工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「京ことば講習会」祇園等で話されている京言葉は一般に使われていない

2012年07月06日 | Weblog
「京ことば講習会」が山科身障会館で、利用者と一般の方を対象に無料で、6月29日に

開催されました。

今や関西弁は、吉本の芸人さんたちがテレビで人気があり、関西弁が全国の方に通じる

言葉になっています。戦後から、京ことばがすたれてきたとか!

京都ことばは、観光にたずさわれる方や花街では話されていますが、一般には京都ことば

というよりは、関西弁の方が話されています!

京言葉は御所言葉と町衆の言葉が混ざりあったものです。

京言葉の特色は ● 婉曲表現が多い! 断る時に「考えときます!」それは違うと

はっきり言わず、「違うのと違いますか?」などの言い方は、1200年都であった時代

に権力者が次々と変わる時代に生きのびてきた知恵とのことです!

●母音を伸ばす。歯のことを、はあ~と言ったり、かんにんえ~など

●さんをつける。お豆さん、お揚げさん、お寺さんなど 

全国に広まった御所言葉は「ごきげんよう、ごめんあそばせ、お冷、お白湯等

講師の中島先生は、すたれ行く京言葉を残したいと、京ことばの会のメンバーとして

活躍されています。 

言葉には、歴史があり、文化だ、ということが実感出来た講習会でした。


案内


講師の 京ことばの会 中島 さよこ氏
わかり易く楽しい講習でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿