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工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

イランを観光しての感想

2020年01月02日 | Weblog
今回、11月27日からイランを観光しての感想は、これだけ歴史あり

世界遺産もある国が観光に力をいれていないのは、残念という気持ちです!

イランは石油や天然ガス、地下資源の豊富な国ですが、今の政府をになって

いる人達はイスラムのシーア聖職者達で、アメリカとは経済制裁を受けて

物価はあがり、庶民の生活は苦しい現状です!

私がパリに留学していた若き時代にイランの学生たちと知り合いました!

その当時はイラン革命が起こる時代でした!

1978年1月から始まった「イラン革命」。これによってパフラヴィー国王の独裁体制下にあったイランの

「王政」が廃止され、「イスラム共和制」が樹立されました。

単なる独裁政権の打倒ではなく、イスラムの教えに基づいた国づくりが目指されたことから、

「イスラム革命」とも呼ばれています。

革命の指導者となったのは、イスラム教十二イマーム派の最高指導者ルーホッラー・ホメイニと、

彼を中心とするイスラム法学者たちです。

日本の報道では「パーレビ国王」と呼ばれていた、国王のモハンマド・レザー・シャーは国外追放され、

フランスのパリに亡命しました。

「イラン革命」には3つの大きな特徴があります。まず1つ目が、

「民衆革命」であること。2つ目が米ソ冷戦の最中にありながら、

アメリカとソ連のいずれにも依存しない「中立」を堅持したこと。

そして3つ目が、イランの伝統宗教である「イスラム教」への回帰を目指したことです。

革命後は法学者が政治を統治し、イスラム法が絶対的なものとされました。

議会は選挙で選ばれるものの、最高指導者は行政・司法・立法の上に立つ存在とされ

、軍の最高司令官を兼任します。任期はなく、終身制で

2019年現在は、アリー・ハメネイが第2代最高指導者を務めています。

今、世の中は世界の各国と親密なコミニケーションをもたなくては

自国の利益が保たれません! イランはアメリカから経済制裁を受けて、経済は悪化をたどる

一方だとか! 

今のように聖職者が政治をしている状態だと、経済状態はますます悪くなる一方とのことでした!

先日から石油が50%値上がりにて、デモした人々を鎮圧して100人の死者が出た

事件も、今の政府の在り方に不満が爆発したからとのことです!

観光客としてイランに短期滞在しましたが、危険はまったく感じなくて、

人々の温かい歓迎ぶりが、心に残りました!

将来、イランにも平和な生活が訪れることを願っています!

イスファアハン広場で休憩して、ベンチに座っていたら、2人のおばうさんに

イラン語で話かけられ、2人の可愛い高校生のお嬢さんから「すぐそばのスーパーに

美味しいお菓子売っているので、一緒に行きましょう!」と誘われ、

また3人づれの女子学生、たぶん高校生から「一緒に写真撮りましょう!」

と言われたり、今まで世界各地を旅行してきましたが、こんなに旅行者に

フレンドリ―な国はないのでは!と感じました!

イランが将来、政治にたけた、政治家に運営され、経済がよくなることを願っています