( 鎌倉・長谷寺 )
夏日陰御身寄せ合ふ地蔵尊 (長谷寺,地蔵尊)
今回の鍛錬会の吟行では今まで以上に多く句を詠む事ができた。
普段の吟行句会なら投句締め切りまで句作をしているのに、なにを出したらいいのか迷うほど・・こんなことは滅多にない。 良い緊張と集中できていたのかも知れない。
句会に投句した以外の句を推敲不足ながら掲載してみます。是非ご意見を。
竹秋の風幽かなりまわり堂 (輪蔵を回す機会を得る)
おがたまの匂ひ輪蔵まはるたび
蟻の列仏足石を渡りけり
おがたまの花
甘いフルーツの匂いがします。漢字で書くと招霊の花。なるほど輪蔵の脇に
咲くはずです。
おがたまの匂いが輪蔵を廻るたびになんて素敵です。まわり堂の後ろの竹秋も見ましたが私には作れませんでした。お上手ですね。蟻のお句は、下五が他にも色々と考えられるかな・・・なんちゃって妄言多謝(どこかで聞いたような・・)投句ハガキにも迷わず書けて良いですね!!またご紹介ください。
皆さんに喜んで頂けた様子、良かったです。
ケイちゃんのお句も感性豊かでどれも素晴らしかったですね。
拙句の下五。原句では「巡りけり」でしたが、どうも仏足石との関わりで輪廻が暗喩になるような気がして「渡りけり」としてしまいました。安易でしたね。
また推敲してみますね。アドバイスありがとうございました。