和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

革心56/小説「新・人間革命」

2015年07月04日 19時39分37秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 7月4日(土)より転載】

【革心56】


 歓迎宴は、和気あいあいとした雰囲気のなか、各テーブルで語らいが始まった。
 山本伸一は、〓穎超に尋ねた。
 「『日中平和友好条約』の批准書交換のために、廖承志先生が、副総理の〓小平閣下と共に来日されると伺っています。大変に嬉しいことです。〓穎超先生も、日本にいらっしゃいませんか」
 「ええ、日本へは、ぜひ行きたいと思います。日本の多くの友人の方々にお礼を申し上げるために、訪問したいと考えています」
 テーブルの同席者から大きな拍手が響いた。全国人民代表大会常務委員会副委員長であり、周恩来の夫人である〓穎超が、訪日の意向を明らかにしたのだ。
 伸一は、「嬉しいです! いつごろお出でくださいますか」と重ねて尋ねた。
 「〓小平副総理は、十月に日本へ行きますが、私がその団に参加すると、高齢でもありますので、皆様に迷惑をかけかねません。
 それで、周恩来も桜が好きでしたので、桜の一番美しい、満開の時に行きたいと思います。山本先生は、賛成されますでしょうか」
 「もちろん、大賛成です!
 創価大学には、周総理を讃える『周桜』が植樹されております。来日の折には、ぜひ、ご覧いただきたい。できれば、周総理と恋愛をされていた時のような気持ちで、日本を訪問していただければと思います」
 「まあ……。でも、恩来同志が日本にいた時は、まだ知り合っていませんでしたよ」
 笑いが広がった。〓穎超は、伸一と峯子を見て、「今回は、日本の友人と友情を深めるためにまいります」と言って微笑んだ。
 さらに彼女は、この日閉幕した中国婦女全国代表大会で、宋慶齢らと共に、全国婦女連合会の名誉主席に就任したことを伝え、女性の幸せのために人生を捧げたいと語った。
 〓穎超は七十代半ばであったが、人民に奉仕し抜こうとの気概は、いささかも後退することはなかった。思想、信念が本物であるかどうかは、晩年の生き方が証明するといえよう。
                          


☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡


四十雀/今日の俳句 ≪第.1823号≫

2015年07月04日 05時06分11秒 | 今日の俳句




  山雀や頬白ければ四十雀
       松井童恋


  暫くは四十雀来てなつかしき
       高浜虚子


  山の杉は暗く愚直に四十雀
       森 澄雄


  得し虫を嘴(はし)にたのしも四十雀 
       大島三平


  飛鳥川夕日をながし四十雀
       吉向宗心

      
      
※ 雀とほぼ同じ大きさのシジュウガラ科の鳥で、背面は灰青色で、黒い頭に白い頬、腹の中央を黒い筋が走っているのが特徴。
 四~七月の繁殖期にツーツーピーと鳴く。秋冬季は小群で行動する。都会の庭園などでも見かける。
                          

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】






     ※わが友に贈る※


  一日一日の充実は

  朝の勝利から始まる。

  わが目標の達成へ

  清々しい心で出発だ!

  きょうも行動開始だ!


        2015年7月4日






     ※☆*寸 鉄*☆※



会長(SGI)は戦争の悲惨さ訴え人類の幸せに身を捧げたー学長(タイ)。師の正義の続け

        ◇

「悪積れば地獄」「善積れば仏」御書。振る舞いが広布開く一歩。誠実一路で

        ◇

魂の平穏のため毎日二つ嫌な事をせよー英作家(モーム)。苦手に挑戦!そこに成長

        ◇
 
人口減少過去最多の27万人ー総務省。更に「一人」が大切。心して励ましを

        ◇
 
食中毒に注意を。食品の加熱、手洗いの励行等で賢く予防、油断こそ大敵                        


【聖教新聞:2015年(平成27年)7月4日(土)付】
                                                
http://www.seikyoonline.jp/



     ※☆*北斗七星*☆※

 
「延長戦突入か」と思われた後半アディショナルタイム。最後の最後まで諦めない。“勝利への執念”が生んだオウンゴールだっただろう。サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、日本代表(なでしこジャパン)は、過去4度の対戦で1度も勝ったことのなかった難敵・イングランド代表を下し、2大会連続で決勝に駒を進めた          



4年前のW杯ドイツ大会で初優勝。驚異の粘りで数々の激戦を勝ち超え、見事に栄冠をつかんだ。その快挙は、東日本大震災で打ちひしがれた多くの人たちに、勇気と感動を与えた



「世界一」の重圧を背負いつつ、奮闘してきた4年間。2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得した後、昨年秋のアジア大会では決勝敗退、今年3月の国際大会・アルガルベ杯9位あたりで、「世代交代がうまくいっていないのでは?」といった声もささやかれた



そして迎えた今大会。試合を重ねるごとに持ち前のパスサッカーがさえを見せ、体格やパワー、スピードで勝る対戦相手に、しなやかに対抗。ここまでの5試合をいずれも1点差で勝ち切るなど、したたかさも増してきた



宿敵・米国代表との決勝戦は、日本時間の6日午前8時にキックオフ。悲願の連覇へ。大舞台でこそ大きく花開く。なでしこジャパンの本領を見せてほしい。          (武)
                                         
                          

                  

【公明新聞:2015年(平成27年)7月4日(土)付】      

https://www.komei.or.jp/news/


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡


. 

7月3日(金)のつぶやき

2015年07月04日 01時44分55秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『革心55/小説「新・人間革命」』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…


ブログを更新しました。 『【韓国 アメリカに無茶ぶりしすぎwww】韓国「戦勝国にしてください」アメリカ「はあ?www」青山』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…