5月 21日

2010-05-20 23:51:30 | Weblog

          ( 鎌倉・長谷寺 )

 

         夏日陰御身寄せ合ふ地蔵尊       (長谷寺,地蔵尊)

 

今回の鍛錬会の吟行では今まで以上に多く句を詠む事ができた。
普段の吟行句会なら投句締め切りまで句作をしているのに、なにを出したらいいのか迷うほど・・こんなことは滅多にない。 良い緊張と集中できていたのかも知れない。
句会に投句した以外の句を推敲不足ながら掲載してみます。是非ご意見を。

 

        竹秋の風幽かなりまわり堂      (輪蔵を回す機会を得る)
        

        おがたまの匂ひ輪蔵まはるたび


        蟻の列仏足石を渡りけり

 おがたまの花 
 甘いフルーツの匂いがします。漢字で書くと招霊の花。なるほど輪蔵の脇に
 咲くはずです。


       

 

 

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2 コメント

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長谷寺 (ケイ)
2010-05-22 05:11:05
おはようございます! どのお句も、句会できっと沢山名乗れたのではないでしょうか?
おがたまの匂いが輪蔵を廻るたびになんて素敵です。まわり堂の後ろの竹秋も見ましたが私には作れませんでした。お上手ですね。蟻のお句は、下五が他にも色々と考えられるかな・・・なんちゃって妄言多謝(どこかで聞いたような・・)投句ハガキにも迷わず書けて良いですね!!またご紹介ください。
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悩みました。 (ころころ)
2010-05-22 12:29:06
大変お疲れさまでした。
皆さんに喜んで頂けた様子、良かったです。
ケイちゃんのお句も感性豊かでどれも素晴らしかったですね。
拙句の下五。原句では「巡りけり」でしたが、どうも仏足石との関わりで輪廻が暗喩になるような気がして「渡りけり」としてしまいました。安易でしたね。
また推敲してみますね。アドバイスありがとうございました。
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