和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

芍薬/今日の俳句 ≪第.1830号≫

2015年07月11日 06時28分26秒 | 今日の俳句
  芍薬のはなびらおつるもろさかな
       久保田万太郎


  芍薬の珠や仔馬もつやゝかに
       加藤かけい


  うら若き墨染衣玉芍薬
       細見綾子


  芍薬をぶつきらぼうに掲げて来し
       長谷川櫂


  巴塚小さし芍薬ほぐれそむ
       深見ゆき子




 
※ 芍薬
 ボタン科のボタン属の多年生草本。牡丹は同属の木本。高さ六〇~九〇センチ。一株から数本の茎が直立。分岐した茎頂に五月ごろ数個の大輪花を開く。
 花弁は十個内外、花色は白や紅。中国では「花の宰相」と呼ぶ。日本での古名は「えびす草」。根は薬用になる。                              

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
                           






     ※わが友に贈る※



健康こそ前進の力。

皆の体調は大丈夫か。

疲れをためていないか。

リーダーは一人一人に

こまやかな心配りを!


        2015年7月11日


【聖教新聞:2015年(平成27年)7月11日(土)付】






     ※☆*寸 鉄*☆※


SGIは対話や友情の意義を学び抜く気風漲るー教授(カナダ)。校舎なき総合大学

        ◇

男子部結成記念日。誓願果たす最高の青春の誉れ広布の全責任担い立て

        ◇

「信心するは随喜なり」。大歓喜の心は友に伝播。喜び勇んで体験を語ろう。

        ◇

京都市が2年連続で観光人気都市世界一。公明よ観光立国実現へリードを

        ◇

子供座席(チャイルドシート)非着用で死亡率6・5倍ー警察庁。着用は義務。未来の宝を皆で守れ


                   



     ※☆*北斗七星*☆※


那覇市の代表的な台所「第一牧志公設市場」。南国らしい色とりどりの魚が所狭しと並ぶ。中でもチラガー(豚の顔)とテビチ(豚足)の存在感は圧倒的だ。沖縄では「鳴き声以外は全て食べる」と言われるほど、食文化に豚は欠かせない



そんな豚も70年前の沖縄戦で数える程度に激減。戦後の沖縄は食糧難に陥った。この危機に立ち上がったのが米国・ハワイのウチナーンチュ(県系人)だった。こんな逸話がある



焦土と化した故郷の惨状を聞いたハワイのウチナーンチュは寄付を募り、豚550頭を購入。1948年、船で28日間かけて沖縄に届けた。4年後、豚は10万頭に拡大。沖縄の復興を支えたと言われている。故郷を思う“絆”の強さを象徴するエピソードだ



今年は沖縄県とハワイ州が姉妹都市となって30周年。今月、ハワイで記念行事が開かれる。デービッド・イしゲ州知事は沖縄出身の祖父母を持つ。れっきとしたウチナーンチュ。10月に自身のルーツの沖縄を初訪問する予定だ



沖縄は日本有数の移民県で有名。現在、世界中に36万人超のウチナーンチュが存在する。ゆいまーる(相互扶助)精神が根付くウチナーンチュの絆は強固だ。このウチナーンチュのネットワークがあれば、この先も沖縄は、どんな困難でも助け合い、乗り越えていくに違いない。         (治)




                                    
                                                   
【公明新聞:2015年(平成27年)7月11日(土)付】                                        
                      


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革心62/小説「新・人間革命」

2015年07月11日 05時06分10秒 | 新・人間革命
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 7月11日(土)より転載】

【革心62】


 李先念副主席との会見で山本伸一は、中国と米国の関係についても、率直に質問した。

 「国交正常化を前提として、中米条約のようなものを結ぶ考えは、おもちでしょうか」

 中米の国交については、一九七二年(昭和四十七年)二月に、ニクソン大統領が訪中。それまでの敵対関係に終止符が打たれ、国交正常化へ向けて、関係の緊密化に努めることになった。相互に連絡事務所を設置し、大使級の所長を置くなど、前身がみられた。

 七五年(同五十年)十二月にはフォード大統領が訪中し、両国は国交正常化に努力する意思を再確認している。七七年(同五十二年)一月、カーター大統領が誕生し、中米の国交樹立へ動き出すが、交渉は難航、先行きは不透明であるといえた。

 伸一は、日中の平和友好条約が調印された今こそ、膠着状態にある中米関係が正常化することを、強く願っていたのだ。

 伸一の問いに、李副主席は端的に語った。

 「国交正常化を前提とした中米条約を結ぶ用意はあります。これは相手のあることで、カーター大統領の胸三寸にかかっています」

 伸一は、両国の関係正常化を確信した。

 さらに彼は、「中国は、ジュネーブの軍縮委員会に参加するか」「社会主義民主化の基礎である法律整備について」「『四つの現代化』に呼応しての宗教政策」「核兵器廃絶への方途」など次々と質問し、意見交換した。

 会見の最後に、伸一は尋ねた。

 「日本に最も期待することはなんですか」

 「両国が仲良くすることです。われわれの世代だけでなく、子々孫々まで仲良くしていくことです。両国は戦争をしてはならない」

 語らいは一時間十分に及んだ。会見の模様は、「一万人の留学生派遣」(朝日)、「中米条約結ぶ用意」(読売)等の見出しで、新聞各紙が大々的に報じた。

 この直後、カーター大統領はワシントン駐在の中国連絡事務所長と接触、両国が国交樹立を電撃的に発表したのは、その三ヵ月後、十二月十六日(日本時間)のことであった。                           


 

                         
      

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7月10日(金)のつぶやき

2015年07月11日 01時51分12秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『花菖蒲/今日の俳句 ≪第.1828号≫』
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【宮家邦彦】世界遺産問題 外相レベルの約束も守れない韓国に憂う! あさラジ!2015年7月10日(金) youtu.be/tJdA7lj1OZI @YouTubeさんから