工房八重の部屋

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得浄明院(華頂宮御殿跡)京の冬の旅11年振りの公開

2013年01月14日 | Weblog
得浄明院は華頂宮御殿跡とのことです。

知恩院の北にあり、同じ名前の華頂高校、短大、大学が門内にありました。

1911年(明治44年) - 浄土宗総本山知恩院が宗祖法然上人の700年遠忌を記念して、

「華頂女学院」を開校し、現在に到っているとのことです。

得浄明院は、信州善光寺大本願の京都別院で、本堂には善光寺本尊・

一光三尊阿弥陀如来の分身が祀られており、参拝しました。

開山は明治27(1894)年。

信州善光寺大本願第117世であった誓円尼が、京都の人々も善光寺如来と結縁できるよう

にと、発願した寺だそうです。

誓円尼は伏見宮邦家親王の王女で、兄弟の知恩院門跡、華頂宮尊秀法親王の御殿跡を

寺に定められました。 それで華頂宮御殿跡といわれるのですね!

本殿をお参りしてから、他の参拝客が、階段の下を下っていくので、

それについていくと、周りは、真っ暗です。

係りの方が「手を壁にそわせて、壁を伝いながら歩いてください!」 との指示!

真っ暗でなにも見えなくて、不安でしたが、出るためには、床下の戒壇を、闇の中で

一周するしかありません!

出口の明かり見えたときには、ほっとしました。

板壁にある鍵を触り、念仏を唱えると、本尊と縁が結ばれる「戒檀めぐり」をすること

が出来ました。 

現当両益、減罪生善の功徳が、得られるますように!!

寺内には、寺宝や盆石など特別展示されていました。


外の門  門内には華頂短大などの校舎がありました





境内


境内


本殿


看板


看板の写真  一光三尊阿弥陀如来


看板による見所


椿





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