何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

局発(LOC)のVFO化は失敗だった

2017-08-01 12:44:09 | 電子工作


2017/07/30 (日曜日) 曇り


ワンセグチューナーを利用したSDRドングルで短波放送聞くためのアップコンバータと
100MHz~150MHz超再生受信機で320MHzエアバンドを聞くための
ダウンコンバータを工作して一応なんとか動作して目的は達せられた。
しかし、それは聞こえることは聞こえた・・・・というレベルで満足できるものではない。

何とか感度を良くしたい・・・いろいろな放送を受信してみたい・・・

己の工作技量レベルも考えずにあれこれと実験(らしきこと)を繰り返した。

ある日、YAHOOオークションで小型バリコンを見つけた。
容量は9pF~30pFの4連バリコンだ。
画像をみると回転軸は2重で微調整機構になっているみたいだった。
値段も安い。
そうだ、これを使ってLOCをVFOにしてみよう・・・・
というわけで「即決価格」で落札した。



既存の穴にネジを切ってそれにネジ(2.6mm)で固定することにした。



バリコン回転軸は直径2.8mmぐらいで細くてそのままではつまみが取り付けられない。
軸とつまみの間にカラーを嵌めて固定する工作をした。







バリコン羽回転軸に指針を取り付けて回転角度がわかるようにした。



コンバータのLOCを取り外してバリコンに取り付けてVFOにしてみた。


バリコンを回せばいろいろな周波数に設定できる(はずだったのですが・・・・)






まぁ、何とか聞こえることは聞こえたが調整が大変。
それにVFOのダイヤルつまみから手を離すと発振周波数が大きく変化してしまうので
何が何だかわからないような状態になってしまう。


ダメだ・・・これは失敗だ。
コンバータを、また元の状態に戻した。




200MHzという高い周波数をいい加減なダイヤルで変化させて放送局を選択するのは
至難の業だ。
やっぱりLOCは固定にしておいて放送局の選択はSDRで行う方が良い。
やれやれ、何だか骨折り損のくたびれ儲けだった・・・・




コメント (2)
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