2017/08/22(火曜日) 晴れ
320MHzを110MHzに変換するコンバータが具合悪くなってしまった。
先日までは322.2MHzのエアーバンドを110MHzを受信する超再生受信機で
よく聞こえていたのに、もっとよく聞こえるようにしようとあれこれいじくりまわして
いるうちに調子がわるくなり全然聞こえなくなってしまった。
オイらの工作ではよくあることだけどね・・・・・
具合が悪くなってしまったダウンコンバータ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/66/fef1d5d9049f74914bbc4011486e6cbd.jpg)
コンバータはもう一つある。
これは短波放送を100MHz付近に変換するもので結構調子よく動作している。
そこで今日はこのコンバータのLOC周波数を変えて320MHzを100MHz付近に
落とし、SDRドングルルで受信してみる実験をしてみた。
今日は市内にある航空自衛隊基地の飛行機も飛んで(今までお盆休みのせいか、飛ばなかった)
コントロールタワーと自衛隊機の交信を聞くことができた。
コントロールタワーと自衛隊機の交信はPCレシーバでモニタする。
コンバータ出力はSDRドングルで受信しHDSDRで表示する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/52/46c92f8b67999850cd595c74fa79b9b4.jpg)
LOCのコイル巻き数を2回にして200MHz帯を発振させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ec/1a986ce17b898c4faa2894f646f04a4b.jpg)
これで322.2MHzを100MHz付近にダウンさせられるはずだ。
変換された100MHzをドングルで受けてHDSDRで確認してみた。
コントロールタワーと自衛隊機の交信は結構頻繁に行われた。
PCレシーバはそれを受信してバンドスコープにシグナルを表示する。
(黄色のフラグ。 音声は絞ってある。)
それと同時に変換された100MHzシグナルがHDSDRのスペクトラム窓に表われるわけだが
全然表示されない。
その様子を動画でご覧ください。
コンバータでは322.2MHzとLOCの220MHzを混合してその差の102.2MHzと
和の542.2MHzの信号を作り出しているはずだ。
542.2MHzのシグナルはどうなんだろうか?
このテストでは「和」の成分の542.2MHzのスペクトラムが表示された。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
今まで、320MHzを110MHzにダウンしてもどうしても信号が聞こえなかった原因が
何なんだかわからなかったが、どうも周波数混合の「差」の周波数が出てきてないらしい。
どうしてこうなるのかはわからないが、少しは様子が分かったようだ。