2017/08/06(日曜日) 薄曇り(時々晴れる)
今、SDR(Software Dfined Rdio)工作にはまっている。
ラジオとなるハードウェアをパソコン等にインストールしたソフトウェアで制御して
ラジオ放送を受信するというものだ。
SDRはずーっと以前からマニアの間には広まっていて一時は大ブームになったとか・・・
「アンテナ(情報収集能力)」の低いオイらはそんなことも知らずにいたがつい最近、
このSDRのことを知ったばかりだ。
ハードウェアには高機能なもの、高級なもの、廉価なものなどいろいろあったが、
うまく動かせるかどうか不安があったので、安価なものを購入した。
これはヨーロッパの地デジ・ワンセグやFM放送を受信するための中華製のチューナで
ネット・ストアーで1000円ぐらいで売っている。
これなら動かせなくて放り投げても平気だ。
このチューナをパソコンに接続してソフトウェアで制御してラジオ(SDR)として放送を
聞くのだが、地デジTV、FM放送が相手だから普通のラジオ放送など周波数の低いものは
受信できない。
そこで中波や短波の放送を聞くためにはその電波をこのチューナが受信できる高い周波数に
変換する「コンバータ」が必要になる。
これも高性能なものが手頃な価格で販売されているが、「何でも作ってみる実習生」だから
工作してみることにした。
でも、コンバータなんて工作するのは初めてのこと、あれこれ試行錯誤を繰り返してやっと
こんなものができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/90/be4e1c4aaccd1b7c09d81b1d91781429.jpg)
アンテナから入ってくる中波や短波放送の電波をコンバータのLOC(ローカル発振器)が
発生する100MHzの電波と混合して受信した電波より100MHz高くなったものを
チューナに送り込み、パソコン上のソフトウェアが信号を取り出して放送を聞くことが
できるというわけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/49/0852f5d9e0df0ed8ec731763bef43a2c.jpg)
何とか短波放送を聞くことができた。
多分放送出力が大きな某国の宣伝放送だろう。
でもオイらは放送内容はどうでもいいんだよ・・・
電波が受信できればいいんだからね。
そんな実験の様子を動画でご覧(お聞き)ください。
今度は感度がよくなるように調整してみよう。
そしていずれはケースに入れてあげよう。