和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

勇将31・小説「新 ・人間革命」

2013年03月20日 07時34分50秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)3月20日(水)より転載】



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


勇将31(3/20)

 長野栄太は、〓を紅潮させながら語った。

 「わが支部は、『座談会の庵治支部』をモットーに、『活発』『確信』『体験』『和楽』の民衆のオアシスを現出していきます。
この明るく、楽しい、語らいの場を通して、弘教の力強い波動を、わが庵治の地から、全国津々浦々に伝えてまいります」

 そして、ひときわ大きな声で、こう叫んで代表抱負を締めくくった。

 「全国の皆さん! どうか、この庵治支部にご注目ください!」

 万雷の拍手が場内を包んだ。
 副会長、理事長らのあいさつに続いて、会長の山本伸一の指導となった。

 彼はまず、歴史上、多くの宗教が時代の変遷のなかで、宗教本来の使命を忘れ、活力を失っていった原因について考察。
その具体的な要因の一つは、宗教が民衆から離れ、聖職者が宗教的権威に寄りかかり、民衆を見下すようになり、過剰なまでの上下の関係がつくられたことにあると指摘した。

 「それに対して、創価学会が未曾有の発展を遂げた理由の一つは、一人ひとりが、御本尊、妙法に直結し、皆が平等であるとの意識を根底に、共に同志としてスクラムを組みながら、行進してきたからであります。

 成仏も、また功徳も、組織のうえでの立場によって決まるものでは決してありません。
御本尊に、妙法という大法に直結した、信心の厚薄によって決まります。
それを皆に伝えてきたのが創価学会なんです。

 皆の一生成仏、広宣流布に向かって、組織がまとまっていくには、“要”の存在が不可欠です。
いかなる組織、機構も、“要”がなければ烏合の衆になってしまう。

 その“要”となるのが“長”であります。
壮年でいえば、県長も、本部長も、また、大ブロック長も、ブロック長も“要”です。

 なかでも、今回、新発足した支部長、支部婦人部長の皆さんは、自分たちこそ、学会の最も重要な“要”であるとの決意で、誇らかに前進していただきたいのであります」
 
  
     ■

┌─── PR ───┐
携帯・PCから!!
  朝、元気が出る!!
古今東西の名句・秀句を!
 【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
 http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
└────────┘

 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/
,

最新の画像もっと見る

コメントを投稿