何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

久しぶりの走航会に参加するための準備

2017-08-26 08:33:54 | エンジン工作

2017/08/25(金曜日) 晴れ


工作友人から模型ボートの走航会参加のお誘いをいただいた。
昨年暮れに行われた走航会に参加したのが最後なので約9か月ぶりになる。
その間、マイ・ボートはビニールシートを被って軒下で眠ったままだったので
うまく動くかちょっと心配だった。
早速、作業場を準備して点検を始めた。

9か月ぶりに眠りから覚めたマイ・ボート。 



作業場に置いてボイラーやエンジンを取り外して点検する。



ボートから降ろしたボイラー。 


配管の状態をチェック。 問題なしだ。



燃焼テスト。 燃焼室はきれいで燃焼も問題なし。 周りが明るくて青い炎は写っていない。



漏れ水を受ける四角皿台からエンジンを取り外した。


エンジン調整台に乗せてクランクケース内の点検を行う。



クランク軸を回してみると何だかガタがとても大きいようだ。 軸受けが減ったのかな?



この軸受けはプラスチック製のオイルレスのものだ。
工作を始めた頃は黒い色をしたプラスチック製のものを使っていたのだが、
この赤色の軸受は肉厚があって丈夫そうなので使っている。
余裕を持たせるためか、もともとちょっとガタが大きかった。

仕様では耐熱温度が80℃になっているのでスチームエンジンで使用するのは
可哀そうなのかもしれない。

そんなガタが大きな状態を動画でご覧ください。




取り外した軸受と未使用の軸受の比較。 
軸の太さは3mmφ用だが見た目でも擦り減っているのがわかる。



新しい軸受を半分に切って(分割して)嵌めた。


上側の半分を被せて止め金具で締め付ける。



軸受交換後のガタの様子を動画でご覧ください。




同じような構造でクランク・ピンの軸受もプラスチック(黒)を使っている。
これ摩耗が心配だったがこちらはガタはほとんどなかった。
黒い色の軸受の方が熱に強いのかな?


次はボイラー・安全弁の調整だ。 一応2.2気圧ぐらいで開くようにした。
しかし、その動作はダラダラ・・・と開き始め、ダラダラ・・・と閉じていくので緩慢な動きだ。



これで調整は終わったのでエンジンを実際に動かしてみた。

無負荷回転テストでは2400rpm、発電電力チェックでは2Wオーバーを発電した。


そのテストの様子を動画でご覧ください。




ボイラーの動作もエンジンの動作もOKなので船体へ戻した。
そして最終動作テストを行った。

その様子を動画でご覧ください。




さぁ、日曜日の走航会ではどんな走りをしてくれるだろうか・・・・・
でも、オイらの工作は「昨日までは調子よかったんだけど・・・」ということがある。
だから明日になってみないとわからない。







コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする