和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

革心54/小説「新・人間革命」

2015年07月02日 07時12分06秒 | 今日の俳句


【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 7月2日(木)より転載】

【革心54】

 「山本先生! 嬉しいです。お会いできる日を、指折り数えて待っていました!」
 九月十七日夜、訪中団一行の歓迎宴が行われる人民大会堂の会場入り口で、中日友好協会の廖承志会長は、こう言って大きく両手を広げ、山本伸一を迎えた。
 「廖先生! 『日中平和友好条約』の締結、大変におめでとうございます。遂に、廖先生の長年の苦労が報われましたね」
 伸一も、廖承志も、共に平和友好条約の締結を悲願として、苦労を重ね、行動し続けてきた。だからこそ、二人とも、その実現には、ひとかたならぬ喜びがあった。
 同じ目的に進み、互いの思いと労苦を知るからこそ、感動もまた分かち合える。立場は異なっても、それが〝同志〟といえよう。
 廖承志は、隣にいた、柔和な笑みをたたえた老婦人を紹介した。質素な濃紺の服に身を包んだ、この小柄な女性こそ、全国人民代表大会常務委員会副委員長であり、周総理の夫人として大中国を担う柱を支え続けてきた〓穎超その人であった。
 伸一は、彼女の差し出した手を、ぎゅっと握りながら言った。
 「初めまして山本伸一です。お会いできて光栄です。この日を楽しみにしておりました。
 周総理のご厚情に、深く感謝申し上げるとともに、亡き総理に、心から哀悼の意を捧げさせていただきます。穎超先生におかれましては、中国人民のために、お体を大切になさり、いつまでもご健康でいてください」
 「ありがとうございます。私も、お会いできて嬉しく思っております」
 歓迎宴に先立って懇談が行われた。
 穎超は、もの静かに語り始めた。
 「山本会長を団長とする皆様の、このたびの中国訪問を熱烈に歓迎いたします。
 中国と日本の平和友好条約の調印は、山本会長、また、公明党の方々などの多大なご尽力と切り離すことはできません。
 私は、皆さん方をお迎えして、嬉しいだけでなく、感謝の気持ちでいっぱいなんです」                         

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夏つばめ/今日の俳句 

2015年07月02日 06時40分46秒 | 今日の俳句




  岩つばめ一閃けふの日が上る
       藤波孝堂


  わが胸をかすめることなく夏つばめ
       川島ひとみ


  夏燕ななめ45度の空
       高速朱音


  むらさきのこゑを山辺に夏燕
       飯田蛇笏


  法の山めざす如くに夏つばめ
       鈴鹿 仁



※ 燕は春に渡来し、四~七月に通常二回産卵する。産卵後一ヶ月余りで巣立ちをし、成鳥ともども各地で軽快に飛翔する姿が見られる。青田をかすめて飛ぶ姿など爽快である。
→燕(春)
                          

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】






     ※わが友に贈る※


  雨の日も 風の日も

  使命の道を駆ける

  配達員の皆様の感謝!

  どうか安全第一で。

  尊き労苦に福徳は燦然!


        2015年7月2日





     ※☆*寸 鉄*※



SGIは個人の変革と開発を励まし合いで促進ー教授(ハーバード)。精神のオアシスと

        ◇

男女青年部「部長」が奮戦!真剣の一人に皆が続く。全員勝利の感動劇を

        ◇

折伏行は「語る功徳」も「聞く功徳」も共に絶大。自信満々と対話を広げよ

        ◇

御聖訓「此の信の字元品の無明を切る利剣なり」。行き詰まったらまず題目

        ◇

来夏の参院選、17・18歳の66%が投票の意向と。鋭敏な感覚で未来を選べ        
                         




     ※名字の


3人の子を持つ婦人部員の体験談を聞いた。長男が中学3年出不登校に。長女は専門学校に進むが、うつ病を患った。出口の見えないトンネルに居るような日々が続いた



宿命打開を祈り続ける中で、彼女はある時、同じわが子でも、個性は三者三様。そのありのままを受け止めよう。みんな、自分らしく立ち上がり、勝利する時が必ず来るーーと



祈りが変わると、状況も上向いてきた。長男は高校卒業程度認定試験を経て大学へ。長女は良きパートナーを得て結婚。次男も、第1志望の高校に進学。子らの“勝利”は、母の勝利ともなった



親には誰しも、わが子に抱く期待や理想があるもの。“こうあってほしい”と、自分の物差しを当ててしまいがちだ。だが、横浜国立大学の平出彦仁名誉教授が以前。本紙で語っていた。「子どもの成長は千差万別」であり、集団生活や親の期待から“脱線”しながら成長するものです、と                                            



子どもが、親の描く理想の姿に戻ることだけが、必ずしも問題の解決ではない。子との関係をとことん考え、自分も変わろうと挑戦する時、その親の真剣な姿を見て、子も前を向くのではないか。家庭の中で「自他共の成長」という喜びが味わえれば、これほど素晴らしい体験はない。           (朋)                                       
                              


【聖教新聞:2015年(平成27年)7月2日(水)付】



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7月1日(水)のつぶやき

2015年07月02日 01時43分37秒 | 今日の俳句

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在日犯罪?東海道新幹線焼身の火災事件、犯人「林崎春生」に通名 goo.gl/31qeir


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