工房八重の部屋

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五木寛之氏の講演 「今を生きる力」で力づけられる!

2011年03月18日 | Weblog
京都会館で、京都新聞が、今連載している 「親鸞 激動篇」を記念して、

五木寛之氏の 「今を生きる力」 の、講演がありました。

定員は2000人で満席でした。

今、地震、津波によって、東北は大変な被害を受けて、連日報道されています。

日本では、地震を避ける、安全な場所がありません。

少しは、講演を聞いて、参考になるかもしれない!と、出かけました。

五木寛之氏は、近年、生き方についての著書を色々と、著作しています。

心に残ったのは、戦後40年位は、復興を目指して、頑張ってきた時代いわば登りの

時代だが、景気も影ってきた近年は、いわば下山している時代で、

登っていた時代は、前向き思考で良かったが、

下山の時代は、下向き思考で、泣き、嘆き、苦しみを語り、向き合い、

悲しみにも向き合うことで、客体化し、悲しみ、苦しみなどを乗り越えられる!

戦争の無い現在、年間3万人を超える人達が、自殺していることは、日本の歴史では

今までなかったことです! 雪国で、重い雪から、枝を守るために、雪つりが

行われているが、柳のように細い枝では、しなやかなので、雪を振り落として

折れることがない! 心をしなやかに、柔らかくして、しなって生きることが、

今の時代には、折れずに、生きていける! 五木氏の話を聞いて、 私自身も、

自分の人生を返り見て、登っていた時代は、努力して、必死な時代だったかもしれない!

折り返し地点も過ぎ、残された人生は、あと何年という世代になり、

行き着く先は、人生の終わりで、下山の世代ですが、今は、穏やかで、平穏な年月で、

生きていることに感謝し、幸せと感じています。 

今を、あるがままを受けいれ、自然体で、しなやかに生きたいものです!

今の大変な時代、今までに困難を乗り越えてきた、日本人のエネルギーを信じたい!



講演のあった京都会館 2000人の定員で、満席でした。


会場  講演中は写真撮影禁止でした。







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