工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

中国西安の兵馬俑は一万体まだ発掘が続いている。青龍寺は空海が学んだ寺

2011年05月30日 | Weblog
西安の兵馬俑はよくテレビでも、おなじみですが、実際に見て、2000年前に

これだけの物が造られたのに、感嘆!

兵馬俑は泰始皇帝陵から1,5キロの所に造られ、始皇帝の陵墓を守るために

製作された兵士や、軍馬の等身大の陶器で、1974年に井戸を掘っていた農民によって

偶然発見されていた。 1号抗、2号抗、3号抗が公開されて、見学が出来る。

殉死制度のあった時代に、人間に代わって陶製の人形を殉死品とすることから、

人類文明の進歩を窺うことができるとのことですが、始皇帝陵や兵馬俑を作った技術者は

完成後、秘密を守るために、3000人が殺されたとのことでした。

見ごたえがあったのが、青銅製の4頭建ての始皇帝が使った馬車数台でした。

これだけのものが、2000年前に造られた技術に、中国の歴史の凄さを感じました。

小雁塔や、西安博物館、青龍寺、を見学。

今、西安では花博が開催され、中国各地からの観光客が多く、

色んなイベントが開催されています。

大道り公園のような場所に、いろんなイルミネーションが設置され、多くの

観光客が、夜の散歩を楽しんでいました。



1号抗は、発掘現場に屋根をつけた建物で覆われている


1号抗
最大の一号坑は長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートル、総面積14260平方
メートル、兵馬俑の数は約六千体、二号坑は6000平方メートル、俑の数は千体余り
兵馬俑はこの場所の付近の粘土を材料にして、彫刻などの手法を施し、
最後に窯に入れて焼いて作られた。


兵隊俑の平均身長は180センチ、上半身は空洞だが下半身は空洞ではない。
顔の表情はそれぞれ異なり、身分により服装もまちまちでだが、
共通しているのは、いずれも手に武器を握っていることだ。


顔が1体1体違う!


周りに通路あって下を見下ろして見学


もとは彩色されていたが、一部の俑にはまだ色彩が残っている。


一号坑は今なお発掘を続けているが、中は土掘によって区切られ、上に丸木を掛け、
その上にゴザを敷き、表は2メートルの土で覆われている。
前衛部隊とその四方に立っている警備隊に守られ、主力軍は38列に分けられ、
東に向かい整然と列を組んでいる。


三号抗の建物


三号坑は500平方メートル、俑の数は58体に過ぎず、規模が一番小さいが、
地下軍の司令部に当たる。


発掘された状態


兵馬俑


銅車場館


青銅製の馬車


4頭だて


陶製の馬
馬の高さは1.5メートルで西域の大宛の馬に似て、足が速いと言われている


まったく壊れない状態で、発掘された俑が展示されている。


武官の身分の俑は穏やかな表情


微笑んでいる武官


ポーズをとっている武官


青龍寺門
著名な「入唐八家」のうち、六名の僧侶がここで仏教を学んだ。
最も有名なのは空海である。空海はここで恵果法師を師として、
密宗を伝習した。1981年、日本仏教界は、青龍寺の境内に、
空海記念堂と空海記念塔を建立した。



青龍寺の庭


ゼロの石塔
四国88ヵ所の最初の寺にあたるとのことです。


回廊


空海の記念碑


小雁塔
高さ43.3メートルの塔で、薦福寺の境内に建っている。
大雁塔と比べて小さいことからこの名がついた。
薦福寺は、684年、則天武后が高宗の崩御百日忌に、その冥福を祈るために、
創建した寺であるが、現在は寺院建築は残されていない。
当時の塔は15階建てであったが、地震で二階部分が崩れ、
現在では13階建てになっている


西安博物館の内部


池と橋


街並み


国立美術館見学と思いきや?


色彩入りの水墨画


堪能な日本語で絵の説明する国家公務員の担当者。
中国の国立美術館は、現代の商品を売るマーケットで、
西安の場合、青磁や玉の商品を、「送料込みで4ケで25万円で、お得です」と
売り込み、私達のツアーで4組位? 100万円位?を売りました! 凄腕!
中国の国家公務員が、自らセールをする、中国の商魂の逞しさに脱帽!


夜のライトアップされた建物


8本の柄が次々と変わる不思議な柱


塔がダイア柄から次々と変化していく


幾何柄に変わった


炎のなかの龍に変わった




初日の夕食は、中華風しゃぶしゃぶ


2日目の昼食は、3種類も「麺料理」


2日の夕食は、餃子の名店の「徳発長」


中は中国人で満席! こういう店は絶対に美味しい


15品の色々な餃子を食べる西安名物「餃子宴」
おいろんな餃子を15種類堪能した! 美味しかった!絶品でした!