何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

超再生受信機が故障してしまった

2017-08-30 18:56:23 | 電子工作


2017/08/24(木曜日)晴れ

320MHzのミリタリ・エアバンドや10MHz付近の短波放送を
110MHzに変換して超再生受信機で聞いてみようとコンバーターの
工作をしているのだが思うようにいかず手こずっている。
そうこうしているうちに主役の超再生受信機が壊れてしまった。


狭い机の上に作業台を置いて工作している。



工作中のコンバータは思うようには作動せず、目的の変換ができない。
そこでコンバータ出力に110MHzに同調するコイルを入れてみたが・・・・


110MHzの同調コイルをいれてもダメ。
かえって何も聞こえなくなってしまった。
超再生受信機からはザー、ザーという超再生ノイズが聞こえるばかりだ。

あれ!? おかしいなぁ、アンテナを繋いでもエアバンドが聞こえないよ・・・

そんなノイズだけが聞こえる受信状況をご覧ください。




超再生ノイズが出ているので超再生回路は一応動作しているのだろう。
とすると、広帯域アンプが怪しい・・・・
この広帯域アンプは中華製で850円。 ゲインは30dBと書いてある。
自作するよりよっぽど安い。
でも電源電圧が何ボルトなのかはわからないのが問題だった。
電圧を徐々に上げながらゲインを測っていって30dBになるときの電圧は7Vぐらいだった。
超再生受信機の電源と同じ9Vにすると40dBのゲインがあった。
アンプに流れる電流は約30mAだった。
まっ、ゲインが大きい方が良いのと電源が簡単になるので9Vで動作させていた。



 
50KHz~300MHzの範囲をスイープして入力し出力を測定するNWT-150でアンプの
動作を確認してみた。




何だかおかしな特性が表示された。


詳しくみてみるとアンプではなく、減衰器になっていた。



アンプに流れる電流も50mA近くあり、正常時の倍ぐらいが流れていた。



広帯域アンプが壊れてしまったんだ。
壊した原因は何だろう?
供給電圧(9V)が高すぎたんだろうか?
それともコンバーターから過大な入力が加わったのか?
(LOCの発振出力はかなり大きいかもしれない)

まっ、いずれにしろ広帯域アンプは交換しなくてはならない。
それはまた別の日に実行しよう。




コメント (4)
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