和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「不屈の桜花の季節を目指したい/名字の言」平成24年3月21日(水)

2012年03月21日 10時46分49秒 | 今日の俳句
「不屈の桜花の季節を目指したい/名字の言」平成24年3月21日(水)

   

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【「聖教新聞」平成24年3月21日(水)より転載】
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(3/21)

 日蓮大聖人が流罪の地・佐渡で「開目抄」を著されたのは、文永9年(1272年)の2月。今の暦の3月に当たる



絶海の孤島、厳冬の日々……。その苦境をしのぎ、「詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん」(御書232頁)――諸天の守りを当てにせず、身命をなげうってまい進するのみ、と。春の息吹とともに発せられた、広布大願の大宣言と拝せよう



ナチスに追われ米国に移住した神学者、パウル・ティリッヒは「絶望する勇気」を説いた。苦難を見つめ、逃げず、“出口なし”の状況をしっかり受け止めること。「絶望を受け容れるということそれ自体が〈信仰〉であり、そしてそれと同時に生きる勇気がそのぎりぎりの限界においてあらわれ出る」(大木英夫訳『生きる勇気』平凡社)からだ



日蓮大聖人の被られた迫害を思うほどに、獄中における戸田会長の覚悟が心に響く。「最初は、いつ牢獄から出られるかを問題にして、あくせくしていたが、やがて、一生出られないと分かってきた」「たとえ出られなくともかまわない。一生涯、戦い通してみせると、死ぬまで覚悟することだ。そうすれば強い」



師の究極の勇気をかがみとして、不屈の心光る桜花の季節を目指したい。
                         (栄)


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薫 風(四十五)小説「新・人間革命」

2012年03月21日 09時42分24秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)3月21日(水)より転載】
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薫風45(3/21)

 山本伸一は、さらに力を込めて、目の不自由な婦人に訴えていった。

 「あなたは、自分も幸せになり、人びとも幸せにしていく使命をもって生まれた地涌の菩薩なんです。仏なんです。一切の苦悩は、それを乗り越えて、仏法の真実を証明していくために、あえて背負ってきたものなんです。仏が、地涌の菩薩が、不幸のまま、人生が終わるわけがないではありませんか!

 何があっても、負けてはいけません。勝つんですよ。勝って、幸せになるんですよ」

 誰もが、伸一のほとばしる慈愛を感じた。

 婦人の目には、涙があふれ、悲愴だった顔が明るく輝いていた。

 酒田英吉は、指導、激励の”魂”を見た思いがした。“指導というのは、慈悲なんだ。同苦する心なんだ。確信なんだ。その生命が相手の心を揺り動かし、勇気を呼び覚ましていくんだ!”

 座談会が終わり、皆が帰り始めると、伸一の方から、酒田英吉に声をかけた。

 酒田は、東京で帰りの交通費をもらった御礼を言いたくて、仕事で来ていた玖珂町から、バイクで駆けつけてきたことを語った。

 伸一は、笑みを浮かべて、彼を見た。

 「元気で頑張っているんだね。今日は、遅いから、ここに泊まって、明日の朝、帰るようにしてはどうかね。ところで、お腹は空いていないかい。ぼくは、夕食が、まだなんだ。一緒に、月見うどんを食べようよ」

 酒田は、嬉しそうに、「はい」と答えた。

 伸一は、「でも、今日は、割り勘だよ」と言うと、自ら、うどんを手配した。

 伸一は、佐賀県のことを深く知ろうと、県民性について尋ねた。酒田は、答えた。

 「佐賀県人の気質を示す、『ふうけもん』という言葉があります。頑固すぎて融通がきかないという意味です。でも、働き者で几帳面であると言われています」

 「そうか。すばらしいじゃないか。それは強い信念と真面目な行動ということだ。広宣流布のためには、最も大事な資質だよ」



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菜の花/No.866・2012年(平成24年)3月21日(水)

2012年03月21日 06時43分14秒 | 今日の俳句
菜の花/No.866・2012年(平成24年)3月21日(水)

■ 世界詩歌記念日( World Poetry Day )。
 国際連合のユネスコが文芸の増進のために1999年(平成11年)に取り決めた詩を記する日(3月21日)。

■ ランドセルの日。
 月日の3、2、1を足すと小学校の年数である6になることに由来。

■ 和泉式部忌。
 平安中期の歌人・和泉式部の忌日。
越前守大江雅致と越中守平保衡の娘の子で、和泉守橘道貞と結婚して「和泉式部」と呼ばれるようになった。
式部の恋愛事件により、道貞と離別して藤原保昌と再婚し、藤原道長に「うかれめ」と揶揄された。
【「ウィキメディア・コモンズ」より転載】


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    今朝の一句

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 菜の花や渡しに近き草野球
      三好 達治

 菜の花や月は東に日は西に
      与謝 蕪村

 菜の花の地平や父の肩車
      成田 千空

■ 菜の花(なのはな、英語:Tenderstem broccoli)は、アブラナまたはセイヨウアブラナの別名のほか、アブラナ科アブラナ属の花を指す。食用、観賞用、修景用に用いられる。
アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。
【旺文社モバイル事典】


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   わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年3月21日(水)より転載
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   わが友に贈る

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 新しい出発の春だ。

 縁した友人を大切に

 良き出会いを結ぼう。

 朗らかに誠実に

 友情の光を広げよう!


    ☆3月21日☆


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    【寸 鉄】

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会長(SGI)の詩こそ精神を復興する力ー博士(インド)。魂の慈光。きょうは世界詩歌記念日



東北青年部の日。地域に尽くす後継の姿は福光の希望!東北の世紀を頼む



「破折精神を忘れた者は生ける屍だ」恩師。若獅子よ勇敢に邪悪を叩き斬れ



「三寒四温」の季節。体調管理をしっかり。身も心も健康で「5・3」へ前進



選抜(センバツ)開幕。一球に泣き、一球に笑う熱闘。我らも青春の心で広布の劇(ドラマ)を!

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