夜の二つの座談会場でも、合計約百人の同志が集い、功徳の体験が活発に語られるなかで、『さあ、草創期の支部に負けずに頑張ろう』との声が数多く聞かれました!」

 ここで彼は、地域の特色に触れ、庵治は上質な石として世界的に注目される庵治石の産地であり、歴史的には、水軍の基地があった場所であると紹介。
「今度は、妙法広宣の基地として戦ってまいる決意であります」と力を込めて訴え、話を続けた。

 「“広布第二章の初代支部長”という大任に就いた以上、支部の皆さん全員とお会いして対話を重ね、“一人の人”をどこまでも守る実践を持続してまいります。

 今、わが支部内では功徳の体験が続々と聞かれます。
全支部員が信心の確信と喜びを満喫できるまで、全生命を燃え上がらせ、現場第一主義に徹して、戦い抜いてまいります」

 優秀支部とは功徳満開の支部である。

 伸一は、長野の顔をのぞき込むようにして、大きく頷いた。

   
     ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/
,

桜蘂降る(さくらしべふる)/今日の俳句 第1227号

2013年03月19日 06時09分07秒 | 今日の俳句
    ◇桜蘂降る(さくらしべふる). /今日の俳句◇

    ◇※第1227号※◇


 2013年(平成25年)3月19日(火)


      ■


   ※今日の記念日※


 3月19日。
■ ミュージックの日。
 音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが1991(平成3)年に制定。
 「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。
 日本の音楽文化と音楽家の現状について広く理解を求め、その改善の為の支持を得ようと、全国各地でさまざまな活動が行われる。

■ カメラ発明記念日。
 1839年3月19日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが写真機を発明した。
 この写真機は「ダゲレオタイプ」と呼ばれ、長時間露光させるため写真機の前で長い間じっとしていなければならなかったが、大変な人気を集めた。



【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


      ■


   ■※今日の俳句※■


 蘂のみのさくらとなりて夕日透く
      能村登四郎


 桜蘂散りつくづくと地べたなる
      宮澤明寿


  桜蘂降るあきらめないは彼のこと
      近藤千雅


【季語・解説】
 桜蘂降る(さくらしべふる)。
 萼「がく」についている細かな蘂が、風に誘われてひそやかに降るのを云う。晩春の静かな景である。
 落花とは違う趣きがあり、地面を赤く染める風情もまたよい。花の後のこの風情を愛する俳人も多い。
 大樹の下(もと)は紅のじゅうたんを敷いたかのように見える。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※ 能村登四郎 ※■
   もむらとしろう (1911-2001) 昭和-平成時代の俳人。
明治44年1月5日生まれ。水原秋桜子に師事し,「馬酔木(あしび)」同人。昭和45年「沖」を創刊,主宰。
教師生活を題材とした句などにより,31年現代俳句協会賞。60年「天上華」で蛇笏(だこつ)賞,平成5年「長嘯」で詩歌文学館賞。
平成13年5月24日死去。90歳。東京出身。国学院大卒。
句集はほかに「咀嚼音(そしゃくおん)」「合掌」など。
   
【「デジタル版 日本人名大辞典」より転載】


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)3月19日(火)より転載】


      ■


    ※わが友に贈る※


      ■


 子どもの幸福に尽くす

 教育本部の皆様の

 尊き汗に最敬礼!

 その慈愛の行動こそ

 社会を照らす太陽だ。


    ◇※3月19日※◇


      ■


    ※今週のことば※


      ■


 友好拡大の春が来た!

 動けばドラマが生まれる。

 語れば歓喜が広がる。

 「心の財(たから)」を積みながら

 対話の花を爛漫と


    ◇※3月18日※◇


      ■



   ◇※寸 鉄※◇ 


      ■


会長(SGI)は師弟の道に徹し平和・文化・教育を推進ー博士(ブラジル)。共生の世紀の哲理



桜花爛漫の千代田の日。大東京を牽引(リード)する拡大の先頭に。正義の旗振れ!



青年は革新的でなければならないー恩師。可能性は無限。壁破る挑戦を。



卒業・進学を迎える学生・未来部に心から声援(エール)を。君達の成長が社会の希望



金権政治と無縁の公明は議員が庶民目線ー識者。大衆と共にの精神貫け


      ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


3月18日(月)のつぶやき

2013年03月19日 01時48分15秒 | 広島カープ

      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月18日(月)より転載】m.seikyoonline.jp



勇将29・小説「新 ・人間革命」

2013年03月18日 11時27分30秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月18日(月)より転載】



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


勇将29(3/18)

 長野栄太は、総ブロックの壮年一人ひとりと会っていこうと決意はしたものの、職場の当直が月に八回もあった。また、幹部会や座談会など学会の会合もある。回れる日は限られたが、時間を工夫しては、大ブロック長と共に激励に歩いた。

 家を訪ねても、未活動の壮年の場合、信心に励んでいる夫人が、“夫を会わせてよいものか”と、躊躇してしまうこともあった。“夫が機嫌を損ねてしまったり、怒りだしたりしないか”と、心配していたのだ。そんな時には、「ご主人に不快な思いをさせ、怒らせるようなことはしませんから」と、夫人を説得することから始めなければならなかった。

 壮年と会い、懇談を重ねるなかで、会合に参加し、勤行する人が次第に増えていった。

 また、長野が経験したことのない悩み事に出合うこともあった。そのなかには、「思春期に入った子どものことで悩んでいる」という相談もあった。長野の子どもは、上の子がまだ小学一年生である。思春期の子どものことは、よくわからなかった。そうした時には、同様の悩みを克服した体験をもつ人に、会ってもらうようにした。

 彼は、“和楽の家庭を、幸せな一家を築いてもらいたい”との思いで、どこまでも誠実に、足しげく通い、メンバーと会っていった。

 明るい笑顔の、幸せな家庭を築くことは、近隣、地域への、信心の実証となる。それは、地域広布の光となっていく。

 長野自身、仕事でも、さまざまな課題が山積していた。身も心も、へとへとに疲れ果ててしまうこともあった。しかし、“自分が歓喜していなくて、どうして人を燃え上がらせることができるのだ!”と、自らに言い聞かせ、真剣に唱題しては同志の激励に回った。

 その成果が着実に実り始めた一九七七年(昭和五十二年)の年末、彼の総ブロックのなかに、四国研修道場がオープンしたのだ。

 そして、その喜びが冷めやらぬなか、年が明けると、広布第二章の「支部制」が発表されたのである。

   
     ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/
,

落花/今日の俳句 第1226号

2013年03月18日 07時03分01秒 | 今日の俳句
    ◇落花/今日の俳句◇

    ◇※第1226号※◇


 2013年(平成25年)3月18日(月)


      ■


   ※今日の記念日※


 3月18日。
■ 点字ブロックの日。
 岡山県視覚障害者協会が2010年に制定。
 1967年3月18日、岡山県岡山市の岡山盲学校の近くの国道2号・原尾島交差点に世界初の点字ブロックが敷設された。

■ 明治村開村記念日。
 1965(昭和40)年3月18日、愛知県犬山市に博物館明治村が開村した。
 博物館明治村は明治の建築物を保存展示する野外博物館である。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


      ■


   ■※今日の俳句※■


 ちるさくら海あをければ海へちる
      高屋窓秋


 花吹雪天にもありしけものみち
      たむらちせい


  花筏いそがず行けと俺に言う
      安藤今朝吉


【季語・解説】
 落花・散る桜・花吹雪・飛花・花散る・花屑・花の塵・紅雨・花筏。
  花の命は短い。花の散る様を落花・飛花・花吹雪といって愛惜の情とする。
 「花は桜木人は武士」と昔の人は言う。花の散った後の大地に雪が積ったようにみえる。
 空に知られぬ雪など、水面を流れる花びらを筏にたとえて、花筏という。
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※ 高屋窓秋 ※■
   (1910-1999) 昭和-平成時代の俳人。
明治43年2月14日生まれ。水原秋桜子に師事して「馬酔木(あしび)」同人となり,新興俳句の先駆者となったが,のち離脱。
戦後は「天狼」「俳句評論」「未定」同人。平成3年現代俳句協会大賞。
平成11年1月1日死去。88歳。愛知県出身。法大卒。本名は正国。句集に「白い夏野」など。
   
【「デジタル版 日本人名大辞典」より転載】


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)3月18日(月)より転載】


      ■


    ※わが友に贈る※


      ■


 全員が人材だ。

 相手の「仏性」を

 どこまで信じ抜き

 粘り強い励ましを!

 新しい力を引き出せ!


    ◇※3月18日※◇


      ■


   ◇※寸 鉄※◇ 


      ■


人間関係が希薄な現代は会長(SGI)の行動に学べー総長(ポリピア)。民衆の中へ!我らが鏡に



福井婦人部の日、万歳!わが郷土に対話の春風。勝利を開く幸福の太陽よ



実力主義の時代こそ人材がどんどん出るー恩師。今が勝負!青年を伸ばせ



表に現れない陰の人々が一番偉いー詩人(ホイットマン)。無冠の共に最敬礼。無事故祈る



彼岸の供養狙う日顕宗。「猫の鼠を伺うが如し」。泥棒猫の強欲坊主は撃退


      ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


3月17日(日)のつぶやき

2013年03月18日 01時47分31秒 | 広島カープ

韓国、竹島質疑を「報じるな」 日本記者団に - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/CN/201303/CN20…身勝手な韓国には、腹立たしい!


47news.jp/47topics/e/222…日本の、国益のためならTPP参加もやむなしではないだろうか。


TPP交渉参加/首相、調整役に反対派 したたか布石dream.mainichi.co.jp/hope/servlet/M…



遅桜/今日の俳句 第1225号

2013年03月17日 04時58分46秒 | 今日の俳句

    ◇遅桜/今日の俳句◇

    ◇※第1225号※◇


 2013年(平成25年)3月17日(日)


      ■


   ※今日の記念日※


 3月17日。
■ 彼岸入り。
※ 《豆知識》彼岸の時期。
  春の彼岸は3月の春分の日をはさんだ7日の期間を指します。
 2013年は3月17日(日)~ 3月23日(土)となります。
 秋の彼岸は9月の秋分の日をはさんだ7日の期間を指します。
 2013年は9月20日(金)~ 9月26日(木)となります。この期間が「お彼岸」となります。

■ 漫画週刊誌の日。
 1959(昭和34)年3月17日、日本初の少年向け週刊誌『少年マガジン』『少年サンデー』が発刊された。
 当時は読み物が中心で、漫画は少ししか載ってなかった。

■ 月斗忌。
 俳人・青木月斗[あおきげっと]の1949(昭和24)年の忌日。
※ 1879-1949 明治-昭和時代の俳人。
明治12年11月20日生まれ。正岡子規(しき)にみとめられ,大阪満月会を結成して明治32年「車百合」を創刊。
大正9年から「同人」を主宰し,関西俳壇の中心として活動。
昭和24年3月17日死去。71歳。没後「月斗翁句抄」が刊行された。大阪出身。本名は新護(しんご)。別号に月兎。著作に「子規名句評釈」。
【格言など】天墨の如し大雪になるやらん(「月斗翁句抄」)


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


      ■


   ■※今日の俳句※■


 遅ざくら残鴨瀞(とろ)にたゞよへる
      西島麦南


 遅桜修験の道は岩根道
      津田清子


  遅桜火の国は空けぶりたる
      古藤みづ絵


【季語・解説】
※ 修験→読み方:シュゲン(shugen)山野で霊験を得るために修業をすること。
   いわね いは― 【岩根】(1)岩の根もと。(2)〔「ね」は接尾語〕大きな岩石。岩が根。
「―踏む生駒の山を越えてそ我(あ)が来る/万葉 3590」

https://skydrive.live.com/redir.aspx?cid=3551022434934a28&page=browse&resid=3551022434934A28!113&type=5&authkey=!APCHw0Ad7HHN4KY&Bsrc=Photomail&Bpub=SDX.Photos

※ 遅桜。
 花どきにおくれて咲くサクラ。八重桜とはかぎらない。一般的におそ咲きのサクラを総称して言う。
 一般的におそ咲きのサクラでも、晩春の季題とする。
 初花よりも珍しさと風趣がある。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)3月17日(日)より転載】


      ■


    ※わが友に贈る※


      ■


 新しい友との対話は

 貴重な自身の財産だ。

 我らは永遠に開拓者。

 心弾む出会いを!

 皆で仏縁を広げよう!


    ◇※3月17日※◇


      ■


   ◇※寸 鉄※◇ 


      ■


会長(SGI)は人類的視野から普遍的な哲学運動を展開ー識者。平和創出の先駆者



列島各地で桜の開花宣言。さあ前進と挑戦の好機(チャンス)!幸福と友情の花を爛漫と



世論を喚起する事は女性の使命だー恩師。婦人部・女子部の声は新時代の光



政府、被災地に特化した子育て支援を検討。公明よ先頭に。未来の宝守れ



悪質な交通死亡事故の罰則強化へ。被害者も加害者も悲惨。断固無事故で


      ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


3月16日(土)のつぶやき

2013年03月17日 01時46分55秒 | 広島カープ

「 八重桜/今日の俳句 第1224号 - 人間の変革/即/桜梅桃李 - 楽天ブログ(Blog) 」の記事を投稿しました j.mp/ZbRzR0 #r_socialnews


    ◇八重桜/今日の俳句◇    ◇※第1224号※◇ 2013年(平成25年)3月16日(土)blog.goo.ne.jp/kouki6220wai/ photozou.jp/photo/show/123…


      小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月16日(土)より転載】m.seikyoonline.jp



勇将28・小説「新 ・人間革命」

2013年03月16日 06時12分19秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月16日(土)より転載】



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


勇将28(3/16)

 長野栄太は、医師という立場から、ハンセン病に対する人びとの誤解を解くとともに、入所者の社会復帰を図るために、さまざまな努力を重ねてきた。
その一方で、慈悲の医学の実践者として“同苦”の心を培っていこうと、真剣に信心に励んできた。

 彼は、大島青松園に赴任した翌年の一九七六年(昭和五十一年)夏、やがて四国研修道場ができることになる香川県・庵治町に、高松市から転居した。
翌年九月に男子部から壮年部に移行し、三十三歳で庵治の総ブロック長になったのである。

 総ブロック長としての出発となる壮年の会合は、大盛況であった。
部員数の八割近い壮年が集って来た。ほぼ全員が、自分よりも年上である。
長野は、「私は、皆さんに仕えていくつもりで、全力で活動に取り組んでまいります!」と元気にあいさつし、拍手に包まれた。好調なスタートであると思った。

 しかし、次の会合から、参加者は激減した。

 “あれだけいた人が、どこに消えてしまったのか”――その思いを、年配の大ブロック長(現在の地区部長)に漏らすと、すぐに答えが返ってきた。

 「前の会合に皆が来たんはな、総ブロック長が若いのに代わったと聞いて、どんな男か、顔を見に来ただけやけんの」

 愕然として、大ブロック長に尋ねた。

 「どうすれば、いいんでしょうか」

 「長野さんは、総ブロック長になって、何人の人と会うたんかのー」

 思わず言葉に詰まった。ほとんど、激励に回ってはいなかったからだ。

 「回らんと、人は集まらん。人と会うのが、学会活動の基本やし、仏道修行じゃないんかのー。
自分は、十年間かかって、大ブロックで十数人の壮年が集まるようになったけんの。
これからは、あんたがどんだけ回って、何人の人と会うて、人材を育てていくかやの」

 その言葉が、胸に突き刺さった。

 “その通りだ。よし、仏道修行をして、自分を磨こう!”と決意した。


   
     ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/
,